譲渡会で唯一、里親が決まらなかった犬 直後に『完ぺき』な家族が現れて?
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出典:anticruelty

「猫を作ります」 宣言して3日後に、完成した木彫り作品が?「感動した」「天才かよ」「猫を作ります」という宣言とともに、写真を公開したのは、趣味で木彫りの作品を作っている、鑄(@CopperAndHammer)さん。 写っているのは、長方形の木材に下絵をされた猫。 一見シンプルに見えるこの下絵ですが、一体どんな作品に生まれ変わるのかが気になりますね。

飼い主「狙われていることに気付かず、ニッコニコ」 愛犬の後ろに写っていたのは…「背後を狙われていることに気付かず、ニッコニコの犬」このようなコメントを添えて、Xに写真を投稿したのは、ペキニーズのハオくんと暮らす、飼い主(@hao_kochi)さんです。
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アメリカのシカゴにある動物保護施設『The Anti-Cruelty Society』が保護動物の譲渡イベントを開催しました。
イベントは大成功で、犬と猫合わせて61匹に家族ができたのです。
『The Anti-Cruelty Society』はInstagramで、空っぽになった施設の写真とともに感謝の思いを投稿。
しかし、その翌日に投稿された写真は、イベント成功の報告よりも大きな注目を集めました。
実はこのイベントで唯一、里親が決まらなかった犬がいたのです。
※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。
3歳のエルビスくんは人懐っこくて元気いっぱい。イベントでは興味をもった人たちがいたものの、養子縁組にはいたりませんでした。
野良犬だったエルビスくんは保護された時、骨盤を骨折していたとのこと。
治療をしてすでに治りましたが、将来関節炎になりやすいと思われるそうです。
『The Anti-Cruelty Society』は「このハンサムな子に永遠の家を見つけよう!」と、愛嬌たっぷりのエルビスくんの写真を紹介。
するとたちまち拡散され、3日後にはエルビスくんに家族ができたことが報告されました!
里親になったローレンさんは、過去に仕事として歌手のエルビス・プレスリーのモノマネをしていたのだとか。
ドラァグクイーンとしても有名なローレンさんは動物保護活動に熱心で、これまでに『The Anti-Cruelty Society』の募金イベントも主催してきたといいます。
ローレンさんのパートナーであるドリューさんは、エルビスくんについて「誰も彼を欲しがらなかった時、私たちは彼を見つけた。私たちはみんな、不適合者の集まりだ」と語ったそうです。
エルビスくんのニュースは多くのメディアでも紹介され、「最高だ!」「完ぺきなタイミングだったね」「これは運命だった」など喜びの声が上がりました。
エルビスくんは新しい家で、たっぷりの愛情とたくさんのおもちゃに囲まれて過ごしているそうです。
譲渡イベントでエルビスくんに里親が決まらなかったのは、ローレンさんとドリューさんに出会うためだったのかもしれませんね!
[文・構成/grape編集部]