イタリアの定番料理『カプレーゼ』とは?名前の意味からレシピまで解説! By - COLLY 公開:2024-08-19 更新:2024-11-05 料理 Share Post LINE はてな コメント ※写真はイメージ 『カプレーゼ』と呼ばれる料理をご存じでしょうか。イタリアンレストランに行くと、よくメニューで見かける料理です。本記事ではカプレーゼの定義から基本の作り方、お家で手軽に作れるカプレーゼ風のアレンジレシピまで紹介します。 目次 1. カプレーゼとはどんな料理?名前の由来は?2. お家で作るカプレーゼの定番レシピ2.1. 『高リコピントマトとフレッシュバジルの美カプレーゼ』3. 材料を代用!カプレーゼ風レシピ3.1. モッツァレラチーズを代用3.2. トマトを代用3.3. バジルを代用4. サラダだけじゃない!カプレーゼのアレンジレシピ4.1. 『手軽に本格イタリアン!カプレーゼブルスケッタ』5. カプレーゼをさまざまな食べ方で楽しんでみよう! カプレーゼとはどんな料理?名前の由来は? ※写真はイメージ カプレーゼは、イタリアを発祥とするサラダです。主な材料は3種類で、トマトの赤、モッツァレラチーズの白、バジルの緑がイタリア国旗と同じ色なのが特徴的。イタリアを象徴する前菜料理として、世界的にも有名となりました。 諸説ありますが、イタリア南部にある島『カプリ島』に由来するといわれていて、正式名称は『インサラータ・ディ・カプレーゼ』。直訳すると『カプリ島のサラダ』です。 カプレーゼのおすすめの食べ方は、トマト、チーズ、バジルをすべて一緒に口に入れること。トマトの酸味、チーズのうまみ、バジルのさわやかさを、別々に食べた時よりもさらに感じられますよ。 本場イタリアと日本では、基本的に使用されるチーズの種類が異なります。 日本では牛の乳から作られた『モッツァレラ・ディ・ヴァッカ(Mozzarella di vacca)』を使う場合が多く、イタリアでは水牛の乳から作られた『モッツァレッラ・ディ・ブーファラ・カンパーナ(Mozzarella di Bufala Campana)』を使います。 水牛から作られたチーズは高価格ですが、濃厚な味わいやミルクの風味が楽しめるので、機会があればぜひ食べてみてください。 お家で作るカプレーゼの定番レシピ ※写真はイメージ 基本のカプレーゼのレシピを紹介します。少ない材料であっという間にできるので、忙しい時でも安心です。 『高リコピントマトとフレッシュバジルの美カプレーゼ』 カゴメが紹介する、高リコピントマトを使用したレシピです。もちろんほかのトマトでも作れるので、手に入ったトマトで作ってみてください。 <材料:3人分> カゴメ 高リコピントマト 3個(約240g) モッツァレラチーズ 1個 バジル 3枝 オリーブ油 大さじ2 塩 少々 黒こしょう 少々 kagome_jp ーより引用 つくり方 作り方は、まずトマトを1cm幅の輪切りに、モッツァレラチーズを1cm幅の半月切りにします。その後、バジル、トマト、モッツァレラチーズの順に皿に並べ、塩、こしょうをふったらオリーブオイルを回しかけて完成です。 この投稿をInstagramで見る カゴメ株式会社(KAGOME)(@kagome_jp)がシェアした投稿 材料を代用!カプレーゼ風レシピ ※写真はイメージ カプレーゼの材料は少ないですが、イタリア発祥のため日本では手に入りにくい場合もあります。下記では、材料が手に入らなかった時に参考にしてほしい代用レシピをご紹介。旬に合わせて手に入る材料で作ってみても面白いですよ。 モッツァレラチーズを代用 乳製品アレルギーの人でも安心していただける、チーズ不使用のレシピを紹介します。アレルギーでなくても、あっさりしたものが食べたい、チーズの価格が高いと感じる人にもおすすめです。 『豆腐の和風カプレーゼ風サラダ』 『キッコーマン株式会社』が紹介する、カプレーゼ風のサラダです。