「今日、飼っていた犬が死んだ」 夏が招いた悲劇を繰り返してはならない
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※写真はイメージ

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「今日、飼っていた犬が死んだ」
いつも通りに待っていてくれるはずだった愛犬。しかし、飼い主が帰宅した時、8年間共に暮らした愛犬は息を引き取っていました。
死後硬直が始まっているにもかかわらず、体温が下がらない状態だったといいます。
原因は、熱中症でした。
「水があるから」「土があるから」「日が当たらないから」「去年は大丈夫だったから」
飼い主は、自分の不注意が招いてしまった愛犬の死をくやみました。
大事な存在を失った悲しみに、飼い主はどれほどの心の痛みを抱えているでしょうか。それでも、「これ以上、不幸を増やさないために」と愛犬の死のいきさつをTwitterに投稿したのです。
「犬を外で飼える時代は終わったのかもしれません」
投稿者の住む地域は都市部ではなく、ほかの家庭もほとんどが犬を外飼いにしているのだそうです。
2018年の夏は、これまでとは比較にならない暑さです。
人間よりも、地面に近いところにいる犬にとって、その暑さは想像以上なのでしょう。
熱中症のほかに、焼けるように熱くなったアスファルトで肉球をヤケドしてしまう犬も続出しているといいます。
「今年はこれまでの常識で考えてはいけない」
「暑い」という言葉だけでは片付けられない、命をおびやかす危険をはらんだ2018年の夏。
悲しい例を増やさないために、情報を集め、自分と大切な存在を守らなくてはならないのでしょう。
※投稿者様の許可はいただいておりますが、ご本人の希望により匿名にしております。
[文・構成/grape編集部]