鍋料理で白菜の代わりになる野菜7選!代用できる食材選びのコツを紹介
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「今夜は鍋にしよう」と買い物した際、白菜が売り切れていたり、そもそも買い忘れてしまったりした経験はありませんか。
白菜は鍋の定番ですが、白菜が手元にない場合、キャベツやレタス、もやしなど、代わりになる野菜はたくさんあります。むしろ、白菜以外の野菜を使うことで、新しい食感や味わいに出会えるチャンスかもしれません。
本記事では、鍋料理で白菜の代わりになる野菜7選と、白菜の代用品に関するよくある疑問と回答をご紹介します。
鍋料理の定番野菜に白菜が選ばれる理由
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白菜は年中通して食べられる葉物野菜ですが、とくに寒い時期に育てられたものは甘味が増すようです。そのため、冬によく食べられるようになり、鍋料理の主力野菜となったと考えられます。
また、白菜には食物繊維やビタミンC、カリウムなどの成分が含まれているようです。加えて、煮たり焼いたりなど火を入れると、水分が抜けてかさが減る性質があることから、鍋料理に使うとたくさん食べられ、十分な栄養補給が期待できます。
ただし、ビタミンCは水溶性のため、鍋料理のように煮るとスープに溶け出してしまうようです。具材を食べ終わった後、そのスープを使って雑炊にすれば、溶け出したビタミンCも無駄なく摂取できるでしょう。
鍋料理で白菜の代わりになる野菜7選
ここでは、鍋料理で白菜の代わりになる野菜7選をご紹介します。
「白菜が手に入らなかった」「いつも白菜を入れているから変化をつけたい」という時に役立つ内容となっているため、ぜひ参考にしてください。
キャベツ
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白菜の代用品として、キャベツが第一候補によく挙げられます。特徴や代用できる理由、代わりに使う時の注意点は次の通りです。
表の通り、キャベツは鍋料理との相性もよいとされ、白菜の代わりに使いやすい食材といえます。
ただし、キャベツの葉と芯では柔らかくなるタイミングが異なるようです。芯に合わせて煮込むと葉が溶けてしまう可能性があるため、鍋に投入するタイミングに注意してください。
レタス
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レタスは、サラダなどによく使われる食材のため、白菜の代わりに鍋に入れることに意外性を感じる人もいるでしょう。ですが、意外と鍋料理とも相性がよいそうです。
特徴や代用できる理由、使う時の注意点は次の通り。
鍋料理に使用する時は白菜と同じような使い方がおすすめですが、火の入れ方に注意が必要なようです。
レタスは、煮込みすぎるとシャキシャキとした食感が失われてしまいます。できあがりの直前に投入して、食感も楽しんでください。
モヤシ
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モヤシは、コストパフォーマンスに優れた食材です。白菜の代用品として鍋料理に入れても相性はよいでしょう。
特徴や代用できる理由、代わりに使う時の注意点は次のようになっています。
2025年10月2日現在の相場では200gあたり税抜21〜29円と、ほかの野菜と比べても安く購入できそうです。葉物野菜ではないものの、量を増やしてかさ増しすれば、白菜の代わりとして活躍するでしょう。
ただし、煮込みすぎると食感が損なわれる可能性があるため、鍋に加えるタイミングに注意してください。
ダイコン
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ダイコンは、煮物や鍋料理などさまざまな料理に使われている食材です。特徴や代用できる理由、代わりに使う時の注意点は次の通り。
ダイコンは白い根の部分だけではなく、葉の部分も鍋に使えるようです。
ただし、根本は辛味が強い可能性があるため、辛味が気になる場合はすりおろして薬味に使うとよいでしょう。
コマツナ
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コマツナは、炒め物や煮物などさまざまな料理に使われる食材です。ビタミンCやカルシウム、鉄分などが含まれているとされ、ホウレンソウよりも栄養価が高いといわれています。
特徴や代用できる理由、代わりに使う時の注意点は次の通りです。
コマツナを鍋料理に使用すると加熱によりかさが減り、たくさんの量を食べられるため栄養価の高い食事が期待できます。鍋料理との相性もよいとされており、違和感なく代用できるでしょう。
ただし、煮込みすぎると柔らかくなりすぎて歯切れのよさが失われる可能性があります。食感を重視する場合は、鍋に入れる順番を考えましょう。
ミズナ
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ミズナは、サラダなどに使われる、みずみずしい歯ざわりが楽しめる野菜です。白菜の代わりに鍋料理に入れても、違和感なく素材のよさを発揮してくれるでしょう。
特徴や代用できる理由、代わりに使う時の注意点は次の通りです。
白菜と同じように好みの量を投入するとよいですが、煮込みすぎると食感が失われる可能性があるとされています。できあがる直前に投入して、ミズナの食感も楽しみましょう。
チンゲンサイ
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チンゲンサイは、中華料理に使われているイメージがありますが、鍋料理にも使えるようです。特徴や代用できる理由、代わりに使う時の注意点は次の通り。
チンゲンサイはカルシウムやカリウム、ビタミンCなどが含まれているといわれ、栄養価の高い食材といえます。鍋料理に使うとチンゲンサイのかさが減り、大量に摂取できる可能性があるため、身体によい食事が期待できるでしょう。
ただし、煮込みすぎると食感を楽しめなくなるため注意が必要です。
鍋料理に合う白菜の代用品に関するよくある疑問と回答
鍋料理に合う白菜の代用品に関する、よくある疑問と回答をまとめました。
多くの人が疑問に思う内容に目を通しておくと、代用品選びの失敗のリスクをおさえられるでしょう。
白菜の代わりとなる野菜を選ぶ時のポイントは?
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基本的に鍋料理に入れる具材に決まりはありません。好みの食材を自由に入れることで、オリジナルの鍋料理が完成するでしょう。
とはいえ、白菜のような定番の食材を別のものに代える時は、ほかの食材との相性や食感などを考慮するとよいかもしれません。
また、健康的な食事を求めて鍋料理を選ぶ場合は、栄養価の高い食材を中心に選択すると、身体に優しくおいしい食事が楽しめるでしょう。当記事で紹介したものの中では、コマツナがカルシウムやビタミンCが豊富で栄養価が高いとされています。
白菜の代わりとして、キャベツとレタスはどのように使い分ける?
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キャベツとレタスは似たような食材ですが、キャベツのほうが白菜の食感に似ているようです。そのため、白菜の代わりにキャベツが使われることが多く、レタスは代用品として意外性のある食材といえるでしょう。
レタスは煮込みすぎると柔らかくなり、水分が出てスープが薄くなる可能性があるとされています。レタスを使う時は、できあがりの直前に入れて、食感を楽しみましょう。
鍋料理で白菜の代わりになる野菜はキャベツやレタスなどがおすすめ
白菜は、加熱でかさが減り大量に食べられる点や寒い時期には甘味が増しておいしく食べられること、食物繊維やカリウムなどの栄養補給に適していることから、鍋料理で頻繁に使われています。
鍋料理で白菜の代わりとなる野菜は、キャベツやレタス、モヤシ、ダイコン、コマツナ、ミズナ、チンゲンサイの7つがおすすめです。ほかの具材とのバランスや食感、栄養価などを考慮して選ぶとよいでしょう。
[文・構成/grape編集部]