豆腐、トマト、青じそと日本であれば手に入りやすい食材なので手軽に作れます。 材料(2人分) 木綿豆腐 150g トマト 1/2個 青じそ 1~2枚 塩 適量 黒こしょう(あらびき) 適量 (A) 合わせ調味料 キッコーマン 濃いだし本つゆ 大さじ1 デルモンテ エキストラバージンオリーブオイル 小さじ1/2 練りわさび(チューブ) 1〜2cm 作り方 1.豆腐はキッチンペーパーできつく包んで、しっかりと水切りする。(A)は混ぜておく。トマトと豆腐は食べやすい大きさに角切りにする。 2.器にトマトと豆腐を盛り付けて(A)をかける。仕上げに青じそを手でちぎってちらし、塩、黒こしょうをふる。 キッコーマン ーより引用 トマトを代用 トマト以外の野菜や果物を使用してもおいしくいただけます。日本では果物を料理に使う機会は少ないですが、欧米ではよく見られる料理なので、ぜひ一度試してみてください。 『桃モッツアレラ~桃のカプレーゼ~』 『エスビー食品株式会社』が紹介する、桃を使ったサラダです。短時間で、白ワインにぴったりのおしゃれな前菜が完成します。 材料 (3-4人分) 桃 1個 モッツァレラチーズ 1個(100g) S&B フレッシュハーブ スィートバジル 6-8枚 塩 小さじ1/2 S&B ブラックペッパー(あらびき) 少々 オリーブオイル 大さじ1 作り方 【1】桃は半分に切り、種を取り、皮をむきます。8等分にくし形に切り、くし形を3等分に切ります。 【2】モッツァレラチーズは桃より少し小さめの大きさに手でちぎります。 【3】バジルは葉を摘みます。 【4】器に【1】、【2】を盛り、塩、ブラックペッパー、オリーブ油を全体にかけ、【3】を散らします。 【5】よく混ぜていただきます。 エスビー食品株式会社 ーより引用 バジルを代用 バジルはスーパーでも見かけるようになりましたが、地域によっては手に入りにくいかもしれません。日本で手に入りやすい材料で代用したサラダを紹介します。 『和プレーゼ(和風カプレーゼ)』 『ヤマキ株式会社』が紹介する、大葉を使ったレシピです。日本ではバジルよりも手に入りやすいため、手軽に作れますよ。 材料(3人前) モッツァレラチーズ 1袋 トマト 1個 大葉 3~5枚 かつお節 2.5g 黒こしょう 適量 【A】オリーブオイル 大さじ1 【A】割烹白だし 大さじ1 作り方 1.トマト、チーズを1cm幅で半月切りにする。大葉は半分に切る。 2.①を器に盛り付け、混ぜ合わせた【A】をかけて黒こしょうをふり、かつお節をトッピングする。 ヤマキ株式会社 ーより引用 サラダだけじゃない!カプレーゼのアレンジレシピ ※写真はイメージ 前菜として楽しむ機会の多いカプレーゼは、ほかの食材と組み合わせると食べごたえのあるパーティメニューに変わります。カプリ島ではカプレーゼをパンに挟むアレンジ方法もあるそうなので、私たちもぜひ試してみましょう。 『手軽に本格イタリアン!カプレーゼブルスケッタ』 『キユーピー株式会社』が紹介する、カプレーゼのアレンジレシピ。パンの上にのせて焼くと、ピザのような味が楽しめますよ。 材料:2人分 フランスパン 1/4本 ミニトマト 6個 モッツァレラチーズ 1/2個 キューピー Italiante バジルソース 適量 kewpie_official ーより引用 作り方 作り方は、まずフランスパンを厚さ1cmにカットします。ミニトマトは4等ぶん、モッツァレラチーズはミニトマトと同じ大きさに切っておきましょう。 フランスパンに切ったミニトマト、モッツァレラチーズをのせてオーブントースターで焼いてください。仕上げにバジルソースをかければ完成です。 この投稿をInstagramで見る
『カプレーゼ』と呼ばれる料理をご存じでしょうか。イタリアンレストランに行くと、よくメニューで見かける料理です。本記事ではカプレーゼの定義から基本の作り方、お家で手軽に作れるカプレーゼ風のアレンジレシピまで紹介します。
カプレーゼとはどんな料理?名前の由来は?
