パン作りが面倒くさい!→「重曹」で10分即解決! アイルランド発祥の『時短パン』が天才すぎた By - ずいきゅう 公開:2025-09-30 更新:2025-09-30 パン料理重曹 Share Post LINE はてな コメント 撮影:grape編集部 パン店に入ると、店中に焼きたてのパンの香りが漂っていて、幸せな気持ちになりますよね。 パン好きの中には、自宅でも同じ香りを嗅ぎたいと、パン作りに挑戦する人もいるでしょう。 しかし、「発酵させるのが面倒くさい…」と思ったことはありませんか。 筆者も何度かパンを作ろうと思い立ちましたが、発酵させるのが面倒で挫折していました。 ある日、『発酵不要』のパンレシピを発見!「すぐに焼けるなんて、最高」と思い、実際に作ってみることにしました。 作り始めて10分で焼ける 発酵不要のパン 筆者が見つけたのは、アイルランド発祥の『ソーダブレッド』です。 重曹を使うため、発酵させなくても生地が膨らむのだとか。 材料も、小麦粉、重曹、牛乳といったそろえやすいものばかりなので、挑戦しやすいですよね。 面倒くさがりな筆者にピッタリのレシピで、ちょうど材料も家にあったため、すぐに作り始めました。 ソーダブレッドの材料は、以下の通りです。 【材料】 ・小麦粉 150g ・重曹 4g ・塩 1.5g ・牛乳 25㎖ ・水 90㎖ 重曹はベーキングパウダーでも代用できますが、その際は倍量の8gを入れてください。 粉類をすべて混ぜてから、牛乳と水を注いでいきます。 撮影:grape編集部 できるだけ早く混ぜて成型するのが、きれいに作るコツらしいので、急いで生地を作ります。 しかし、生地が柔らかすぎて、うまく扱えません…。 撮影:grape編集部 きれいな丸にできませんでしたが、無理やりまとめて焼いていきます。 筆者は、250Wのトースターで20分焼きました。完成したのが、こちら! 撮影:grape編集部 きちんとパンの見た目になっています! 表面は固そうに見えますが、触ればフカフカとした触感です。2つに切って断面を見ると、しっかりと膨らんでいることが分かりますね。 食べてみましたが、材料がシンプルなため、味は特にありません。 重曹の苦みを少し感じたので、スープに浸したり、ジャムを塗ったりと、何かと合わせて食べるほうがいいでしょう。 焼き時間を合わせても、かかった時間はだいたい30分ほどです。すぐにできるので、「パンが食べたいのに切らしてしまった!」という時などに活躍しそうです。 シナモンロール風にアレンジ… 結果は? 2025年9月下旬にソーダブレッドを焼いていた筆者は、とあることを思いつきました。 「10月4日は、シナモンロールの日だ!」 『シナモンロールの日』とは、スウェーデンのホームベーカリー協会が制定した記念日で、北欧ではシナモンロールの消費量が一気に跳ね上がるほど大きなイベント。 筆者は、フィンランド風のシナモンロールが好きで、日本国内にあるフィンランドのコーヒーチェーン店によく足を運んでいます。 その店では、毎年10月4日が近づいてくると、シナモンロールに関係したキャンペーンが行われるので、『シナモンロールの日』としてよく覚えていました。 せっかくパンを焼くなら、フィンランド風のシナモンロールにしたいと思い、作ってみることにします! ※写真はイメージ フィンランド語で、シナモンロールは『korvapuusti(コルヴァプースティ)』といいます。 『ビンタされた耳』という意味で、シナモンロールの形が、叩かれてつぶれた耳のように見えることから名づけられたそうです。 アメリカのシナモンロールとは異なり、アイシングはかけないため、甘いパンが苦手な人にとっては、食べやすいでしょう。 生地にはカルダモンが練り込まれているので、筆者は先ほどのソーダブレッドのレシピに、カルダモンを追加しました。 やはり生地が柔らかくて扱いにくいので、打ち粉をしながら、なんとか広げます。 撮影:grape編集部 シナモンシュガーをかけて包みたいのですが、どうしてもうまくいきませんでした。最終的に、このような見た目になっています。 撮影:grape編集部 「かなり不格好だけど、イメージは合っている…はず」 なんとかオーブンに移動させて焼くと、主原料が小麦粉なのと、打ち粉をたくさんしていたので、真っ白な見た目に。 撮影:grape編集部 しかし、中からシナモンシュガーが溶けだしていて、おいしそうです。 味も、カルダモンとシナモンの風味がふわっと香って、ノーマルなソーダブレッドに比べると、かなりおいしいです。これ1つで、きちんとおやつになりました! 『シナモンロール風』という意味では、近い味になったと思います。 生地の柔らかさから、きれいな状態でアレンジするのは、なかなか難しそうですね。 小麦粉の量を調整すれば、もう少し扱いやすくなるのでしょうか。 後日、打ち粉を少なくして作り直してみたのですが、きれいに包めず唐揚げのような見た目になりました…。 撮影:grape編集部 研究を重ねて、またシナモンロール風のアレンジに再挑戦してみたいです。 食べたい時にサクッと作れる、ソーダパン。 パン作りの第一歩として、作ってみてはいかがでしょうか! [文・構成/grape編集部] 具材なしの『まかないパスタ』 調味料だけでも「ダントツでうまい」冷蔵庫に何もない…。 醤油とバター、オリーブオイルで? 冷凍うどん、余ってない? ありそうでなかったアレンジに家族が大喜び!本記事では冷凍うどんで作ることができるレンチンカルボナーラの作り方を紹介しています。 Share Post LINE はてな コメント
