ゆで卵と生卵の見分け方は?新鮮な卵の見分け方や賞味期限も解説
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調理中、ゆで卵と生卵を一緒に置いてしまい、判別できなくなった経験はありませんか。
見分けがつかないままだと、割るまで確認できず困ってしまいますよね。
実は、特別な道具を使わなくても、簡単な方法で両者を見分けることが可能です。
本記事では、ゆで卵と生卵を見分ける方法や新鮮な卵を見分ける方法、卵の賞味期限などについて解説します。
ゆで卵と生卵を見分ける方法を知りたい人は、ぜひ参考にしてください。
ゆで卵と生卵の見分け方
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調理中など、ゆで卵と生卵を同じ場所に置いてしまうと、見た目では判別できなくなるでしょう。そんな時は、卵を回す、もしくは卵にライトを当てると見分けられるようです。
ここでは、ゆで卵と生卵を見分ける方法を見ていきましょう。
卵を回す
卵をテーブルなどの上で回転させると、ゆで卵か生卵かを判別できるとされています。
ゆで卵は中身が固まっていて重心が安定しているため、滑らかに回転するようです。生卵は中が液状のためバランスが取りにくく、揺れながら不規則に動いてすぐに止まるのだとか。
この方法は比較的簡単にできるため、ゆで卵か生卵か分からなくなった時はぜひ試してみてください。
卵にライトを当てる
もう1つの方法は、懐中電灯やスマートフォンのライトを使って確認するものです。
卵に光を当てると、ゆで卵は透けずに白い状態のままになるとされています。生卵は光が透けて見えるようです。
ゆで卵が透けないのは、白身も黄身も熱で固まっているからでしょう。生卵が透けるのは、中身が透明だからだと考えられています。
新鮮な生卵の見分け方
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ゆで卵と生卵が見分けられるように、新鮮な卵かどうかも見分けられるようです。卵かけごはんやすき焼きなど、生卵を使う料理の時は新鮮な卵を使いたいですよね。
ここでは、殻を割らずに確認する方法と殻を割って確認する方法に分けて、新鮮な卵の見分け方を解説します。
割らずに見分ける方法
殻を割らずに卵の新鮮さを確認したい時は、水または塩水に卵を浮かべてみてください。
水に入れた時に、沈んで横に倒れるものは新鮮なようです。一方で、水面に浮き上がるものは鮮度が落ちているといわれています。
卵の殻の内側には『気室』と呼ばれる空気の部屋があり、時間が経つと気室に空気が増えるため、鮮度が悪いと浮き上がるのだとか。卵を割らずに確認できるため、料理の前に試してみてください。
割って見分ける方法
殻を割り、中の状態を確認することでも新鮮かどうかを見分けられるとされています。
黄身がぷっくりと高く盛り上がり、白身にも弾力が感じられるのが新鮮な卵の特徴のようです。特に、中央の濃厚な白身が黄身をしっかりと支えています。
時間が経過して鮮度が落ちた卵は、白身は広がって平らになり、黄身も低くなってシワが寄りやすくなるようです。
また、新鮮な卵ほど卵白がやや白く濁って見えるとされています。白く濁っているほうが鮮度が悪いと思う人もいるかもしれませんが、新鮮な卵ほど内部の炭酸ガスが多く、白身が白く濁って見えるそうです。
卵の賞味期限
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卵のパックに記載されている賞味期限は、加熱せずに生のままでも安全においしく食べられる期間を示しているといわれています。
卵にはサルモネラ菌が存在する可能性があるようですが、産卵直後はごく少数しかおらず、一定期間は増殖しないのだとか。
しかし、時間が経つと菌が急速に増え始めるため、その前に安全に食べられる期間を賞味期限として設けているようです。
卵のパッケージに記載されている賞味期限は、約2週間であるケースが多い傾向にあります。
ただし、実際は保存温度によって期限は変化し、特に高温になる夏は短く、寒い冬は長くなるようです。日本卵業協会のウェブサイトによると、目安として、7〜9月は産卵から16日以内、4〜6月、10〜11月は25日以内、12〜3月は57日以内とされています。
購入する際は表示を確認し、余裕を持って賞味期限内に消費するようにしましょう。
ヒビが入った生卵は食べてもよい?
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購入後に冷蔵庫にしまおうとした時など、いつの間にか卵の殻にヒビが入っていたことはありませんか。卵の殻は薄いため、ちょっとした衝撃でヒビが入りやすいようです。
ヒビが入った卵は雑菌が侵入しやすく、保存期間が短くなるといわれています。そのため、賞味期限内であっても生で食べるのは危険なようです。
もしヒビが入ってしまったら、その日のうちに十分に加熱調理して食べ切りましょう。いつヒビが入ったか分からない卵は、傷んでいる可能性もあるため廃棄するのが安心です。
火を通せば利用できるようですが、保存には向かない点を覚えておきましょう。
ゆで卵と生卵は回すまたはライトを当てると見分けられる
料理をしている時、ゆで卵と生卵が混ざってしまい、どちらがどちらか分からなくなった経験がある人もいるかもしれません。そんな時でも、卵を回したりライトを当てたりすれば判別できるとされています。
さらに、卵を水に浮かべたり、割って黄身や白身の状態を見たりすることで、卵の鮮度を把握でき不安なく料理に使えるでしょう。
卵の賞味期限やヒビ割れた卵の扱い方も知っておけば、無駄に捨てることなく、安心して食べられますよ。ちょっとした知識を持つだけで、卵料理がもっと気軽に楽しめるでしょう。
※この記事は、一部日本卵業協会のウェブサイトを参照しています。
[文・構成/grape編集部]