女子高生考案の『エビングハウスフセン』 記憶力に悩む人の救世主になるかも!?
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白菜の表面に黒い点々を見つけたら… 「そうだったのか!」「初めて知った」「白菜に黒い点々が…!」。そんな状態になっていれば、傷んでいるのか腐敗しているのか、食べてもいいのか…とさまざまな疑問が浮かびます。黒い点々の正体や、食べられるのかどうかなどについてご紹介します。
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- 出典
- ウォータールー大学
一度何かを覚えても、いつの間にか忘れていたという経験は誰しもあるでしょう。
そんな悩みを解決してくれる画期的なアイテムを、なんと兵庫県神戸市に住む女子高生が考案しました。
その名も『エビングハウスフセン』。
名前の由来は『忘却曲線』を提唱した、ドイツの心理学者であるヘルマン・エビングハウスからきているそうです。
『忘却曲線』とは何か?
エビングハウスの忘却曲線とは、時間と記憶の相関関係を表したグラフのこと。
エビングハウスによる実験の結果、覚えた日を100%とすると、1日後には74%、1週間後には77%、1か月後には79%の記憶が急激に失われてしまうそうです。
人間の脳が、いかに物事を忘れやすいのかが分かりますね。
せっかく記憶した内容を忘れないようにするためには、やはり定期的な復習が必要。
カナダのウォータールー大学の研究結果によると、このような結果が出ているといいます。
・24時間以内に10分の復習をすると、記憶がほぼ100%(記憶当時の状態)に戻る。
・1週間後に2回目の復習をすると、5分で記憶を取り戻せる。
・1か月後に3回目の復習をすると、2~4分で記憶を取り戻せる。
この結果をもとに考案されたという『エビングハウスフセン』を、早速使ってみましょう。
購入したのは『31日用ミシン目無しふせん(portable)japan柄』。15枚綴りで、税込み770円です。
付箋の一番下が『はじめて覚えた日』となり、付箋の上から順に『翌日』『1週間後』『4週間後』の日付が記載されています。
裏表紙に使い方が分かりやすく書いてあるので、確認してみましょう!
まずは『覚え始める日』の日付の付箋を選んで、ノートに貼ります。今回は『1日』のものを使いました。
『翌日』(2日)に復習して、学習が終わったら『2』と書かれている部分を切り取ります。
さらに『1週間後』(8日)、『4週間後』(29日)にも復習し、記憶を定着させていきました。
ノートをパッと見て、その日の日付が書いてある部分を覚え直せばいいだけなので、とても楽ですね!
実際に筆者が英語の学習に取り組んでみたところ、英単語を覚えられる数が段違いに増えたように感じました。
その場限りの暗記とは異なり、記憶がギリギリ残っているタイミングで再度学習するため、自然と記憶が定着していたようです。
『4週間後』の学習時には、予想以上に内容を覚えていた点にも驚きました。
それぞれの学習日では、単語帳の流し見だけでも内容を簡単に思い出すことができたので、ガッツリと勉強する必要がない点も助かります。
ちなみに今回の『エビングハウスフセン』には30日用と28日用があり、付箋にミシン目のあるものも選べます。
用途によって使い分けることができるので、絶対に覚えたいものがあるという人はぜひ使用してみてくださいね!
[文/キジカク・構成/grape編集部]