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鳥のフンの見分け方とは?フン害の対処法や予防法を解説

By - grape編集部  公開:  更新:

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鳥のフンの見分け方とは?フン害の対処法や予防法を解説

※写真はイメージ

道路や家の周り、車の上など、さまざまな場所で鳥のフンを見かけることがあるでしょう。

鳥のフンには病原菌や寄生虫が含まれている場合があるほか、車の塗装を剥がしてしまう成分が含まれているといわれています。

鳥のフンをそのままにしておくと、健康や生活環境へ影響を与える可能性があるため、適切に対処することが重要です。

本記事では、鳥のフンの特徴や対処法、さらに、鳥のフンを落とされないための予防法を解説します。

【種類別】鳥のフンの見分け方と習性

【種類別】鳥のフンの見分け方と習性

※写真はイメージ

鳥のフンには以下のような特徴があり、多くの種類における共通点となるようです。

  • 基本的に白と黒の液体と固形物で構成されている。
  • 目玉焼きのような形状をしている。
  • 食べ物や体調に応じてフンの色が変わる。

多くの鳥のフンが上記の特徴に当てはまるとされ、フンで鳥の種類を見分けるのは難しいかもしれません。

ここでは、鳥の種類ごとのフンの特徴と習性を見ていきましょう。

ハト

鳥のフンの被害が多いといわれるのは、身近な鳥であるハトです。

ハトのフンは黒と白の混ざった色味をしており、ほかの鳥のフンと共通した特徴を持っています。

ハトは、遠く離れてもまた元の場所に戻ってくる習性があるため、特定のエリアでフンを繰り返すようです。

道路や建物のそばなど、街の中で鳥のフンを見かけることが多いかもしれません。

カラス

カラスのフンもまた、ほかの鳥と同じように、白と黒の色合いをしているのが特徴です。

カラスはゴミを食べる習性を持つため、人間がいる場所で多く生活しています。ほかにも、高い木の下やマンションの屋上など、高い所で見かけやすいようです。

さらに、カラスには『就塒前集合(しゅうじぜんしゅうごう)』や『帰塒前集合(きじぜんしゅうごう)』と呼ばれる習性があるのだとか。

これは、ねぐらにしている場所以外も集合場所にする習性であり、付近の建物や電線に集まってからねぐらに入るようです。

集合場所にはカラスの数も多く滞在するため、その周囲にフンが集中するケースもあるでしょう。

ムクドリ

ムクドリは、ほかの鳥と比べてさまざまな色のフンをするといわれています。これは、ムクドリのエサが主に果物や種などであることが理由のようです。

ムクドリには群れで行動する習性があり、同じ場所に大量のフンが見られる場合があります。

道路や公園、建物の上など、場所を問わずフンをするケースも珍しくありません。

ヒヨドリ

ヒヨドリのフンもムクドリ同様、さまざまな色をしているといいます。これは、果物や昆虫など、季節によって食べるものが変化することが理由のようです。

ヒヨドリは市街地から山の中まで、幅広い地域に生息しているといわれています。

基本的には群れを作らずに生活する傾向にあるため、ほかの鳥と比べてフンを見かける機会は少ないでしょう。

鳥のフンがもたらす被害

鳥のフンがもたらす被害

※写真はイメージ

鳥のフンは、健康によくない影響を与える可能性があります。鳥のフンには、寄生虫や病原菌などが含まれている場合があるためです。

鳥のフンから起こる病気には、以下のような具体例があります。

  • オウム病:肺炎や気道の感染症を引き起こす病気。
  • クリプトコッカス症:皮膚炎や発熱、髄膜炎を起こす病気。
  • サルモネラ食中毒:腹痛や嘔吐、下痢を引き起こす病気。
  • 鳥インフルエンザ:発熱やせき、ノドの痛みなどが起こる病気。

