停電後は要注意!地震後の火災が起きる理由に「ゾッとした」「気を付けたい」 提供:パナソニック株式会社 エレクトリックワークス社 By - grape編集部 公開:2021-12-21 更新:2021-12-28 地震災害対策 Share Post LINE はてな 多くの人にとって、人生最大の買い物になるであろう『マイホーム』。 結婚や出産、子供の就学など、さまざまな節目での大きな決断となるでしょう。 「でも災害が起こった時が怖いなあ…」 ※写真はイメージ このような不安を持つ人も多いのではないでしょうか。 地震大国である日本では、大きな地震がいつどこで起こってもおかしくありません。 大きな地震が起きると、まずは揺れにより、家屋やビルの倒壊などが発生する恐れがあります。 そして地震の後には、火災や、ライフラインの寸断などの二次災害の危険も。 マイホームを購入する際、多くの人が耐震性について調べ、建物の倒壊には備えているでしょう。しかし、二次災害についても、備えはできているでしょうか。 あなたはできてる?知らないと危ない『地震の時の常識』とは 突然ですが、クイズです! 大きな地震が起きた際は、安全な場所に避難をする必要があります。 Q.避難をする際、家の電化製品はどのようにすればよいでしょうか。 ①何も触らず、そのままにしておく。 ②すべての電気製品のスイッチを切ってまわる。 ③家の電気をまとめて管理している『分電盤』のブレーカを切る。 大きな地震が発生すると、揺れによる断線などの影響で、停電が起こる可能性があります。 ①、②の状態では、停電から復旧した時に、揺れにより倒れた電化製品や、破損したケーブルなどが火元となり、電気火災の一種である『通電火災』が発生する恐れがあるのです。 ※写真はイメージ そのため、避難の際には、ブレーカを切っておくことが必要となります。 よって、正解は…③です! 実は、地震が発生した際の火災の原因は、通電火災がもっとも多いのです。 2011年に発生した『東日本大震災』においても、原因が特定できている火災のうち、半数以上が通電火災を主とする、電気によるものでした。 出典:『大規模地震時の電気火災の発生抑制に関する検討会』(内閣府)の数値をもとにグラフを作成 「でも、いざ大地震が来たら、ブレーカを切る余裕なんてなさそう…」 「そもそも、地震の時に、家にいなかったらどうすることもできない」 災害時などの急を要する状況では、当然このような考えがあるでしょう。 そこで、『感震ブレーカー』を備えておく必要があるのです! 感震ブレーカーって何? 感震ブレーカーは、震度5強以上の地震が発生した時に、分電盤の主幹漏電ブレーカを自動で切って、電源をストップしてくれる機器。 新築・既築を問わず、家庭の分電盤に直接設置できるものがあるそうです。 ブレーカを切り忘れてしまった場合や、自宅に不在の時の地震で、「自宅や、思い出の品が、火災で燃えてしまったら…」とハラハラするのは嫌なもの。 感震ブレーカーを設置していれば、そんな不安も軽減できるでしょう。 感震ブレーカーには、大きな揺れを感知してから電源を遮断するまで、数分間の猶予が設定できる商品があります。 夜中の地震だった場合、急にブレーカが落ちて真っ暗になったら、手元が見えずにパニックになってしまうかもしれません。 猶予時間があれば、その間に懐中電灯などの光源を準備できるので、冷静に避難行動ができそうですね! ※写真はイメージ 感震ブレーカーを設置する場合、自治体によっては、補助金制度を設けています。 支給額や条件などは、自治体により異なるため、詳しくはお住まいの市区町村のホームページをチェックしてみてくださいね! 地域ぐるみで導入する例も 住宅が密集するエリアでは、1戸でも火災があると、すべてに延焼してしまう恐れがあります。 大阪府茨木市の住宅販売会社、『株式会社リブ・ホーム』は、『クッキータウン三島丘』の137戸すべてに感震ブレーカーを設置しました。 阪神・淡路大震災、東日本大震災で、通電火災の怖さを目の当たりにした経験により、安全な街づくりへの強い想いがあったためです。 結果として、2018年6月18日、大阪府北部を震源とした、震度6弱の地震が発生した際、感震ブレーカーが正常に作動し、大きな被害に至らずに済みました。 普通に暮らしていても、きちんと備わっているのが理想の状態。 だからこそ、感震ブレーカーの設置は自宅だけではなく、安全な街づくりのためにも重要なのですね! ※写真はイメージ 大切な家を守るために 地震を始めとした、自然災害はいつどこで起こるか分かりません。 完全に防ぐことは難しくても、災害に備えることで、被害を減らすことはできるでしょう。 ご紹介したように、住宅販売会社が事前に取り付けているケースもあるので、 マイホームを購入する際は、耐震性能だけでなく、『感震ブレーカーの有無』についても、必ず確認するようにしましょう! 大切な家や、ものを失わないために、感震ブレーカーが、当たり前の世の中になっていくとよいですね。 より詳しく知りたい人は、こちらのウェブサイトをチェックしてください! 『感震ブレーカー』の詳細はこちらから [文・構成/grape編集部] Share Post LINE はてな
多くの人にとって、人生最大の買い物になるであろう『マイホーム』。
結婚や出産、子供の就学など、さまざまな節目での大きな決断となるでしょう。
「でも災害が起こった時が怖いなあ…」
※写真はイメージ
このような不安を持つ人も多いのではないでしょうか。
地震大国である日本では、大きな地震がいつどこで起こってもおかしくありません。
大きな地震が起きると、まずは揺れにより、家屋やビルの倒壊などが発生する恐れがあります。
そして地震の後には、火災や、ライフラインの寸断などの二次災害の危険も。
マイホームを購入する際、多くの人が耐震性について調べ、建物の倒壊には備えているでしょう。しかし、二次災害についても、備えはできているでしょうか。
あなたはできてる?知らないと危ない『地震の時の常識』とは
突然ですが、クイズです!
