デヴィッド・ボウイ、グラミー賞音楽部門で初受賞 ファンに向けた”最後のギフト” By - grape編集部 公開:2017-02-13 更新:2017-02-13 グラミー賞デヴィッド・ボウイ動画 Share Post LINE はてな コメント アメリカ現地時間2017年2月12日、第59回グラミー賞受賞式が開催され、2016年1月にこの世を去ったデヴィッド・ボウイさんが5部門で受賞を果たしました。 音楽部門では初の受賞 対象となった作品は、デヴィッド・ボウイさんが亡くなる数日前にリリースされたアルバム『Blackstar』と、同タイトルのシングルです。 デヴィッド・ボウイさんは、同作で下記の5部門を受賞。 最優秀ロック・ソング 最優秀ロック・パフォーマンス 最優秀オルタナティブ・ミュージック・アルバム 最優秀アルバム技術賞(クラシック以外) 最優秀レコーディング・パッケージ 1985年には『最優秀短編ミュージック・ビデオ』を受賞し、2006年には『特別功労賞生涯業績賞』が贈られているデヴィッド・ボウイさんですが、グラミー賞の音楽部門では、初めての受賞となりました。 ファンに贈った『ギフト』 初受賞を果たした『Blackstar』リリース後、同アルバムのプロデューサーであるトニー・ヴィスコンティさんが明かした制作エピソードは、当時ファンの心を大きく打ったことでも話題を呼びました。 トニーさんによると、同作はデヴィッド・ボウイさんがファンに贈った『最後のギフト』だったのです。Facebookで公開された、実際のメッセージがこちらです。 He always did what he wanted to do. And he wanted to do it his way and he wanted to do it the best way. His death was…Tony Viscontiさんの投稿 2016年1月11日 彼はいつもしたいことをしていました。彼が思うベストな方法で、彼なりのルールで。 自分の『死』ですら芸術作品にした彼は、『Blackstar』を私たちに向けた別れのギフトとして制作しました。そのことを私は1年前から知っていましたが(心の)準備はできていませんでした。 彼は愛と活力に満ち溢れた素晴らしい男性でした。彼はこれからもいつだって私たちと共にいるでしょう。そして今は泣いていい時です。 Tony ViscontiFacebookより引用(和訳) 死してなお、その名を音楽業界に轟かせ続けるデヴィッド・ボウイ。彼の功績と、類まれなる才能は、今後も語り継がれていくことでしょう。 [文・構成/grape編集部] 出典 David Bowie - Blackstar/Tony Visconti Share Post LINE はてな コメント
アメリカ現地時間2017年2月12日、第59回グラミー賞受賞式が開催され、2016年1月にこの世を去ったデヴィッド・ボウイさんが5部門で受賞を果たしました。
音楽部門では初の受賞
対象となった作品は、デヴィッド・ボウイさんが亡くなる数日前にリリースされたアルバム『Blackstar』と、同タイトルのシングルです。
デヴィッド・ボウイさんは、同作で下記の5部門を受賞。
1985年には『最優秀短編ミュージック・ビデオ』を受賞し、2006年には『特別功労賞生涯業績賞』が贈られているデヴィッド・ボウイさんですが、グラミー賞の音楽部門では、初めての受賞となりました。
ファンに贈った『ギフト』
初受賞を果たした『Blackstar』リリース後、同アルバムのプロデューサーであるトニー・ヴィスコンティさんが明かした制作エピソードは、当時ファンの心を大きく打ったことでも話題を呼びました。
トニーさんによると、同作はデヴィッド・ボウイさんがファンに贈った『最後のギフト』だったのです。Facebookで公開された、実際のメッセージがこちらです。
死してなお、その名を音楽業界に轟かせ続けるデヴィッド・ボウイ。彼の功績と、類まれなる才能は、今後も語り継がれていくことでしょう。
[文・構成/grape編集部]