学校で配布された文科省からの『手紙』に、称賛の声 「知らなかった」「いいね!」
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2019年1月24日に明らかになった、千葉県に住む小学4年生の女の子が、虐待の末に命を落とした事件。
父親から日常的に虐待を受けていた被害女児は、生前に学校で助けを求めていました。
被害女児が学校の『いじめに関するアンケート』で「お父さんに暴力を受けています」と書いたにもかかわらず、大人たちは尊い命を救うことはできなかったのです。
『小4虐待事件』を受けた、文部科学省の取り組みが話題に
同年3月19日、文部科学大臣の柴山昌彦さんは文部科学省のウェブサイトに子どもたちへのメッセージを掲載。
すべての漢字に振り仮名を付け、「児童生徒のみなさんへ」というタイトルで呼びかけをしました。
痛ましい虐待事件を悔いるように、「もう二度と同じ間違いを繰り返したくない」という気持ちが込められた一文。
家庭での虐待やいじめ、友人関係などで悩みを抱えている全国の子どもたちに向けて、柴山大臣は思いをつづりました。
もちろん、すべての子どもが自由にインターネットに触れられるわけではありません。
文部科学省は、柴山大臣がこの文章を読み上げる字幕付きの動画をYouTubeに公開したり、学校でプリントを配ったりしています。
エッセイストであり1児の母親である犬山紙子さんがプリントをTwitterに投稿すると、多くの人から「素晴らしい」「今度こそ、救ってあげてほしい」といった声が相次ぎました。
千葉県で起きた虐待事件では、本来子どもを救うべきだった大人や社会全体が、結果的に過ちを犯してしまいました。
虐待事件は家庭内でひそかに行われていることが多く、被害を受けている子どもが他人に助けを求めることは難しいといわれています。
悲しい思いをする子どもが1人でも減るよう、大人は子どもが発する『S.O.S』にいち早く気付き、しかるべき対応をとることが求められています。
[文・構成/grape編集部]