「見返してやる!」 いじめを受けていた10歳の少女 リベンジの仕方がカッコ良すぎ
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道路標識、縦読みすると… 1枚に「これは気付かなかった」「面白い看板」目的地の方向や距離、道路上の警戒情報などを視覚的に伝える、道路標識。普段から車を運転する人であれば、頻繁に目にするでしょう。なおき(@528_frs)さんがXに公開した道路標識の1枚に、5万件を超える『いいね』が寄せられています。
北海道のコンビニ 駐車場で撮影した1枚に「怖すぎるだろ…」「五度見したわ」北海道で男性が撮影した1枚。写った光景に道民以外が「ウソだろ…」
- 出典
- bullychasers
アメリカのニューヨーク、クイーンズ地区に住む10歳のイーフィーちゃん。
実は小学校入学直後から、体型を理由にいじめを受けていました。
そんなイーフィーちゃんが成し遂げた、あまりにも劇的で痛快なリベンジが大きな注目を集めています。
薬の副作用が原因で太りやすい体に
イーフィーちゃんは生まれつき喘息を患っていて、発作を抑制する薬が手放せません。
薬を服用することで、ある程度発作を抑えることはできますが、副作用で太りやすい体質になってしまいました。
そんなイーフィーちゃんの体型を小学校の同級生がからかい、いじめにまで発展。
最初は精神的ないじめが多かったようですが、徐々にエスカレートし、最終的には暴力を振るわれるなどの身体的ないじめになったと言います。
「もう学校へは行きたくない」
母親に告げたイーフィーちゃん。その時点で、既に2年間もいじめを受けていたと言います。
母親は「娘が学校でいじめを受けないように」と、あらゆる手段を講じます。
しかし、子どもには子どもの世界があり、大人が介入して簡単にいじめがなくなるようであれば、いじめはとっくに世の中から消え去っているでしょう。
イーフィーちゃんの通う小学校でも、そう簡単にいじめがなくなることはありませんでした。
いじめを止めさせるきっかけは少女自身が持っていた
そんないじめですが、意外なきっかけから少しずつなくなっていきます。
元々、洋服に興味を持っていたイーフィーちゃんはある日、突然母親にこんなお願いをします。
「ママ、おばあちゃんのミシンを使ってもいいでしょ?」
そして、自宅にあった祖母のミシンを使って人形の洋服を作り始めました。
デザインも含めて、自分でイチから人形の洋服を作る娘に「感心した」という母親。
人形の洋服がうまく作れるようになると、今度は「人の洋服も作ってみたいな」と思うようになったというイーフィーちゃん。
そして、子ども服の制作からイーフィーちゃんのファッションデザイナー人生がスタートするのです。
子供服から大人の洋服へ…
女の子向けの子供服から作り始めましたが、好奇心旺盛なイーフィーちゃんは男の子用の洋服や大人向けの洋服なども手掛け始めます。
最初は家族に褒められる程度だった洋服のクオリティも徐々に高くなって行きます。そして、評判が評判を呼び、ついにはNYのファッションウィークに出品することに!
NYファッションウィーク
1945年から続く伝統的なコレクションで、ロンドン・パリ・ミラノと並ぶ世界の4大コレクションと言われる。
アフリカンテイストが盛り込まれたイーフィーちゃんのコレクションは、ファッションウォークでも大きな注目を集めていました。
イーフィーちゃんがデザインした洋服の一部をご覧ください。
学校では「洋服がダサい」などと言われることもあったというイーフィーちゃん。
しかし、今では周囲がこんな風にイーフィーちゃんに話しかけてくるそうです。
「あなたのファッションセンス、とっても良いわね!」
いじめをポジティブなパワーに変換!
学校でいじめられるということは、10歳の少女にとっては想像以上に苦しいことでしょう。
しかし、イーフィーちゃんは誰かの力を借りるのではなく、自分の力でいじめっ子たちを見返しました。
それどころか、「いじめを受ける」というネガティブな事柄をポジティブなエネルギーに変換して、世間までもを驚かせてしまったのです。
もちろん、いじめを受けている子どもたちの全員ができることではないでしょう。
それでもイーフィーちゃんはこう語ります。
「神様は最高よ!
悲劇から勝利へと私を導いてくれた」
「世間がどれほど残酷だったとしても、絶対に諦めてはダメ!
自分からトライし続けなければ世界は変わらないわ」
10歳の少女が起こした奇跡のような逆転劇。
これからもファッションデザイナーとして、世間が驚くようなステキな洋服を作り続けてほしいですね。