「なぜおいしくなる!?」カルピスに『ある調味料』を混ぜてみると… 提供:アサヒ飲料株式会社 By - grape編集部 公開:2018-09-27 更新:2018-10-09 カルピスドリンク Share Post LINE はてな 最近なにかと注目されている発酵食品。 味噌、醤油といった調味料をはじめ、キムチ、納豆、チーズ、ヨーグルトなど、私たちの食生活はさまざまな発酵食品に支えられています。 思いつく限りでもたくさんの食品がありますが、意外にも、こんな食べ物も発酵食品なんですよ。 パン メンマ くずもち ナタデココ そして、子どものころから身近にあった、あのドリンクも…。 発酵の力でつくられた『カルピス』 夏の定番ドリンク、『カルピス』。 子どものころ、冷蔵庫に入っていると嬉しくてテンションが上がった人も多いのではないでしょうか。 大人になっても時々、あのやさしい風味や甘みが懐かしくて、無性に飲みたくなりますよね。 実は、『カルピス』の原点はモンゴルの遊牧民たちが飲む伝統的な発酵乳。 『カルピス』は、日本で最初の乳酸菌飲料として登場しましたが、その頃からずっと『乳酸菌』と『酵母』による2回の発酵という、変わらない作り方を続けています。 『カルピス』が発酵食品の仲間であることを伝えるために開始されたプロジェクト『カルピス®+発酵BLEND』。 このプロジェクトは、発酵食品とブレンドされた『カルピス』も、同じ発酵食品の仲間であるという認知を高めるために企画されたとのこと。 そんな『カルピス®+発酵BLEND』を楽しめるイベントが、2018年9月13日~17日の3連休に東京日本橋の『福徳の森』で開催されました。 『カルピス』×発酵食品でつくるオリジナルドリンク 早速、会場を訪れると巨大な樽がお出迎え。提灯が並び、お祭りのような雰囲気です。 可愛い『カルピス』の水玉模様のキッチンカーで、『三河』『滋賀』『沖縄』の地元素材とコラボしたオリジナルドリンク『カルピス®+発酵BLEND』が提供されていました。 コラボドリンクのメニューは以下の通り。 『カルピス』×八丁味噌(三河) 『カルピス』×鮒ずしの飯※(滋賀) 『カルピス』×もろみ酢(沖縄) ※飯は、鮒ずしを漬けこんだご飯 予想を上回る斬新なコラボレーション! 一体どんな味がするんだろう…と恐るおそる飲んでみたところ…。 お、おいしい…。 八丁味噌は『カルピス』のやさしい甘みに深い味噌のコクが加わり、ほっとする味に。鮒ずしは飯の甘みと『カルピス』の風味がマッチして、まろやかで上品な味に。 もろみ酢はマイルドな酸味が飲みやすく、ついごくごく飲んでしまいました。 異なるタイプの発酵食品なのに、合わさるとそれぞれの個性を活かしたまま、おいしいドリンクになっているので驚きでした。 こちらのオリジナルドリンクは、発酵マイスターであるタレントの菜月さんが監修。 菜月さんは実際に現地におもむき、それぞれの発酵文化を体感しながら、今回のオリジナルドリンクを考えたそうです。会場に来ていた菜月さんに、お話を伺いました。 ―3種類のコラボドリンクのおすすめポイントを教えてください。 元気になりたい人は沖縄のもろみ酢ブレンドがおすすめです。 お腹の調子を整えたい人には滋賀の鮒ずし。飯は妊婦さんとか体調に気をつかいたい時に地元の人が食べています。 子どもが風邪を引いた時に飯を食べさせたら嫌いになっちゃったとかあるみたいです(笑)そういうのを変えたくて、今回のオリジナルドリンクにしました。 落ち着きたい、リラックスしたいなと思っている人には、八丁味噌がおすすめです。八丁味噌の香りは心を穏やかにするといわれています。 みなさんの気分や、その日の体調に合わせて飲んでいただけたらなと思います。 ―滋賀、三河、沖縄とのコラボはどのように決めたのでしょうか。 『発酵ジャーニー』という企画で、全国をまわりながら、その地域の発酵の担い手とつながって、地域の発酵を伝えるという活動をしています。 訪れた地域の中で『カルピス』と合わせてもおいしいものを探しました。その中から、イチ押しの3県を選ばせていただきました。 ―鮒ずしのドリンクを飲んだ地元の子どもたちはどんな反応でしたか? みんなおいしかったようで、おかわりをしだして、「鮒ずし入っているんだよ~」といったら「えー!うそー!」って。 その顔が見たくて、この企画を出したので、嬉しかったです。 初めての鮒ずしが、『カルピス』と一緒になることで「おいしい」から始まってくれたらいいですよね。 