認知症や生活習慣病まで!?お茶を毎日飲む習慣をつけると… 提供:株式会社伊藤園 By - grape編集部 公開:2019-06-19 更新:2019-06-19 お茶 Share Post LINE はてな 平均寿命が世界トップクラスという日本。医療の進歩や、健康志向の高まりなどによって、多くの人が100歳まで生きる『人生100年時代』を迎えるといわれています。 これから100歳まで生きることを目指して、どうやって豊かな人生にしていくのか…ひとり一人が考える必要があるのかもしれません。 仕事で成功したい、趣味に没頭したいなど、さまざな想いがあるはず。でも、そのためには何より『健康』でいることが大切です。 "健康寿命"を延ばすために注目されているのが…なんと『お茶』!アメリカでは、お茶を『クリエイティブサポートドリンク』と呼ぶなど、IT企業をはじめとした創造的な仕事をする人たちに支持されているのだとか。 2019年5月23日、『おーいお茶』でおなじみの伊藤園は、"人生100年時代を豊かに生きるには"をテーマに『健康フォーラム』を開催。 長寿国・日本において、どのようにして長寿を得てきたのか、『健康寿命』を延ばすためにできること、その中でお茶に期待される役割についてなど、専門家たちを交えて議論を行いました。 豊かな人生を歩む『お茶の知恵』 お茶に含まれるポリフェノールに注目 健康寿命を延ばすには、健康状態(未病)を把握し、食をはじめとした適切な対策をとることが大切。それによって健康状態の維持が期待できます。 特に、お茶にも含まれるポリフェノールの抗酸化機能、ストレス軽減、記憶・認知改善機能に注目です。 東京大学 名誉教授 大学院農学生命科学研究科 特任教授 阿部啓子さん そう語るのは、東京大学 名誉教授 大学院農学生命科学研究科 特任教授 阿部啓子さん。何気なく飲んでいるお茶は、健康維持に関わるさまざまな役割が期待されているのですね。 また、阿部さんは「日本人はなぜ長寿を得てきたのか」について、「伝統的な日本食から多くの種類のポリフェノールを摂取してきたことが老化予防の一因となっているのではないか」と答えました。 お茶で認知症を予防 緑茶による脳保護効果が認知症の予防につながるといえます。実際、テアニンを多く含む緑茶末2gを、1年間毎日摂取した結果、脳機能の改善が認められました。 また、日常生活においては、五感を使った体験が大切です。情動が刺激されると脳が活性化されます。 国立研究開発法人理化学研究所 生命機能科学研究センター 細胞機能評価研究チーム チームリーダー 片岡洋祐さん 「茶道の先生はなぜ若々しいのか」と題して語ったのは、国立研究開発法人理化学研究所 生命機能科学研究センター 細胞機能評価研究チーム チームリーダー 片岡洋祐さん。 お茶の中に含まれているカテキンには動脈硬化の予防、テアニンには神経細胞死の抑制や、神経細胞の再生促進といった効果があるそうです。 「自分の健康状態を把握しながら、無理なくお茶を毎日の生活に取り入れることが大切」と語りました。 お茶を飲む習慣をつけて脱水症状を予防 カフェインには利尿作用があるといわれますが、かなり大量のカフェインをとらないと利尿効果はありません。 食事の時にお茶など飲みやすい飲料をとる習慣をつけることで、脱水症状を防ぐことができます。 奈良女子大学 生活環境科学系 生活健康学領域 教授 鷹股亮さん "水と健康"をテーマに語るのは、奈良女子大学 生活環境科学系 生活健康学領域 教授 鷹股亮さん。 カフェインによって余分な水分は排出されるものの、脱水時にお茶の摂取は水分補給として有効で、特に食事の際には積極的に摂取するのが望ましいのだそうです。 茶カテキンによる生活習慣病・感染症の予防に期待 超高齢化、新たな感染症などが懸念される21世紀、茶カテキンには生活習慣病予防、新興・再興感染症の予防が期待されます。 茶研究・原事務所株式会社 代表 原征彦さん 茶研究・原事務所株式会社 代表の原征彦さんは"茶と健康"をテーマに登壇。これからの時代に大きく役立つとされる、茶カテキンのさまざまな機能性について紹介しました。 「お茶は古くから薬として利用されてきた歴史があります。お茶のカテキンが自分の健康にどう関わるのか、健康診断の結果などを踏まえて知ることが大事です」とも語りました。 また、フォーラムでは、日常生活においてお茶を楽しむ活動『お茶活』をキーワードに、五感を使ってお茶を体験できるコーナーも。 『ティーテイスター』という社内資格を持つ伊藤園の社員が実演や説明を行い、茶葉の手揉みや『氷水出し緑茶』のいれかた体験など、来場客にお茶のさまざまな楽しみかたを紹介しました。 お茶は日本伝統のコミュニケーションツール さまざまな健康効果があると紹介された、お茶。でも、病気に関わるところだけでなく、「お茶をいれる」という行為そのものが、生活する上で大切なコミュニケーションのきっかけになるという意見もありました。 誰かとお茶を飲みながら会話することで、なんだか心がほっとするもの。そんな何気ない時間も、健康維持に役立つのかもしれませんね。 身近な飲み物であるお茶のパワーを借りながら、健康に歳を重ねましょう! 伊藤園 公式サイト [文・構成/grape編集部] Share Post LINE はてな
