新鮮でおいしいナスはどこを見るといい? JAが教える『正解』はこちら
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夏から秋が旬で、和洋中のいろいろな料理でおいしく食べられるナス。
白や緑のものもありますが、やはりナスといえば、きれいな紫色が頭に浮かぶ人も多いでしょう。
そんなナスについてクイズです!新鮮でおいしいナスの特徴はどれでしょうか。
A.皮にハリとツヤがあるもの。
B.切り口が乾いているもの。
C.とげがあるもの。
答えは分かりましたか。
本記事では、クイズの正解と合わせて、買い物の時に役立つナスを選ぶポイントを紹介します!
新鮮でおいしいナスの特徴
JAのウェブサイトでは、ナスの選び方として以下のように紹介されています。
選択肢『B』はこの逆で、『C』は品種によることから必ずしもあてはまらないため、『A』が正解です。
また、JA晴れの国岡山のウェブサイトでは以下のように紹介しています。
以下は筆者が購入した、新鮮でおいしいとされるナス。
実にツヤとハリがあって全体がきれいな紫色をしていて、ヘタに比べて実が大きいです。
よいナス
切り口は、写真では分かりにくいですが、触るとしっとりとしていて水気が感じられました。
よいナスの切り口
以下は、同じ日に同店舗で購入したナスで、ちょっとイマイチな例を紹介します。
ヘタの部分はしっかりしていて、実にハリとツヤがあってきれいです。しかし、よく見ると表面に傷があったり、一部の色が薄くなっていたりします。
品種によって特徴が異なる点はありますが、新鮮でおいしいナスを選びたい時には、ぜひ紹介したポイントを意識してみてくださいね。
ちなみに、紹介したような表面に傷や色むらがあるナスであっても、においなどに異常がなければ問題なく食べられるので、おいしく調理しましょう。
ナスにはどんな栄養素がある?
文部科学省の『食品成分データベース』によると、生のナスの可食部の100gあたりには、以下のような栄養素が含まれています。
エネルギー:18kcal
食物繊維:2.2g
カリウム:220mg
ナスは低エネルギーで、便秘の予防などに役立つ食物繊維を摂ることができます。
カリウムは細胞の浸透圧を調整したり、筋肉の収縮・弛緩を正常に保ったりする働きなどがあります。
汗と一緒に体外へ出ていってしまう成分の1つなので、汗をかきやすいこの時期に、旬のナスを食べてカリウムを補給してはいかがでしょう。
また、ナスの紫色の果皮には、アントシアニン系色素のナスニンが含まれています。
ナスニンには、老化や病気を引き起こす可能性がある活性酸素の発生や働きを抑える抗酸化作用があるため、皮ごと調理して食べましょう。
ナスのおすすめレシピ
ナスを使ったおいしい料理はたくさんありますが、筆者がおすすめするのは『ナスのレンチン南蛮漬け』です。
※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。
火を使わずに電子レンジで作ることができるので、暑い夏にも助かります。
甘酸っぱくさっぱりとした味わいがおいしく、豚しゃぶと一緒にそうめんにトッピングしたり、から揚げを加えてボリューム満点おかずにしたり、アレンジも楽しめますよ!
筆者のブログやSNSでは、ほかにも食にまつわる情報を発信しているので、気になった人は覗いてみてくださいね!
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連載ページ:今日のごはん、何にする?
[文・構成/grape編集部]
小泉明代
フリーランスの管理栄養士、料理研究家。
レシピ開発や記事執筆、撮影の調理、フードスタイリングなど、食や栄養に関するさまざまな業務をおこなう。
健康的でおいしい料理や献立、手軽に栄養摂取できる工夫などを発信している。