豹に殺された親ヒヒ… そばにいた赤ちゃんヒヒに、豹がとった意外な行動に考えさせられる
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この映像は、2006年のナショナル・ジオグラフィックのドキュメンタリー『Eye Of The Leopard』の中から印象に残るシーンを抜粋したものです。
自然界を生きる野生の豹とヒヒの、あまりに印象的なこの映像は何度も違法コピーされYouTubeにアップロードされつづけていましたが、権利者である『wildlife films』が2014年4月に公式映像をYouTubeに公開、HD画質でご覧いただけるようになりました。
2歳の女豹が、初めての狩りをおこなったとき、捕食されたヒヒの足元には、生まれたばかりの赤ちゃんヒヒがしがみついていました。
通常、肉食獣は、草食動物をすべて餌としてか見ていません。
殺した親ヒヒを木の上に運び食べようとしているとき、親ヒヒの体から赤ちゃんヒヒが振り落とされ木の下に落ちてしまいます。
それを見つけた女豹は、木から飛び降り赤ちゃんヒヒに近寄ります。
撮影スタッフの誰もが『食べられる』『ああっ』と思った次の瞬間、驚いたことに女豹は、赤ちゃんヒヒを安全な木の上に運び、その世話をするために食事をやめてしまったのです。
死臭を嗅ぎつけて近寄るハイエナも追い払い、何度も木から落ちそうになる赤ちゃんヒヒを木の上に戻し、毛繕いをし、まさに母親のように世話をします。
女豹の母性本能が、狩猟本能、食欲を上回った瞬間の貴重な映像です。
生きるために奪い、それ以上は殺さない。そして本能に従って子供を守り育てる。
自然の中で生きる野生動物の世界は、とても過酷です。そんな彼らの姿に、ときに人間はとても多くのことを教えられます。
しかし、悲しいことに、赤ちゃんヒヒは母乳が得られなかったため、次の朝を待たずに死んでしまいました。
豆知識
このような子どもを守るという行動は、母性本能によるもの。
オキシトシンというホルモンが関係しており、子どもが生まれた後に母乳をださせたりする、哺乳類だけにあるホルモンです。
このホルモンが分泌されると、幸福感が生まれるだけでなく、長寿になる、心臓の機能をよくするなどの効果があるそうです。