納豆は冷蔵庫で保存するべき? メーカー公式サイト回答に「参考になった」
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※写真はイメージ
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- 出典
- ミツカン
ごはんのおともとして人気の納豆。「毎朝の食事に欠かせない」と感じている人も多いのではないでしょうか。食べる機会も多い食品だからこそ、気になるのが正しい保存方法についてです。
冷蔵保存必須なのかどうか、納豆メーカーとしても知られる株式会社Mizkan(以下、ミツカン)の公式サイトより解説します。
納豆は冷蔵庫で保存しよう
酢や納豆の製造元として知られるミツカン。公式サイト上には、ユーザーからのよくある質問に対する回答を掲載しています。「納豆は冷蔵庫に保存しなければいけないのですか?」という質問に対する回答は、以下のとおりです。
冷蔵保存が必要な理由は、納豆に含まれる『納豆菌』です。ミツカンによると、納豆は製造段階で熱処理をされていないのだそう。ゆえに、製品として出荷された後も、納豆菌が生きた状態で消費者の手元に届きます。
10℃以下で保存していれば納豆菌の活動を最小限に抑えられますが、温度が上昇するとより活発に。発酵が進むことで、納豆の品質に変化が生じしてしまう恐れがあります。
再発酵が進みすぎたからといってすぐに食べられなくなってしまうわけではありませんが、風味や食感は劣ってしまうでしょう。適切に保存し、おいしさをキープしてください。
発酵が進みすぎた時のサインとは
ミツカン公式サイトによると、発酵が進みすぎている納豆は以下のようなポイントで見極められるそうです。
10℃以下で適切に冷蔵保存していた場合でも、再発酵は少しずつ進んでいきます。賞味期限をすぎれば、常温保存した場合と同様の品質変化が起きてしまうでしょう。
アンモニアのような刺激臭が強くなったり、全体がドロドロしていたりするものは、『発酵』ではなく『腐敗』が進んでいる証拠です。口に入れないよう注意してください。
発酵食品である納豆に対して「保存性に優れている」というイメージを抱いている人も多いのではないでしょうか。納豆の場合、発酵が進みすぎることでおいしさが半減してしまいます。腐敗が進めば、食べられなくなってしまうでしょう。
冷蔵庫内での適切な保存や賞味期限内での消費を心掛けてくださいね。
[文・構成/grape編集部]