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夫「家事してます!」妻「はあ?」家事分担の意識の違いに、妻の不満が

By - grape編集部  公開:  更新:

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「家事ですか?まあ僕は、ゴミ出し、掃除、洗濯とかですかね」

わりと家事に積極的だと話すこちらのご主人。どことなく得意顔ですが…。

「家事の割合は?」妻と夫の意識にギャップが

  • 飲み終わったビールの缶くらい、ちゃんと自分で捨ててほしい。
  • 朝、パジャマが脱いだままの形で放置されていてイラっとする。
  • トイレットペーパーを替えたら、芯も捨てればいいのに。

仕事と家庭を両立する奥さんたちに聞くと、夫に対する本音がぽつりぽつり。

共働き夫婦へ家事負担の割合を聞いたある調査(※)によると、最も多い回答が、夫は『夫3割、妻7割』なのに対し、妻は『夫1割、妻9割』という結果だったとか。

つまり、妻が思っているよりも「自分は家事をやっている!」と自負する夫が多く、夫婦間での家事に対する意識の差が浮き彫りに。

共働き夫婦の多くが直面する、家事の分担という課題。でもこの家族は、ある『コツ』に気付いたようです。

『分担』ではなく、『シェア』する時代へ

ある日、子どもを連れて妻の実家へ遊びに来た夫婦。でもなんだか、いつもと様子が違います。

台所やリビングで、普段ではありえない光景を目の当たりに。

父「この煮物、ラップして冷蔵庫入れとこうか?」

母「そうね、ありがとう」

母「悪いけど、紅茶お願いしていい?」 父「はーい」

2人でせっせと作業を協力しあう様子に、家族はみな驚きを隠せません。

「おじいちゃんって、こんなに家事する人だっけ…」「大丈夫かな」

思わずみんなが心配してしまう始末。

「私たち、変わったと思わない?家事を『分担』じゃなくて、『一緒にやろう』って話し合いをしたのよ」

母の言葉に、はっとする彼女。実はこれ、仕事に家事に育児に、いつも頑張りすぎる娘に向けた、両親からのメッセージだったのです。

分かってほしい!『名もなき家事』の存在

「これからは、家族みんなで、家事について考えてみませんか」という想いが込められたこちらの動画は、大和ハウスが公開したもの。

『家事』と一言で言っても、その定義は実にあいまいです。

靴を磨く、タオルを取り替える、脱いだ上着を片づける…そういった家事として認識されづらい『名もなき家事』の9割は、妻が負担しているとか。

夫が気づいていないところで、妻は家の中で数えきれないほどの作業量をこなしてくれていたのです。

平日は、仕事と家のことを『こなすだけ』で満足してしまっていたという彼女。一人で抱え込まず、みんなでシェアすることで、もっと家族と過ごす時間をつくれることに気付いたようです。

母の日などの特別な日だけではなく、当たり前のように、家族で『家事』を、『感謝の気持ち』を、シェアし合えるようになったら素敵ですね。


(※)大和ハウス工業株式会社「20代から40代の共働き夫婦の“家事シェア”意識調査」


[文・構成/grape編集部]

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