平均寿命が世界トップクラスという日本。医療の進歩や、健康志向の高まりなどによって、多くの人が100歳まで生きる『人生100年時代』を迎えるといわれています。
これから100歳まで生きることを目指して、どうやって豊かな人生にしていくのか…ひとり一人が考える必要があるのかもしれません。
仕事で成功したい、趣味に没頭したいなど、さまざな想いがあるはず。でも、そのためには何より『健康』でいることが大切です。
"健康寿命"を延ばすために注目されているのが…なんと『お茶』!アメリカでは、お茶を『クリエイティブサポートドリンク』と呼ぶなど、IT企業をはじめとした創造的な仕事をする人たちに支持されているのだとか。
2019年5月23日、『おーいお茶』でおなじみの伊藤園は、"人生100年時代を豊かに生きるには"をテーマに『健康フォーラム』を開催。
長寿国・日本において、どのようにして長寿を得てきたのか、『健康寿命』を延ばすためにできること、その中でお茶に期待される役割についてなど、専門家たちを交えて議論を行いました。
豊かな人生を歩む『お茶の知恵』
お茶に含まれるポリフェノールに注目
健康寿命を延ばすには、健康状態(未病)を把握し、食をはじめとした適切な対策をとることが大切。それによって健康状態の維持が期待できます。
特に、お茶にも含まれるポリフェノールの抗酸化機能、ストレス軽減、記憶・認知改善機能に注目です。
東京大学 名誉教授 大学院農学生命科学研究科 特任教授 阿部啓子さん
そう語るのは、東京大学 名誉教授 大学院農学生命科学研究科 特任教授 阿部啓子さん。何気なく飲んでいるお茶は、健康維持に関わるさまざまな役割が期待されているのですね。
また、阿部さんは「日本人はなぜ長寿を得てきたのか」について、「伝統的な日本食から多くの種類のポリフェノールを摂取してきたことが老化予防の一因となっているのではないか」と答えました。
お茶で認知症を予防
緑茶による脳保護効果が認知症の予防につながるといえます。実際、テアニンを多く含む緑茶末2gを、1年間毎日摂取した結果、脳機能の改善が認められました。
また、日常生活においては、五感を使った体験が大切です。情動が刺激されると脳が活性化されます。
国立研究開発法人理化学研究所 生命機能科学研究センター 細胞機能評価研究チーム チームリーダー 片岡洋祐さん
「茶道の先生はなぜ若々しいのか」と題して語ったのは、国立研究開発法人理化学研究所 生命機能科学研究センター 細胞機能評価研究チーム チームリーダー 片岡洋祐さん。
お茶の中に含まれているカテキンには動脈硬化の予防、テアニンには神経細胞死の抑制や、神経細胞の再生促進といった効果があるそうです。
「自分の健康状態を把握しながら、無理なくお茶を毎日の生活に取り入れることが大切」と語りました。
お茶を飲む習慣をつけて脱水症状を予防
カフェインには利尿作用があるといわれますが、かなり大量のカフェインをとらないと利尿効果はありません。
食事の時にお茶など飲みやすい飲料をとる習慣をつけることで、脱水症状を防ぐことができます。
奈良女子大学 生活環境科学系 生活健康学領域 教授 鷹股亮さん
"水と健康"をテーマに語るのは、奈良女子大学 生活環境科学系 生活健康学領域 教授 鷹股亮さん。
カフェインによって余分な水分は排出されるものの、脱水時にお茶の摂取は水分補給として有効で、特に食事の際には積極的に摂取するのが望ましいのだそうです。
茶カテキンによる生活習慣病・感染症の予防に期待
超高齢化、新たな感染症などが懸念される21世紀、茶カテキンには生活習慣病予防、新興・再興感染症の予防が期待されます。
茶研究・原事務所株式会社 代表 原征彦さん
茶研究・原事務所株式会社 代表の原征彦さんは"茶と健康"をテーマに登壇。これからの時代に大きく役立つとされる、茶カテキンのさまざまな機能性について紹介しました。
「お茶は古くから薬として利用されてきた歴史があります。お茶のカテキンが自分の健康にどう関わるのか、健康診断の結果などを踏まえて知ることが大事です」とも語りました。
また、フォーラムでは、日常生活においてお茶を楽しむ活動『お茶活』をキーワードに、五感を使ってお茶を体験できるコーナーも。
『ティーテイスター』という社内資格を持つ伊藤園の社員が実演や説明を行い、茶葉の手揉みや『氷水出し緑茶』のいれかた体験など、来場客にお茶のさまざまな楽しみかたを紹介しました。
お茶は日本伝統のコミュニケーションツール
さまざまな健康効果があると紹介された、お茶。でも、病気に関わるところだけでなく、「お茶をいれる」という行為そのものが、生活する上で大切なコミュニケーションのきっかけになるという意見もありました。
誰かとお茶を飲みながら会話することで、なんだか心がほっとするもの。そんな何気ない時間も、健康維持に役立つのかもしれませんね。
身近な飲み物であるお茶のパワーを借りながら、健康に歳を重ねましょう!
伊藤園 公式サイト
[文・構成/grape編集部]