まさに神対応 少女のぬいぐるみを診察することになった獣医師に称賛の声 By - grape編集部 公開:2019-03-14 更新:2019-03-14 いい話動物病院 Share Post LINE はてな コメント 出典:Pioneer Veterinary Clinic アメリカにある動物病院『Pioneer Veterinary Clinic』にある日、診察の予約の電話が入ります。 「娘の猫を診ていただきたいのですが」 そして動物病院にやってきたのは6歳のジャズミンちゃん。彼女が母親と一緒に連れてきたのは愛猫の『ドニー』です。 実はドニーは猫のぬいぐるみ。海外メディア『LoveMeow』によるとジャズミンちゃんは知的障害があり、ドニーのことを本物の猫のように可愛がっているのです。 彼女はドニーの脚に傷が付いたことを心配し、どうしてもお医者さんに診てもらいたかったのだそう。そこで彼女の母親が動物病院にお願いして、ドニーの診察をしてもらうことになったのです。 猫のぬいぐるみの診察をすることになった獣医師は… 事情を知った動物病院のスタッフは笑顔でジャズミンちゃんを迎えます。通常通りに受付をして、診察室では患者(ドニー)の体重を測り、健康状態を記録してカルテを作成しました。 Receptionist Heather getting Jazmine and "Donnie" checked in.Posted by Pioneer Veterinary Clinic on Friday, February 8, 2019 Checking to see how much "Donnie" weighs.Posted by Pioneer Veterinary Clinic on Friday, February 8, 2019 そしてついに獣医師のマイヤー先生が登場。ドニーの心音を聴くために聴診器を当てたマイヤー先生はびっくりします。 なぜならドニーの体から本当に心臓の音が聞こえてきたのです。 Dr Maier listening to "Donnie's" heart and lungs. Dr Maier was surprised to actually hear a heart beat! "Donnie" is from Build A Bear and had a special heart that went thump-thump. 💓Posted by Pioneer Veterinary Clinic on Friday, February 8, 2019 実はドニーはカスタムメイドのぬいぐるみを作ることができる『Build A Bear』という店で買ったもので、特別な心臓が入っているのだそう。 続いてマイヤー先生はジャズミンちゃんが心配している、ドニーの脚のケガを診ます。診察の結果、ドニーは脚に裂傷を負っていたので、先生はピンクの包帯を巻いてくれました。 Dr Maier examining the front feet.Posted by Pioneer Veterinary Clinic on Friday, February 8, 2019 Preparing the bandage material.Posted by Pioneer Veterinary Clinic on Friday, February 8, 2019 Dr Maier applying the bandage.Posted by Pioneer Veterinary Clinic on Friday, February 8, 2019 診察後、ジャズミンちゃんは先生から、「数日間、包帯を巻いたままにして、ドニーが元気になるまでたっぷりの愛情をあげてたくさんハグをしてあげてね」といわれたそうです。 そしてすっかり安心したジャズミンちゃんは笑顔で病院を後にしました。 Thank you Jazmine for trusting us to care for your beloved "Donnie."Posted by Pioneer Veterinary Clinic on Friday, February 8, 2019 Pioneer Veterinary ClinicはFacebookにこの出来事について投稿。するとマイヤー先生とスタッフを称賛するコメントが続々と寄せられています。 ・なんて素晴らしいの!この女の子はこの出来事をずっと覚えていることでしょう。 ・こんな素敵な話、初めて聞いたわ!私は障がいをもつ子どもの親なので、これがどれほど大きな意味をもつか分かります。 ・この特別な動物病院はどこにあるの? なおこのドニーの診察は特別な例のため、無料だったということです。なんという寛大さなのでしょう! 猫が大好きなジャズミンちゃんですが、アレルギーのために飼うことができないのだとか。そこで彼女の母親がドニーを買ってあげると、ドニーはすぐにジャズミンちゃんの親友になったそうです。 たとえぬいぐるみでも、ペットを心から愛して大切にするジャズミンちゃんの気持ちを尊重し、真心を込めて対応してくれたマイヤー先生とスタッフのみなさんに大きな拍手を送りたいですね。 [文・構成/grape編集部] 出典 Pioneer Veterinary Clinic/LoveMeow Share Post LINE はてな コメント
アメリカにある動物病院『Pioneer Veterinary Clinic』にある日、診察の予約の電話が入ります。
「娘の猫を診ていただきたいのですが」
そして動物病院にやってきたのは6歳のジャズミンちゃん。彼女が母親と一緒に連れてきたのは愛猫の『ドニー』です。
実はドニーは猫のぬいぐるみ。海外メディア『LoveMeow』によるとジャズミンちゃんは知的障害があり、ドニーのことを本物の猫のように可愛がっているのです。
彼女はドニーの脚に傷が付いたことを心配し、どうしてもお医者さんに診てもらいたかったのだそう。そこで彼女の母親が動物病院にお願いして、ドニーの診察をしてもらうことになったのです。
猫のぬいぐるみの診察をすることになった獣医師は…
事情を知った動物病院のスタッフは笑顔でジャズミンちゃんを迎えます。通常通りに受付をして、診察室では患者(ドニー)の体重を測り、健康状態を記録してカルテを作成しました。
そしてついに獣医師のマイヤー先生が登場。ドニーの心音を聴くために聴診器を当てたマイヤー先生はびっくりします。
なぜならドニーの体から本当に心臓の音が聞こえてきたのです。
実はドニーはカスタムメイドのぬいぐるみを作ることができる『Build A Bear』という店で買ったもので、特別な心臓が入っているのだそう。
続いてマイヤー先生はジャズミンちゃんが心配している、ドニーの脚のケガを診ます。診察の結果、ドニーは脚に裂傷を負っていたので、先生はピンクの包帯を巻いてくれました。
診察後、ジャズミンちゃんは先生から、「数日間、包帯を巻いたままにして、ドニーが元気になるまでたっぷりの愛情をあげてたくさんハグをしてあげてね」といわれたそうです。
そしてすっかり安心したジャズミンちゃんは笑顔で病院を後にしました。
Pioneer Veterinary ClinicはFacebookにこの出来事について投稿。するとマイヤー先生とスタッフを称賛するコメントが続々と寄せられています。
・なんて素晴らしいの!この女の子はこの出来事をずっと覚えていることでしょう。
・こんな素敵な話、初めて聞いたわ!私は障がいをもつ子どもの親なので、これがどれほど大きな意味をもつか分かります。
・この特別な動物病院はどこにあるの?
なおこのドニーの診察は特別な例のため、無料だったということです。なんという寛大さなのでしょう!
猫が大好きなジャズミンちゃんですが、アレルギーのために飼うことができないのだとか。そこで彼女の母親がドニーを買ってあげると、ドニーはすぐにジャズミンちゃんの親友になったそうです。
たとえぬいぐるみでも、ペットを心から愛して大切にするジャズミンちゃんの気持ちを尊重し、真心を込めて対応してくれたマイヤー先生とスタッフのみなさんに大きな拍手を送りたいですね。
[文・構成/grape編集部]