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「いつもありがとう」 亡くなった母親に感謝を伝える方法とは…?

By - grape編集部  公開:  更新:

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※写真はイメージ

毎年5月の第2日曜日は『母の日』。

各家庭では、母親へ日頃の感謝を込めて、プレゼントを渡したり、おいしいご飯をごちそうしたりするでしょう。

母の日は、現在では感謝を表す日として親しまれていますが、もともとは亡き母親を偲ぶ、1人の女性の想いから始まったことをご存じですか。

亡くなった母親への想いから始まった『母の日』

母の日は、20世紀の初頭、アメリカのフィラデルフィアに住む少女アンナ・ジャービスが、敬愛してやまない母親が亡くなった際に、母親に感謝を表す記念日づくりを思い立ったことがきっかけとされています。

『カーネーションを贈る』という風習も、アンナが亡き母親の墓前にカーネーションを供えたことが始まりです。

※写真はイメージ

近年では、母の日の原点に立ち返るように、亡くなった母親の墓前を訪ねる『母の日参り』という習慣が広がりを見せています。

母親を見送った世代を中心に定着しつつあり、SNSなどでも「『母の日参り』に行ってきた」という投稿が多く見られるようになりました。

・母の好きだったヒマワリがあったので、それとカーネーションを買って『母の日参り』に行きました。

・『母の日参り』に行ってきました。家族の近況などたくさん話を聞いてもらいました。

・今日は次女を連れて『母の日参り』に。田舎の墓地なので、お盆以外であまり人を見かけないのですが、手を合わせる人を何人か見かけました。

『母の日参り』の仏花は、キクやユリなど伝統的な花や、カーネーションにこだわる必要はありません。

母親が生前好きだった花や好物などを供え、墓前を自由に彩ればよいのです。

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また、お墓参りには欠かせないお線香も、『母の日参り』向けのものがあります。

お線香の製造販売を手掛ける株式会社日本香堂では、カーネーションをイメージしたお線香を販売中。

きれいなピンク色のお線香は、母の日のお供えにぴったりですね。

お線香をお供えすると、故人と対話ができるような気持ちになります。

墓前に供えれば、立ち上がる煙と、上品なシルキーフローラルの優しい香りに包まれながら、ゆっくりと母親に気持ちを伝えられることでしょう。

母の日は、普段は恥ずかしくてなかなか口にできない、母親への感謝を伝える絶好の機会。

故人であっても、『母の日参り』を通して、感謝を伝えることができます。

今年の母の日は、母親に感謝の気持ちと、カーネーションの香りを届けてみてはいかがでしょうか。


[文・構成/grape編集部]

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