素敵な笑顔で、オリジナルドリンクへの想いを語ってくれた菜月さん。 巨大な樽の前で記念撮影をした際、「いい匂いがするんですよ~」という菜月さん。樽をかいでみると、しみ付いた八丁味噌の匂いがほんのりと香り、とても癒されました! 『カルピス』を通じて地域の発酵食品を再発見 また、イベントを主催しているアサヒ飲料の荒川さんにもお話を伺いました。 ―『カルピス』と発酵食品のオリジナルドリンクを作ったきっかけを教えてください。 来年『カルピス』は100周年なので、原点をしっかり見直しましょう、とみんなで考えた時に、『カルピス』の『発酵』というものを、しっかりお客様に伝えていこうというのがそもそもの始まりでした。 『発酵』を広めていくにあたり、日本各地にいろいろな発酵文化があるので、各地の発酵とコラボレーションすることによって、より多くのお客様に魅力が伝えられるんじゃないかと思いました。 ―実際にオリジナルドリンクを飲んでみていかがでしたか。 最初はどれも本当においしいのかな、相性は合っているのかな、と心配はありましたが、『カルピス』と合わさったことで新たなまろやかさが生まれたり、 味が変化したり、よりおいしくなっていたので、コラボメニューにして本当によかったです。 ―『カルピス』を通じて地方のおいしい発酵食品の再発見もできますよね。 そういう狙いもあります。たとえば、東京の人たちからすれば、鮒ずしの『飯』って知られていないですよね。この企画を通して地方の魅力的なものを知ってもらう1つのきっかけになればと。 『カルピス』が単に発酵の仲間というだけでなく、日本の発酵を少しでも魅力的に僕らのほうからも発信できたらいいなと思っています。 『カルピス』が発酵でできているって知ってもらえれば、健康の要素も見てもらえる。そういう意味でも子どもを持つ親御さんからすれば安心して選んでいただけるかと。 ―今後、挑戦したいコラボ発酵食品は? 醤油とか、納豆とか、身近なものでもやってみたいですね。ほかの地域にもまだまだ魅力的な発酵食品があるので、いろんなエリアのものを発信できたらなと。逆に募集中です(笑) 子どものころから当たり前のようにあった『カルピス』。あのほっとするおいしさは『発酵』という自然を活かした製法からきていました。 『カルピス』を通じて、『発酵』や地元の食文化にも興味が持てたら、素敵なことですよね。 今後もどんなコラボドリンクが出てくるのか、楽しみです! CALPIS 発酵 WEB [文・構成/grape編集部] Share Post LINE はてな
最近なにかと注目されている発酵食品。
味噌、醤油といった調味料をはじめ、キムチ、納豆、チーズ、ヨーグルトなど、私たちの食生活はさまざまな発酵食品に支えられています。
思いつく限りでもたくさんの食品がありますが、意外にも、こんな食べ物も発酵食品なんですよ。
そして、子どものころから身近にあった、あのドリンクも…。
発酵の力でつくられた『カルピス』
夏の定番ドリンク、『カルピス』。
子どものころ、冷蔵庫に入っていると嬉しくてテンションが上がった人も多いのではないでしょうか。 大人になっても時々、あのやさしい風味や甘みが懐かしくて、無性に飲みたくなりますよね。
実は、『カルピス』の原点はモンゴルの遊牧民たちが飲む伝統的な発酵乳。
『カルピス』は、日本で最初の乳酸菌飲料として登場しましたが、その頃からずっと『乳酸菌』と『酵母』による2回の発酵という、変わらない作り方を続けています。
『カルピス』が発酵食品の仲間であることを伝えるために開始されたプロジェクト『カルピス®+発酵BLEND』。
このプロジェクトは、発酵食品とブレンドされた『カルピス』も、同じ発酵食品の仲間であるという認知を高めるために企画されたとのこと。
そんな『カルピス®+発酵BLEND』を楽しめるイベントが、2018年9月13日~17日の3連休に東京日本橋の『福徳の森』で開催されました。
『カルピス』×発酵食品でつくるオリジナルドリンク
早速、会場を訪れると巨大な樽がお出迎え。提灯が並び、お祭りのような雰囲気です。
可愛い『カルピス』の水玉模様のキッチンカーで、『三河』『滋賀』『沖縄』の地元素材とコラボしたオリジナルドリンク『カルピス®+発酵BLEND』が提供されていました。
コラボドリンクのメニューは以下の通り。
※飯は、鮒ずしを漬けこんだご飯
予想を上回る斬新なコラボレーション!