肺炎や食中毒など、さまざまな病気を発症するリスクがあるため、生活環境の鳥のフンには気を付けましょう。

また、車を持っている場合、鳥のフンによる変形や変色、劣化などの被害を受けることがある点も注意が必要です。

鳥のフンに含まれる『尿酸』は、車の塗装を剥がしたりシミを作ったりする場合があるのだとか。

鳥のフンが付着してから、状況によっては数時間ほどで塗装に浸食するおそれがあるため、見つけたらすぐに取り除きましょう。

時間が経つと、こびり付いてなかなか取れなくなってしまう場合もあるため、早めに取ることが大切です。

鳥のフンを発見した際の対処法

鳥のフンを発見した際の対処法

※写真はイメージ

家の敷地や車に鳥のフンを見つけた場合、衛生を保つためにも早めにフンを取り除きましょう。

フンを取り除くためには、以下の物を使います。

  • 使い捨てマスク
  • ゴム手袋やビニール手袋
  • キッチンペーパーや雑巾など拭くもの
  • ぬるま湯
  • ゴミ袋
  • 消毒用エタノール
  • 次亜塩素酸ナトリウムが入った消毒剤

フンを処理している最中にも、感染症などの病気にかかる可能性があるため、使い捨ての手袋やマスクを着用してください。

これらを使用し、以下の手順でフンを除去します。

1.フンが乾いている場合はぬるま湯をかけてふやかす。

2.キッチンペーパーや雑巾で拭き取る。

3.エタノールや次亜塩素酸ナトリウムで消毒する。

掃除に使用した道具は使い回さず、捨てるようにしましょう。ゴミ袋などに入れて密封し、フンに含まれた菌が舞わないようにしてください。

鳥のフンの被害を予防する方法

鳥のフンの被害を予防する方法

※写真はイメージ

ここでは、鳥のフンを予防するための方法をまとめました。

防鳥ネットを取り付ける

鳥の侵入を防ぐ『防鳥ネット』を使用すると、鳥のフン被害対策に効果が期待できます。物理的に鳥を遠ざけることで、フンをされるリスクを減らせるかもしれません。

ただし、隙間なく設置する必要があることや、慣れない人が高所へ設置するには危険を伴う可能性があることを覚えておきましょう。

また、住んでいるマンションやアパートによっては、景観を損ねないように設置を禁止されている場合もあるため、あらかじめ確認することが大切です。

鳥が嫌がる物を設置する

以下のような、鳥を避ける物を置いたり使用したりすることでも効果が見込めます。

  • CDをぶら下げる。
  • 忌避剤を使用する。

CDは、キラキラとした光反射が鳥を嫌がらせる可能性があるのだとか。

中でも、忌避剤を使用するのは簡単な方法なのでおすすめです。忌避剤にはスプレータイプ、ジェルタイプ、固形タイプなどさまざまな種類があります。

注意点として、忌避剤は鳥以外の動物も嫌がる可能性があるため、ペットを飼っている場合は使用場所に気を付けましょう。

専門業者に相談する

専門業者に依頼することで、鳥のフンによる被害を効果的に防げる可能性があります。

専門業者は鳥害対策の知識や経験が豊富であり、適切な策を講じられるでしょう。

高所での作業が必要な環境など、一般人では難しい状況でも依頼できます。また、すでにあるフンの清掃などの対処も依頼可能なケースもあるようです。

ただし、依頼する場合は、ほかの方法よりも一定の費用がかかる可能性があることに注意しましょう。

鳥のフンは見分け方を理解して事前に対策しよう

生活環境における鳥のフンは、健康被害や車の劣化などの被害を引き起こす可能性があります。

フンを見ただけで鳥の種類を見分けることは難しいかもしれませんが、鳥の習性を知っておくと、ある程度推測できるでしょう。

事前に対策をしてフンの被害を減らすことはもちろん、鳥のフンを発見した場合には早めに取り除くことが大切です。


[文・構成/grape編集部]

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