山で歩けなくなった『ハイカー』 救助される様子に「なんてかわいいんだ!」
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飼い主「狙われていることに気付かず、ニッコニコ」 愛犬の後ろに写っていたのは…「背後を狙われていることに気付かず、ニッコニコの犬」このようなコメントを添えて、Xに写真を投稿したのは、ペキニーズのハオくんと暮らす、飼い主(@hao_kochi)さんです。

「意味が分かるまで2分かかった」 夏季休暇の貼り紙に『重大なミス』と思いきや?ある夏の日、街を歩いていたモチコ(@mochicco69)さんは、目にした貼り紙に違和感を覚えました。書かれていたのは、夏季休暇のお知らせ。お盆の時期になると、多くの店や施設で目にするため、決して珍しいものではないでしょう。しかし、モチコさんは貼り紙のある部分を見てツッコミを入れざるを得なかったようで…。
夏はハイキングを楽しむ人が増える時期です。晴れた日に自然の中を歩くのは気分がいいですよね。
しかし、急な体調の変化などにより、自力で下山ができなくなる人もいるようです。
不測の事態に備えて、ハイカーが多い山では救助隊がいつでも出動できるように待機しています。
2022年7月の朝、アメリカのコロラド州で活動するボランティア救助隊『エルパソ郡サーチ&レスキュー』に、救助の要請が入りました。
電話をかけてきた男性は元気だったのですが、一緒にハイキングをしていた『家族』が助けを必要としているとのこと。
その家族とは…愛犬のローランド!
飼い主さんと一緒に朝の散歩に出かけたところ、帰り道で疲れて動けなくなってしまったのです。
海外メディア『People』によると、飼い主の男性はローランドを抱えて数kmを歩きましたが、途中でギブアップ。
ローランドは救助隊員に抱えられながら、無事に山を下りることができました。
『エルパソ郡サーチ&レスキュー』はFacebookで「今朝早く、4本足のハイカーがキャンプ場から下山するのを手助けしました」と報告。
嬉しそうなローランドの写真に、救助隊への称賛と喜びの声が上がりました。
・このかわいい子が、山を下りるのを助けてくれてありがとう!
・犬の表情を見て!なんてかわいいんだ。
・すべての命を救ってくれる救助隊の皆さんには、感謝しかないよ。
ローランドが歩いていたルートは、キャンプ場までの約10kmのハイキングコースだそう。
この日はたまたま途中で疲れてしまったようですが、写真を見る限り元気そうでよかったですね。
投稿には、救助隊員に抱えられてローランドが下山する間、「飼い主さんは非常に感謝していた」とつづられています。きっとローランドも同じ気持ちだったでしょう。
人間も犬も、命の大切さは同じ。
『4本足のハイカー』を全力で助けてくれた救助隊員の皆さんには、感謝しかありませんね!
[文・構成/grape編集部]