大きな地震が起きた際は、安全な場所に避難をする必要があります。
Q.避難をする際、家の電化製品はどのようにすればよいでしょうか。
①何も触らず、そのままにしておく。
②すべての電気製品のスイッチを切ってまわる。
③家の電気をまとめて管理している『分電盤』のブレーカを切る。
大きな地震が発生すると、揺れによる断線などの影響で、停電が起こる可能性があります。
①、②の状態では、停電から復旧した時に、揺れにより倒れた電化製品や、破損したケーブルなどが火元となり、電気火災の一種である『通電火災』が発生する恐れがあるのです。
※写真はイメージ
そのため、避難の際には、ブレーカを切っておくことが必要となります。
よって、正解は…③です!
実は、地震が発生した際の火災の原因は、通電火災がもっとも多いのです。
2011年に発生した『東日本大震災』においても、原因が特定できている火災のうち、半数以上が通電火災を主とする、電気によるものでした。
出典:『大規模地震時の電気火災の発生抑制に関する検討会』(内閣府)の数値をもとにグラフを作成
「でも、いざ大地震が来たら、ブレーカを切る余裕なんてなさそう…」
「そもそも、地震の時に、家にいなかったらどうすることもできない」
災害時などの急を要する状況では、当然このような考えがあるでしょう。
そこで、『感震ブレーカー』を備えておく必要があるのです!
感震ブレーカーって何?
感震ブレーカーは、震度5強以上の地震が発生した時に、分電盤の主幹漏電ブレーカを自動で切って、電源をストップしてくれる機器。
新築・既築を問わず、家庭の分電盤に直接設置できるものがあるそうです。
ブレーカを切り忘れてしまった場合や、自宅に不在の時の地震で、「自宅や、思い出の品が、火災で燃えてしまったら…」とハラハラするのは嫌なもの。
感震ブレーカーを設置していれば、そんな不安も軽減できるでしょう。
感震ブレーカーには、大きな揺れを感知してから電源を遮断するまで、数分間の猶予が設定できる商品があります。
夜中の地震だった場合、急にブレーカが落ちて真っ暗になったら、手元が見えずにパニックになってしまうかもしれません。
猶予時間があれば、その間に懐中電灯などの光源を準備できるので、冷静に避難行動ができそうですね!
※写真はイメージ
感震ブレーカーを設置する場合、自治体によっては、補助金制度を設けています。
支給額や条件などは、自治体により異なるため、詳しくはお住まいの市区町村のホームページをチェックしてみてくださいね!
地域ぐるみで導入する例も
住宅が密集するエリアでは、1戸でも火災があると、すべてに延焼してしまう恐れがあります。
大阪府茨木市の住宅販売会社、『株式会社リブ・ホーム』は、『クッキータウン三島丘』の137戸すべてに感震ブレーカーを設置しました。
阪神・淡路大震災、東日本大震災で、通電火災の怖さを目の当たりにした経験により、安全な街づくりへの強い想いがあったためです。
結果として、2018年6月18日、大阪府北部を震源とした、震度6弱の地震が発生した際、感震ブレーカーが正常に作動し、大きな被害に至らずに済みました。
普通に暮らしていても、きちんと備わっているのが理想の状態。
だからこそ、感震ブレーカーの設置は自宅だけではなく、安全な街づくりのためにも重要なのですね!
※写真はイメージ
大切な家を守るために
地震を始めとした、自然災害はいつどこで起こるか分かりません。
完全に防ぐことは難しくても、災害に備えることで、被害を減らすことはできるでしょう。
ご紹介したように、住宅販売会社が事前に取り付けているケースもあるので、 マイホームを購入する際は、耐震性能だけでなく、『感震ブレーカーの有無』についても、必ず確認するようにしましょう!
大切な家や、ものを失わないために、感震ブレーカーが、当たり前の世の中になっていくとよいですね。
より詳しく知りたい人は、こちらのウェブサイトをチェックしてください!
『感震ブレーカー』の詳細はこちらから
[文・構成/grape編集部]