一体どんな味がするんだろう…と恐るおそる飲んでみたところ…。
お、おいしい…。
八丁味噌は『カルピス』のやさしい甘みに深い味噌のコクが加わり、ほっとする味に。鮒ずしは飯の甘みと『カルピス』の風味がマッチして、まろやかで上品な味に。 もろみ酢はマイルドな酸味が飲みやすく、ついごくごく飲んでしまいました。
異なるタイプの発酵食品なのに、合わさるとそれぞれの個性を活かしたまま、おいしいドリンクになっているので驚きでした。
こちらのオリジナルドリンクは、発酵マイスターであるタレントの菜月さんが監修。
菜月さんは実際に現地におもむき、それぞれの発酵文化を体感しながら、今回のオリジナルドリンクを考えたそうです。会場に来ていた菜月さんに、お話を伺いました。
―3種類のコラボドリンクのおすすめポイントを教えてください。
元気になりたい人は沖縄のもろみ酢ブレンドがおすすめです。
お腹の調子を整えたい人には滋賀の鮒ずし。飯は妊婦さんとか体調に気をつかいたい時に地元の人が食べています。 子どもが風邪を引いた時に飯を食べさせたら嫌いになっちゃったとかあるみたいです(笑)そういうのを変えたくて、今回のオリジナルドリンクにしました。
落ち着きたい、リラックスしたいなと思っている人には、八丁味噌がおすすめです。八丁味噌の香りは心を穏やかにするといわれています。
みなさんの気分や、その日の体調に合わせて飲んでいただけたらなと思います。
―滋賀、三河、沖縄とのコラボはどのように決めたのでしょうか。
『発酵ジャーニー』という企画で、全国をまわりながら、その地域の発酵の担い手とつながって、地域の発酵を伝えるという活動をしています。
訪れた地域の中で『カルピス』と合わせてもおいしいものを探しました。その中から、イチ押しの3県を選ばせていただきました。
―鮒ずしのドリンクを飲んだ地元の子どもたちはどんな反応でしたか?
みんなおいしかったようで、おかわりをしだして、「鮒ずし入っているんだよ~」といったら「えー!うそー!」って。 その顔が見たくて、この企画を出したので、嬉しかったです。
初めての鮒ずしが、『カルピス』と一緒になることで「おいしい」から始まってくれたらいいですよね。
素敵な笑顔で、オリジナルドリンクへの想いを語ってくれた菜月さん。
巨大な樽の前で記念撮影をした際、「いい匂いがするんですよ~」という菜月さん。樽をかいでみると、しみ付いた八丁味噌の匂いがほんのりと香り、とても癒されました!
『カルピス』を通じて地域の発酵食品を再発見
また、イベントを主催しているアサヒ飲料の荒川さんにもお話を伺いました。
―『カルピス』と発酵食品のオリジナルドリンクを作ったきっかけを教えてください。
来年『カルピス』は100周年なので、原点をしっかり見直しましょう、とみんなで考えた時に、『カルピス』の『発酵』というものを、しっかりお客様に伝えていこうというのがそもそもの始まりでした。
『発酵』を広めていくにあたり、日本各地にいろいろな発酵文化があるので、各地の発酵とコラボレーションすることによって、より多くのお客様に魅力が伝えられるんじゃないかと思いました。
―実際にオリジナルドリンクを飲んでみていかがでしたか。
最初はどれも本当においしいのかな、相性は合っているのかな、と心配はありましたが、『カルピス』と合わさったことで新たなまろやかさが生まれたり、 味が変化したり、よりおいしくなっていたので、コラボメニューにして本当によかったです。
―『カルピス』を通じて地方のおいしい発酵食品の再発見もできますよね。
そういう狙いもあります。たとえば、東京の人たちからすれば、鮒ずしの『飯』って知られていないですよね。この企画を通して地方の魅力的なものを知ってもらう1つのきっかけになればと。
『カルピス』が単に発酵の仲間というだけでなく、日本の発酵を少しでも魅力的に僕らのほうからも発信できたらいいなと思っています。
『カルピス』が発酵でできているって知ってもらえれば、健康の要素も見てもらえる。そういう意味でも子どもを持つ親御さんからすれば安心して選んでいただけるかと。
―今後、挑戦したいコラボ発酵食品は?
醤油とか、納豆とか、身近なものでもやってみたいですね。ほかの地域にもまだまだ魅力的な発酵食品があるので、いろんなエリアのものを発信できたらなと。逆に募集中です(笑)
子どものころから当たり前のようにあった『カルピス』。あのほっとするおいしさは『発酵』という自然を活かした製法からきていました。
『カルピス』を通じて、『発酵』や地元の食文化にも興味が持てたら、素敵なことですよね。
今後もどんなコラボドリンクが出てくるのか、楽しみです!
CALPIS 発酵 WEB
[文・構成/grape編集部]