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被災者が『進研ゼミ』に電話したら? 女性スタッフの『反応』に、涙が止まらない

By - grape編集部  公開:  更新:

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※ 写真はイメージ

2011年3月11日に、東北地方を中心に大きな被害をもたらした東日本大震災。地震にともない発生した大きな津波は住宅地をのみ込み、多くの死者や行方不明者を出しました。

震災当時は学校に通いながら、通信教育の『進研ゼミ』をしていたという、逹己(@tatsuki_)さん。

地震による津波で、自宅の1階が浸水し、進研ゼミの教材が流されてしまったといいます。

逹己さんは、震災から3週間が経った頃、進研ゼミに連絡し、次のような質問をしました。

「津波で流されてしまった4月号の教材を、新しくもらうことはできますか?」

すると、電話を受けたスタッフの女性は、涙声でこうつぶやいたのです。

「…!生きて…らっしゃったんですねぇ…!」

その後、泣きながら「すぐにお送りいたします」と答えたスタッフ。すぐさま手配してくれた結果、後日きれいな状態の教材が届いたそうです。

当時電話で対応したスタッフは、亡くなった被災者の遺族などから、退会の連絡を受け続けていたのかもしれません。

当時の状況を物語るエピソードに、ネット上ではさまざまな声が寄せられています。

・素敵な話に胸が熱くなりました。

・ボロ泣きしてしまいました。人の命の尊さを、改めて実感させられます。

・電話を受けたスタッフは相当嬉しかったのでしょうね。生きていてくれて本当にありがとうございます。

逹己さんは、3月11日が訪れるたびに、この出来事を思い出すのだそうです。

東日本大震災は、私たちの心に大きな傷を与えました。実際に被災地で傷付き苦しんだ人々はもちろん、遠く離れた土地で被災者の安否を確認できず、無事を祈ることしかできなかった人にとっても、不安な日々だったはずです。

人と人のつながりを感じさせるエピソードに、胸が熱くなりますね。


[文・構成/grape編集部]

出典
@tatsuki_

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