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ラーメンを食べて3人が食中毒 原因に「怖すぎる」「そんなことがあるなんて」

By - grape編集部  公開:  更新:

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救急車の写真

※写真はイメージ

細菌やウイルスの付着によって、下痢や腹痛、吐き気などの症状に見舞われる、食中毒。

食に絡むため、日常生活において比較的身近な症状といえますが、場合によっては、命を落とす危険性もあります。

恐ろしい食中毒から身を守るには、一人ひとりが正しい知識を持ち、常に警戒することが重要です。

店で出てきたラーメンにより、食中毒で複数名が搬送

2025年6月6日、兵庫県神戸市は、ウェブサイトで食中毒の発生事例を報告。市内の飲食店を利用した複数名に、症状が現れたことを明かしました。

報告によると、症状を訴えた3人は同じ会社に勤める同僚の関係。同年5月31日、中央区にあるラーメン店を4人で訪れたといいます。

しかし、提供された鴨出汁ラーメン貝出汁ラーメンを口にしたところ、4人中3人が下痢や発熱などの症状に襲われる事態に。保健所へ報告するにいたったそうです。

その後、同月25日から同年6月2日に同店舗を利用した8グループ計16人のうち、調査を受けた7グループの計8人に、同じく下痢や発熱、頭痛などの症状が出ていたことが発覚。

調査の結果、保健所は食中毒の原因を加熱不十分な鶏チャーシューとし、3日間の営業停止命令を出しました。

食中毒の原因になりがちな『加熱不十分な肉』に注意

鶏チャーシューに限らず、加熱不十分な肉が原因の食中毒は、全国的に数多く報告されています。

肉に、寄生虫や病原性の細菌が付着していることは、珍しくありません。それらを取り除くため、調理段階で熱する必要があるのです。

重要なのは、肉の中心部までしっかりと色が変わるよう加熱すること。一般的に、75度で1分以上加熱するよう推奨されています。

肉を焼く写真

※写真はイメージ

今回のように、飲食店で提供された料理で、食中毒が発生する可能性があることも忘れてはなりません。

現にSNS上では、「飲食店へ食事をしに来たけれど、どう見ても肉に火が通っていない」といった写真付きの報告が上がり、騒動が起こることも。

飲食店の料理は、多くの人が信頼感を持って食べているはずです。こうした事例が明るみに出るたび、ネットでは「飲食店でも起こるだなんて、怖すぎる」や「そんなことがあるなんて…」といった声が上がります。

提供された料理でも、念には念を入れて、肉にしっかりと火が通っているかを視覚的に確認してから、口にしたほうがいいでしょう。


[文・構成/grape編集部]

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出典
神戸市

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