スウェーデン流イジメをなくす取り組み 「もっと早く知りたかった」の声
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親の立場でできること
親に対しては、教師と同じく大人というくくりで、以下のことを求めています。
教師と子どもだけで解決すべき問題ではなく、親もイジメに介入し、その責任を負うべきだとしています。そして、具体的に次のような行動が必要だと説きます。
良い手本になる
もし私たち大人が、ほかの誰かを尊重する姿を見せれば、それは子どもにも伝わります。反対に「誰かの悪口を言う」「誰かのせいにする」といった愚かな振る舞いをすれば、子どもも同じように振る舞うでしょう。
子どもと話す
学校や友達関係について子どもと話してください。ただし、建設的に。学校や教員、友人の親を蔑むような表現は控えましょう。あなたが学校に興味を持てば、子どもはもっと学校についてあなたに話すようになります。
学校と連携する
子どもの安全のためには学校との連携が不可欠。学校と連携すれば、家庭と学校がそれぞれの強みを生かして子どもを守ることができます。「面倒」などとは言わず、学校と連携してください。
イジメ対策を知る
学校がどんなイジメ対策をしているか知っていますか? もし「我が子がイジメを受けている」と感じたら誰に相談すべきか分かりますか? 日ごろから学校と連携していれば、何かあった時にどう対応すべきかが分かります。
保護者に求めているのは「大人として良い見本となること」「子どもと積極的に関わること」「学校と連携すること」です。学校に任せるといった無責任な姿勢ではなく、当事者意識を持って振る舞うことを強く求めています。
最後に、教師は学校という枠の中で、イジメとどう向き合うべきなのでしょうか?