スウェーデン流イジメをなくす取り組み 「もっと早く知りたかった」の声
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今、もっとも狙われやすいのは… 新しい犯罪傾向にゾッとする残念なことに、空き巣や強盗などの事件はなくならず、連日のようにニュースをにぎわせています。玄関前に監視カメラを設置するなど、防犯対策をしている人もいるでしょう。しかし、近年では犯行の手口や傾向に変化が起こっており、従来の対策だけでは不十分な可能性があります。

リンゴの形をしたキーホルダー 実はこれ…「もっと輪を広げたい」「素敵な活動」漫画家の、ずくなし黒岩(@kurokuroyuyuyu)さんがXに写真を公開。ねぷた絵を「なんとか残せないか、いろいろな人にこの美しさを伝えられないか」と、頭をひねり始めたのがきっかけで、2023年の秋頃からある活動を始めたといいます。活動の一環として完成させた作品とは…。
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教師の立場でできること
学校によって「できること」や「求められていること」は違うとしながらも、教師という立場で最初に行うべきは知ることだと強調しています。
そして、教師が行うべき行動を4つに分けて解説しています。
価値観を共有する
「平等」「差別の排除」「民主主義」といった学校の基本的な価値観を、教師のみならず親とも共有することが大前提。意識するのではなく、意識せずとも当たり前と感じるレベルでの共有が望ましい。
子どもも巻き込む
学校で起こっていることの専門家は子ども。当事者である子どもたちを巻き込まない限り、イジメは解決しません。責任は大人が持ちつつも、子どもがイジメ対策に取り組む意識を持つように導かなければなりません。
対応法を共有する
暴力はどんな時に起こるのか、そして起こってしまった時にどう対処すべきかを共有しなければなりません。教師全体はもちろん、親や子どもも含めた全員で共有するのが理想です。ガイドラインを作成するの効果的。
システム化する
長期的な視点を持ち、透明性の高い体制を整備して、イジメに対処する必要があります。誰が何に責任を持つのか、誰がどんなスキルを持っているのかを把握し、長い時間をかけてイジメに対応していく忍耐力を持つことが必要です。
スウェーデンのイジメ対策が、そのまま日本のイジメ対策として、効果を発揮するかどうかは分かりません。
しかし、イジメに関わる3者(子ども、親、教師)の責任や役割を明確にし、「それぞれが、それぞれの立場でイジメと真正面から向き合うべき」という積極的な姿勢は、日本でも求められていることなのではないでしょうか。
あらゆるコミュニティからイジメがなくなることを願います。