虫がわいても捨てなくてOK? 生産者に聞いた『食べていい米・ダメな米』の見分け方
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米をたくさん購入し保管していると、虫がわいてしまうことがあります。
この場合、虫を除けば食べることができるのでしょうか。
六方銀米(コシヒカリ)の産地として知られる『中谷農事組合 なかのたにさわやか村』に取材しました。
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虫がわいてしまったお米のチェックポイントは5つ!
『中谷農事組合 なかのたにさわやか村』によれば、以下の点に注意してほしいとのこと。
一般的に米に発生するコクゾウムシやノシメマダラメイガは、いずれも毒性を有していません。
そのため虫を誤って食べてしまっても、重篤な健康被害が生じるケースは極めてまれとされています。
ただし、以下に注意が必要です。
・死骸やフンにより微生物が増殖しやすくなる。
・アレルギー体質の人はまれに消化器症状や蕁麻疹を起こすことがある。
・見た目、風味の劣化による食欲不振。
本記事のポイントである『虫がわいてしまった米は食べられるのか』について聞いたところ、チェックポイントは次の5つです。
におい:酸味・油臭・カビ臭があればNG。
色:黄ばみ・灰色・黒ずみがあればNG。
触感:粉状に崩れる・ベタつく場合はNG。
虫の数:大量発生で分離困難な場合はNG。
保存期間:3か月以上経過している場合はNG。
上記5項目のうち、2項目以上が該当する場合は「安全のため廃棄を検討してください」とのことでした。
加熱調理すればOK? 注意しなければならない点は…
炊飯は加熱調理なので「ご飯を炊けば大丈夫なのでは?」と思うかもしれません。
しかし、『中谷農事組合 なかのたにさわやか村』によると、ここでも注意しなければならないポイントがあるとのことです。
炊飯時の温度は中心部で約100℃に達するため、虫やほとんどの細菌は死滅します。
ただし、カビ毒(マイコトキシン)は熱に強く、変質米を炊いても分解されません。
そのため、前記のチェックポイントでNG判定した米を『加熱すれば平気』と判断して食べるのは危険です。
虫がわいてしまった米は、残念ながら『廃棄』を考えなければいけないケースもあります。
無理に食べようはせず、本記事で挙げたチェックポイントを参考に、冷静な判断をするようにしましょう。
[文・取材/高橋モータース@dcp・構成/grape編集部]