玉子焼き、焼く前によく混ぜると? 起こった変化に驚き!
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撮影:エフシージー総合研究所
エフシージー総合研究所
株式会社エフシージー総合研究所は、暮らしの「なぜ?」「どうして?」を科学の力で解明する専門家集団。
社内に『生活・美容』『環境微生物』『食品料理』の3つの研究室を擁し、日々、私たちの身の回りの安心・安全をテスト検証している。
ウェブメディア『grape』では、プロの研究員だからこそ知っている、カビや微生物の予防や撃退法など、日々の暮らしに役立つコラムを発信中。

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お弁当おかずの定番中の定番、玉子焼き。
シンプルな料理でありながら、甘め、しょっぱめ、具材入りなど、さまざまなアレンジが楽しめるのも人気の理由の1つでしょう。
玉子焼きはよく混ぜるべき?
また、卵は「玉子焼き用なら混ぜすぎは禁物」「茶碗蒸し用はよく溶く」というように料理に合わせて溶き方を変えるとよいといわれています。
そこで、卵を『菜箸でほぐす』と『泡立て器でよく混ぜる』の両パターンで玉子焼きを作り、どのような差が出るのか、比較してみることにました。
材料と焼き方
材料は卵3個に対し、砂糖小さじ2杯、みりん小さじ1杯、塩1gで統一。
フッ素樹脂加工の玉子焼き器を熱して油を薄くなじませ、卵液の半量を流して焼き、残りを2回に分けて巻きました。
火加減は一定にし、加熱時間、巻くタイミングなども同じにしています。
撮影:エフシージー総合研究所
溶き方
『ほぐす』は、菜箸をボウルの底につけたまま前後左右に動かして、白身の濃厚な部分が細かくなるまでほぐしました。
撮影:エフシージー総合研究所
『よく混ぜる』は泡立て器でボウルの底をこすりながら全体が均一になるまでよく混ぜ、ザルでこしています。
撮影:エフシージー総合研究所
作りやすさと見た目
『ほぐす』の卵液は玉子焼き器に流すとすぐに固まってまとまりやすく、安心して作れました。
『よく混ぜる』は卵液がサラサラと流れてまとめにくく、薄く焼いた卵を巻きつけるときに破れてしまいそうです。
撮影:エフシージー総合研究所
焼き上がった玉子焼きを切ってみると、『ほぐす』は白身がところどころ残り、丸みのある空気の穴が開いていました。
対して『よく混ぜる』は均一な黄色で空気の穴は押しつぶされたような形をしています。
左=『ほぐし』/右=『よく混ぜ』(撮影:エフシージー総合研究所)
おいしいのはどっち?
作った玉子焼きを、延べ24人で食べ比べたところ、『ほぐす』派が19人、『よく混ぜる』派は3人、『差がない』と答えたのは2人でした。
『ほぐす』は「ふわっとしている」「軟らかい部分と硬い部分が混ざり合って弾力がある」など好評価でしたが、『よく混ぜる』は「硬くて締まっている」「口の中でグシャッとつぶれる」など低評価な感想が目立ちました。
卵の混ぜ方だけで、見た目だけでなく、食感にも大きな差があるようです。
左=『ほぐし』/右=『よく混ぜ』(撮影:エフシージー総合研究所)
玉子焼きなら『ほぐす』が正解!
ふわふわ感のある玉子焼きを作るには、卵を混ぜるときは菜箸を使い、隙間を開けてまっすぐに立て、箸先を容器の底につけたままかき混ぜる方法がおすすめです。
そして、混ぜる時には白身が少し残る段階でストップ!これを守って玉子焼き名人になりましょう。
エフシージー総合研究所
[文/エフシージー総合研究所 構成/grapeフード編集部]