持ち帰りの行列に耐えきれず、店内で騒いだ子供 優しく話しかけてきたのは? By - grape編集部 公開:2020-04-06 更新:2020-04-06 いい話妻子供志村けん Share Post LINE はてな コメント 2020年3月29日、新型コロナウイルス感染症による肺炎で亡くなった、志村けんさん。 逝去した後も、志村さんが遺したさまざまなエピソードが明かされ、人々の心を震わせています。 「人柄もいい」「そんなの泣く」 生前、志村けんが相葉雅紀に伝えた言葉に反響 志村けんのひと言が「カッコよかった…忘れません」 若手の頃、かけてもらった言葉に感謝 小説家の高橋源一郎さんも、志村さんのエピソードをTwitterに投稿。感動の声が寄せられています。 志村けんが焼き鳥店で行った『粋な計らい』 高橋さん家族が麻布十番に住んでいた当時、保育園児だった子供たちが好きな『あべちゃん』という焼き鳥店があったそうです。 商品を購入するため、妻は子供たちを連れて焼き鳥店へ。しかし、店内が混雑していた影響で、テイクアウトに長い列ができていました。 一向に進まない列に我慢できなくなった子供たちは、妻が目を離した隙に店内へ入り、大声を出してしまったそうです。 すると、座っていた客の1人が、子供たちに優しく話しかけました。 「どうしたの?」 そう尋ねたのは、志村さんでした! 「いつまで経っても焼き鳥がもらえない」と子供たちが伝えた直後、行列が動き始めました。 なんと、志村さんは持ち帰りの客を優先するように店員に伝え、並んだ人全員の会計まで済ませていたのです! まだ麻布十番に住んでいた頃のことだ。そこには「あべちゃん」という有名な焼鳥屋があって、まだ保育園に通っていたうちの子どもたちの大好物だった。その日も妻が子どもたちを連れて買いに行った。ところが、店内が混雑していたらしく、持ち帰りの客の長い列ができた。— 高橋源一郎 (@takagengen) April 5, 2020 ジレた子どもたちが、妻が気づかぬうちに列をはずれて店の中に入りつい大声を出した。座っていた客のひとりが怒ることもなく「どうしたの?」と訊ねた。子どもは「いつまでたってももらえない」といった。「そうか」とその人はいった。すぐに、持ち帰りの客の列が動きはじめた。— 高橋源一郎 (@takagengen) April 5, 2020 どうやら、その客が、自分たちの分を譲って持ち帰りの客を優先するよういってくださったらしい。お金を払おうとすると、店の人から「いりません。もう払っていただいてます」。その客が、列に並んだ人全員の焼鳥代を払っていたのである。その客は志村けんさんだった。R.I.P.— 高橋源一郎 (@takagengen) April 5, 2020 高橋さんが投稿したエピソードは拡散され、多くの『いいね』と、感動の声が寄せられました。 ・涙が止まりません。感動をありがとうございます。 ・なんて粋な計らい!本当に惜しい人を亡くしたと、胸が締め付けられる…。 ・こんなに寛大な人、なかなかいない。志村さんのことは、ずっと忘れない。 志村さんは、カメラが回っていない場所でも、人々に笑顔と感動を与えていたようです。 [文・構成/grape編集部] 出典 @takagengen Share Post LINE はてな コメント
2020年3月29日、新型コロナウイルス感染症による肺炎で亡くなった、志村けんさん。
逝去した後も、志村さんが遺したさまざまなエピソードが明かされ、人々の心を震わせています。
「人柄もいい」「そんなの泣く」 生前、志村けんが相葉雅紀に伝えた言葉に反響
志村けんのひと言が「カッコよかった…忘れません」 若手の頃、かけてもらった言葉に感謝
小説家の高橋源一郎さんも、志村さんのエピソードをTwitterに投稿。感動の声が寄せられています。
志村けんが焼き鳥店で行った『粋な計らい』
高橋さん家族が麻布十番に住んでいた当時、保育園児だった子供たちが好きな『あべちゃん』という焼き鳥店があったそうです。
商品を購入するため、妻は子供たちを連れて焼き鳥店へ。しかし、店内が混雑していた影響で、テイクアウトに長い列ができていました。
一向に進まない列に我慢できなくなった子供たちは、妻が目を離した隙に店内へ入り、大声を出してしまったそうです。
すると、座っていた客の1人が、子供たちに優しく話しかけました。
「どうしたの?」
そう尋ねたのは、志村さんでした!
「いつまで経っても焼き鳥がもらえない」と子供たちが伝えた直後、行列が動き始めました。
なんと、志村さんは持ち帰りの客を優先するように店員に伝え、並んだ人全員の会計まで済ませていたのです!
高橋さんが投稿したエピソードは拡散され、多くの『いいね』と、感動の声が寄せられました。
・涙が止まりません。感動をありがとうございます。
・なんて粋な計らい!本当に惜しい人を亡くしたと、胸が締め付けられる…。
・こんなに寛大な人、なかなかいない。志村さんのことは、ずっと忘れない。
志村さんは、カメラが回っていない場所でも、人々に笑顔と感動を与えていたようです。
[文・構成/grape編集部]