美容室と理容室、なんでシャンプーが真逆? プロに聞いた理由とは
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監修・取材協力美容師
岡田充
美容室Affinityの美容師。Affinity 代表 20年経験を経て2024年大阪府茨木市で開業。
年齢による髪のお悩み(エイジングヘアケア)白髪、うねり、ヘアダメージ、ハリ、コシ、ツヤを取り戻し健康的な髪を保つためのヘアケアや、なるべく髪のダメージを抑えての施術を得意とする。
LUIS FIELD
株式会社LUIS FIELDは、元警察官の代表が、皆様の人生が今よりも少し豊かになる情報をお届けしたいという想いから立ち上げた会社です。
日本各地にさまざまな人生経験を持つライターが所属し、多様なメディア様で活動でさせていただいております。
『grape』では、主にライフハック記事を中心に制作し、読みやすく分かりやすい記事をお届けします。

『美容室』『美容院』の違いは言い方だけ?特徴やサービス内容を解説『美容室』と『美容院』の違いを解説。サービスの内容や、特徴、選び方のポイントも解説しました。『理容室』や『ヘアサロン』との違いにも言及しています。美容室を選ぶ際の参考にしてください。

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暑い日が増えてくる6月現在。すっきりと髪を整えるために、ヘアサロンへ足を運ぶ機会が増える人もいるでしょう。
美容室でのシャンプーといえば、シートに背を預けて『仰向け』で洗うのが一般的です。
一方で、理容室の場合は、洗面台に向かって『前かがみ』の姿勢で洗うことが多いのではないでしょうか。
※写真はイメージ
同じ『髪を洗う』という目的でありながら、なぜ店によって姿勢が真逆になるのか、不思議に思ったことがある人もいるかもしれません。
このシャンプー事情に隠された意外なメリットについて、美容師の岡田充さんにお話をうかがいました。
理容室が『前かがみ』で洗う理由は?
――理容室で前かがみになって洗うのには、どのような理由があるのでしょうか?
主に3つのメリットがあります。
1つ目は、理容室の大切なサービスである『シェービング(顔剃り)』の際、襟足の剃り残しを防ぐためです。
前かがみになることで首の後ろがよく見え、最後の仕上げをきれいに行うことができます。
2つ目は、短い髪の人でも、首のギリギリ後ろ(襟足)までしっかりとお湯を流しきれるためです。
そして3つ目は、技術者が力を入れやすいという点です。
――技術者が力を入れやすいとは、どういうことでしょうか?
美容室の仰向け用シャンプー台は位置が高く、力を入れにくい構造になっています。
一方、理容室のシャンプー台は位置が低く作られていることが多いため、前かがみで洗う方が、技術者の腕や腰の力をしっかりと頭皮に届けることができます。
これにより、力強いマッサージ効果が得られ、頭皮をすっきりと洗い上げることができるのです。
美容室が『仰向け』で洗う理由は?
――美容室では『仰向け』が基本なのは、なぜでしょうか?
もっとも大きな理由は、お客様の『お化粧崩れ』を防ぐためです。
前かがみで洗ってしまうと、顔に水やシャンプー液が流れてしまい、メイクやマスカラが落ちてしまいます。
仰向けであれば顔に水がかかりにくいため、メイクをきれいなままキープできるのです。
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――ほかに仰向けのメリットはありますか?
リラクゼーション効果を高められる点です。
仰向けで寝た状態のまま、頭皮のマッサージや『ヘッドスパ』といった癒やしのメニューを提供できるのは、仰向けシャンプー台ならではの強みですね。
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変化する現代のシャンプー事情
美容室は仰向け、理容室は前かがみでのシャンプーが一般的ではありますが、現在ではこの境界線も少しずつ変化しているそうです。
最近では理容室でも仰向けのシャンプー台を導入する店が増えており、逆に美容室でも、男性向けに力強く洗えるシステムを取り入れるケースもあります。
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普段、何気なく身を預けているシャンプー台。
そこには、お客様への細やかなおもてなしの心や、使い勝手を追求した職人のこだわりが息づいていました。
次に髪を洗ってもらう際は、その姿勢の裏にあるプロの『優しさ』を感じてみてはいかがでしょうか。
[文・取材/LUIS FIELD 構成/grape編集部]