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七夕の夜、首都高速上空にかかった『あるもの』に人々の視線がくぎ付け!

By - grape編集部  作成:  更新:

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2018年7月7日深夜。東京都港区・竹芝の海岸通り周辺で、謎の人だかりが…。

近づいてみると、スマホを構え写真を撮っている人も。 人々の視線の先には…。

巨大な橋の一部が!!

実はこの日、竹芝地区の再開発の要となる、大規模な工事が行われていました。

2020年の開業を目処に、オフィスをはじめ、商業施設、住居施設の整備が行われている竹芝地区。東急不動産株式会社と鹿島建設株式会社との2社共同で開発を行っています。

その一環として進められているのが、JR浜松町駅から、ゆりかもめ竹芝駅、竹芝ふ頭にいたる全長500mの『バリアフリー歩行者デッキ』をかける一大プロジェクト。

これまで、JR浜松町駅からゆりかもめ竹芝駅までは、首都高速道路(以下、首都高)や海岸通りが間にあるため、徒歩での移動は横断歩道の信号待ちが長く、不便だといわれてきました。 歩行者デッキが完成すれば、 アクセスが良くなり、街を回遊しやすくなると期待されています。

今回行われたのは、その歩行者デッキをつくる過程で一番難しい工事。首都高を全面通行止めにし、高速道路上に歩行者デッキを架設するというもの。

この大がかりな作業を22時から翌5時にかけて、たった7時間で終わらせなければなりません。珍しい工事風景を見学するため、多くの人が集まりました。

工事の一部始終を、こちらの動画で見ることができます。

どうやって橋を接続するの?驚きの工事風景 

深夜23時頃、全長22.3m、重さ約51tにもなるデッキの一部がクレーンでゆっくりとつり上げられていきます。

デッキを首都高の真上に来る高さまでつり上げると、両端につないであった2本のロープをなんと人力で引っ張り旋回。およそ90度回転させ、首都高速の上空をまたぎ、橋を接続する工程へ。

クレーンからつりさげた状態で、接続面に徐々に降ろしていき、デッキをつなぎ合わせる作業が実施されていきます。その作業時間はわずか40分。

日本の技術力の高さに、改めて驚かされますね。

歩行者デッキが完成すれば、JR浜松町駅改札からゆりかもめ竹芝駅までフラットにつながり、天候の影響を受けずに徒歩で移動できるようになります。

完成したデッキからは、東京タワーやレインボーブリッジといった景観も楽しめるとか。

平行して、歩行者デッキから直通できるオフィスや商業施設の新設も行われ、要所には快適な広場空間や飲食店の配置も予定されてます。

変わりつつある港区・竹芝地区。歩行者デッキが完成したら、東京の新たな人気エリアになること間違いなしですね!


[文・構成/grape編集部]

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