塩麹は「冷凍保存できる」って本当? 意外なメリットや保存のコツに「早速やってみる」
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ほんの少し加えるだけで食材に旨みをプラスしてくれる『塩麹』は、料理をワンランク上の仕上がりにしたい時にも人気の調味料です。自分で作ることもできるので、自宅で作って使っている、という人も多いかもしれません。
「いつでも手軽に使いたい」「時間のある時に大量に作り置きしたい」と思っている人に、おすすめの保存のコツを紹介します。
塩麹は冷凍保存できる
塩麹の保存のコツについて、X(旧Tw itter)でアイディアを投稿しているのはニチレイフーズ【公式】(@nichirei_foods)です。さまざまな種類の冷凍食品を扱っているニチレイフーズ。手作り塩麹の保存についても、『冷凍』をおすすめしています。
ニチレイフーズ【公式】によると、塩麹は冷凍した段階で熟成がストップするのだそうです。つまり、手作りした塩麹を冷凍することで、できあがり時の風味や色味を鮮やかにキープしやすくなります。
「冷凍するのはいいけれど、カチカチで使いにくくなってしまうのは困る…」と思っている人も大丈夫です。実は、塩麹を冷凍庫に入れても、完全に凍ってしまうことはありません。冷蔵状態の塩麹と同じ感覚で使用できます。
塩麹を冷凍保存した場合、約1年間はおいしく食べられるそうです。『大量生産・作り置き派』という人も、安心して塩麹づくりに取り組めるのではないでしょうか。
熟成が進むにつれて、少しずつ味がまろやかに変化していくのも塩麹の魅力ですが、「自分や家族の好みのところを維持したい」と思うこともあるでしょう。このような場合にも、様子を見ながら熟成を進め、好みの状態になったら冷凍庫へ移すという方法で対応できます。
塩麹を冷凍保存する際のコツ
塩麹を冷凍保存する際は、小さめの密閉容器に小分けして保存するのがおすすめです。
品質を劣化させないためには温度変化を最小限に抑えることが重要。『塩麹を冷凍庫から出して使う』という流れを何度も繰り返すと、温度変化による影響は避けられません。最初から小分けにして保存しておけば、劣化する前に使い切れるでしょう。
また、冷凍庫に入れる際には、できるだけ入り口から遠い奥部分に入れてください。扉に近い部分は、やはり温度変化の影響を受けやすくなってしまいます。せっかくの塩麹を冷凍焼けさせないためにも、ぜひ意識してみてくださいね。
なお、手作りの塩麹は塩分が低いと腐敗しやすくなるため、注意が必要です。冷凍する場合でも、適した塩分濃度で作るようにしましょう。
塩麹には、肉や魚の風味を増すだけではなく、肉質を柔らかくする効果も期待できます。「お塩をふる代わりに」といった感覚で、手軽に使えるのも嬉しいポイントだといえるでしょう。熟成を進めたくない塩麹は、冷凍保存が便利です。ぜひ実践してみてください。
[文・構成/grape編集部]