美容師「強いてどちらか選ぶなら…」 『高温で一瞬』vs『低温でじっくり』髪にやさしいのはどっち?
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監修・取材協力美容師
岡田充
美容室Affinityの美容師。Affinity 代表 20年経験を経て2024年大阪府茨木市で開業。
年齢による髪のお悩み(エイジングヘアケア)白髪、うねり、ヘアダメージ、ハリ、コシ、ツヤを取り戻し健康的な髪を保つためのヘアケアや、なるべく髪のダメージを抑えての施術を得意とする。
LUIS FIELD
株式会社LUIS FIELDは、元警察官の代表が、皆様の人生が今よりも少し豊かになる情報をお届けしたいという想いから立ち上げた会社です。
日本各地にさまざまな人生経験を持つライターが所属し、多様なメディア様で活動でさせていただいております。
『grape』では、主にライフハック記事を中心に制作し、読みやすく分かりやすい記事をお届けします。

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毎朝のスタイリングにヘアアイロンを使用している人もいるでしょう。
高温でサッと済ませるのがよいのか、あるいは低温で時間をかけて当てるのがよいのか、迷ったことはありませんか。
「少しでも髪へのダメージを減らしたい」と試行錯誤している人も多いはずです。
ヘアアイロンの温度設定や使い方について、美容師の岡田充さんにうかがいました。
実は、温度設定と同じくらい大切な『ダメージを左右する鍵』もあるそうですよ。
髪が傷まない温度設定とは?
そもそも、温度設定によってダメージにどのような違いが出るのでしょうか。
――『高温で一瞬』と『低温でじっくり』、どちらのほうが髪は傷みにくいのでしょうか?
結論からいうと、どちらも髪にダメージを与えるリスクがあります。
強いてどちらか一方がマシかを選ぶのであれば、高温で一瞬のほうが、まだダメージは抑えられるといえるでしょう。
――どちらもリスクがあるのですね。髪が傷みにくい方法はあるのでしょうか?
自分の髪の状態に応じた『適正な温度』で、サッと一度で通すのがもっとも傷みにくい方法です。
温度が低すぎても癖が伸びずに何度もアイロンを当てることになり、摩擦によるダメージが増えてしまいます。
逆に高すぎる温度だと、髪のタンパク質が焼けてしまうため注意が必要です。
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――髪質や部位によって、おすすめの温度を教えてください。
髪の状態によって、以下のような設定を目安にしてみてください。
・健康な髪、太い髪、癖が強い髪:160~180℃
・細い髪、ダメージがある髪:140~150℃
・前髪、毛先などの繊細な部分:110~130℃
前髪や顔周りは毛が細く、ダメージを受けやすいため、全体よりも低い温度で優しく扱うのがポイントです。
もし自分の髪質が分からない場合は、まずは低温から始めて、癖の伸び具合を見ながら少しずつ温度を上げていくのが安全なのだそうです。
――アイロンを使う際、絶対にやってはいけないことはありますか?
濡れたまま、あるいは乾ききっていない髪にアイロンを当てるのは絶対に避けてください。
髪に水分が残っている状態で高温のプレートを当てると、水分が爆発するように蒸発する『水蒸気爆発』が起こり危険です。
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――髪を完全に乾かしてから使うのが鉄則なのですね。
その通りです。ヘアアイロンによるダメージを防ぐためには、熱、摩擦、水分の3つをコントロールすることが大事です。
・適正な温度(熱)で。
・何度も同じ場所に当てず(摩擦)。
・完全に乾いた状態で(水分)。
これらを意識するだけで、髪の傷み方は変わりますよ。
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正しい知識で、毎日をもっと美しく
ヘアアイロンは、使い方次第で強い味方にも、髪を傷める原因にもなります。
「自分の髪には何度が適しているのか」を、一度プロに相談してみるのもよいかもしれません。
髪質は人によってまったく異なります。一度、担当の美容師に自分のベストな温度を聞いてみるのが一番の近道ですよ。
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プロ直伝のアイロンの温度設定。明日からのスタイリングに取り入れて、ダメージを恐れずに理想のヘアスタイルを楽しんでみてはいかがでしょうか。
[文・取材/LUIS FIELD 構成/grape編集部]