※写真はイメージ
カプレーゼは、イタリアを発祥とするサラダです。主な材料は3種類で、トマトの赤、モッツァレラチーズの白、バジルの緑がイタリア国旗と同じ色なのが特徴的。イタリアを象徴する前菜料理として、世界的にも有名となりました。
諸説ありますが、イタリア南部にある島『カプリ島』に由来するといわれていて、正式名称は『インサラータ・ディ・カプレーゼ』。直訳すると『カプリ島のサラダ』です。
カプレーゼのおすすめの食べ方は、トマト、チーズ、バジルをすべて一緒に口に入れること。トマトの酸味、チーズのうまみ、バジルのさわやかさを、別々に食べた時よりもさらに感じられますよ。
本場イタリアと日本では、基本的に使用されるチーズの種類が異なります。
日本では牛の乳から作られた『モッツァレラ・ディ・ヴァッカ(Mozzarella di vacca)』を使う場合が多く、イタリアでは水牛の乳から作られた『モッツァレッラ・ディ・ブーファラ・カンパーナ(Mozzarella di Bufala Campana)』を使います。
水牛から作られたチーズは高価格ですが、濃厚な味わいやミルクの風味が楽しめるので、機会があればぜひ食べてみてください。
お家で作るカプレーゼの定番レシピ
※写真はイメージ
基本のカプレーゼのレシピを紹介します。少ない材料であっという間にできるので、忙しい時でも安心です。
『高リコピントマトとフレッシュバジルの美カプレーゼ』
カゴメが紹介する、高リコピントマトを使用したレシピです。もちろんほかのトマトでも作れるので、手に入ったトマトで作ってみてください。
つくり方
作り方は、まずトマトを1cm幅の輪切りに、モッツァレラチーズを1cm幅の半月切りにします。その後、バジル、トマト、モッツァレラチーズの順に皿に並べ、塩、こしょうをふったらオリーブオイルを回しかけて完成です。
材料を代用!カプレーゼ風レシピ
※写真はイメージ
カプレーゼの材料は少ないですが、イタリア発祥のため日本では手に入りにくい場合もあります。下記では、材料が手に入らなかった時に参考にしてほしい代用レシピをご紹介。旬に合わせて手に入る材料で作ってみても面白いですよ。
モッツァレラチーズを代用
乳製品アレルギーの人でも安心していただける、チーズ不使用のレシピを紹介します。アレルギーでなくても、あっさりしたものが食べたい、チーズの価格が高いと感じる人にもおすすめです。
『豆腐の和風カプレーゼ風サラダ』
『キッコーマン株式会社』が紹介する、カプレーゼ風のサラダです。豆腐、トマト、青じそと日本であれば手に入りやすい食材なので手軽に作れます。
トマトを代用
トマト以外の野菜や果物を使用してもおいしくいただけます。日本では果物を料理に使う機会は少ないですが、欧米ではよく見られる料理なので、ぜひ一度試してみてください。
『桃モッツアレラ~桃のカプレーゼ~』
『エスビー食品株式会社』が紹介する、桃を使ったサラダです。短時間で、白ワインにぴったりのおしゃれな前菜が完成します。
バジルを代用
バジルはスーパーでも見かけるようになりましたが、地域によっては手に入りにくいかもしれません。日本で手に入りやすい材料で代用したサラダを紹介します。
『和プレーゼ(和風カプレーゼ)』
『ヤマキ株式会社』が紹介する、大葉を使ったレシピです。日本ではバジルよりも手に入りやすいため、手軽に作れますよ。
サラダだけじゃない!カプレーゼのアレンジレシピ
※写真はイメージ
前菜として楽しむ機会の多いカプレーゼは、ほかの食材と組み合わせると食べごたえのあるパーティメニューに変わります。カプリ島ではカプレーゼをパンに挟むアレンジ方法もあるそうなので、私たちもぜひ試してみましょう。
『手軽に本格イタリアン!カプレーゼブルスケッタ』
『キユーピー株式会社』が紹介する、カプレーゼのアレンジレシピ。パンの上にのせて焼くと、ピザのような味が楽しめますよ。
作り方
作り方は、まずフランスパンを厚さ1cmにカットします。ミニトマトは4等ぶん、モッツァレラチーズはミニトマトと同じ大きさに切っておきましょう。
フランスパンに切ったミニトマト、モッツァレラチーズをのせてオーブントースターで焼いてください。仕上げにバジルソースをかければ完成です。