パン店に入ると、店中に焼きたてのパンの香りが漂っていて、幸せな気持ちになりますよね。
パン好きの中には、自宅でも同じ香りを嗅ぎたいと、パン作りに挑戦する人もいるでしょう。
しかし、「発酵させるのが面倒くさい…」と思ったことはありませんか。
筆者も何度かパンを作ろうと思い立ちましたが、発酵させるのが面倒で挫折していました。
ある日、『発酵不要』のパンレシピを発見!「すぐに焼けるなんて、最高」と思い、実際に作ってみることにしました。
作り始めて10分で焼ける 発酵不要のパン
筆者が見つけたのは、アイルランド発祥の『ソーダブレッド』です。
重曹を使うため、発酵させなくても生地が膨らむのだとか。
材料も、小麦粉、重曹、牛乳といったそろえやすいものばかりなので、挑戦しやすいですよね。
面倒くさがりな筆者にピッタリのレシピで、ちょうど材料も家にあったため、すぐに作り始めました。
ソーダブレッドの材料は、以下の通りです。
【材料】
・小麦粉 150g
・重曹 4g
・塩 1.5g
・牛乳 25㎖
・水 90㎖
重曹はベーキングパウダーでも代用できますが、その際は倍量の8gを入れてください。
粉類をすべて混ぜてから、牛乳と水を注いでいきます。
撮影:grape編集部
できるだけ早く混ぜて成型するのが、きれいに作るコツらしいので、急いで生地を作ります。
しかし、生地が柔らかすぎて、うまく扱えません…。
撮影:grape編集部
きれいな丸にできませんでしたが、無理やりまとめて焼いていきます。
筆者は、250Wのトースターで20分焼きました。完成したのが、こちら!
撮影:grape編集部
きちんとパンの見た目になっています!
表面は固そうに見えますが、触ればフカフカとした触感です。2つに切って断面を見ると、しっかりと膨らんでいることが分かりますね。
食べてみましたが、材料がシンプルなため、味は特にありません。
重曹の苦みを少し感じたので、スープに浸したり、ジャムを塗ったりと、何かと合わせて食べるほうがいいでしょう。
焼き時間を合わせても、かかった時間はだいたい30分ほどです。すぐにできるので、「パンが食べたいのに切らしてしまった!」という時などに活躍しそうです。
シナモンロール風にアレンジ… 結果は?
2025年9月下旬にソーダブレッドを焼いていた筆者は、とあることを思いつきました。
「10月4日は、シナモンロールの日だ!」
『シナモンロールの日』とは、スウェーデンのホームベーカリー協会が制定した記念日で、北欧ではシナモンロールの消費量が一気に跳ね上がるほど大きなイベント。
筆者は、フィンランド風のシナモンロールが好きで、日本国内にあるフィンランドのコーヒーチェーン店によく足を運んでいます。
その店では、毎年10月4日が近づいてくると、シナモンロールに関係したキャンペーンが行われるので、『シナモンロールの日』としてよく覚えていました。
せっかくパンを焼くなら、フィンランド風のシナモンロールにしたいと思い、作ってみることにします!
※写真はイメージ
フィンランド語で、シナモンロールは『korvapuusti(コルヴァプースティ)』といいます。
『ビンタされた耳』という意味で、シナモンロールの形が、叩かれてつぶれた耳のように見えることから名づけられたそうです。
アメリカのシナモンロールとは異なり、アイシングはかけないため、甘いパンが苦手な人にとっては、食べやすいでしょう。
生地にはカルダモンが練り込まれているので、筆者は先ほどのソーダブレッドのレシピに、カルダモンを追加しました。
やはり生地が柔らかくて扱いにくいので、打ち粉をしながら、なんとか広げます。
撮影:grape編集部
シナモンシュガーをかけて包みたいのですが、どうしてもうまくいきませんでした。最終的に、このような見た目になっています。
撮影:grape編集部
「かなり不格好だけど、イメージは合っている…はず」
なんとかオーブンに移動させて焼くと、主原料が小麦粉なのと、打ち粉をたくさんしていたので、真っ白な見た目に。
撮影:grape編集部
しかし、中からシナモンシュガーが溶けだしていて、おいしそうです。
味も、カルダモンとシナモンの風味がふわっと香って、ノーマルなソーダブレッドに比べると、かなりおいしいです。これ1つで、きちんとおやつになりました!
『シナモンロール風』という意味では、近い味になったと思います。
生地の柔らかさから、きれいな状態でアレンジするのは、なかなか難しそうですね。
小麦粉の量を調整すれば、もう少し扱いやすくなるのでしょうか。
後日、打ち粉を少なくして作り直してみたのですが、きれいに包めず唐揚げのような見た目になりました…。
撮影:grape編集部
研究を重ねて、またシナモンロール風のアレンジに再挑戦してみたいです。
食べたい時にサクッと作れる、ソーダパン。
パン作りの第一歩として、作ってみてはいかがでしょうか!
[文・構成/grape編集部]