硬いご飯を柔らかくする方法とは?硬くなる原因やアレンジレシピを紹介
公開: 更新:

※写真はイメージ

炊飯器に入れるだけ! 『うどんスープ』で作るサツマイモご飯が…「料亭の味」【簡単レシピ】包丁いらずで手軽に完成!旬のサツマイモを使った炊飯器レシピ。ヒガシマル醬油『うどんスープ』が味の決め手で、甘く香ばしい秋のごはんを堪能できます。

子供が「こっちの方が食べやすい!」と大喜び 炊き込みご飯に混ぜ込んだのは…?本記事では海苔を巻かずに、海苔の風味を味わえる簡単でおいしいおにぎりの作り方を紹介しています。






「炊き上がったご飯がいつもより硬い、どうしよう」
「硬いご飯を柔らかくする方法はないかな」
このように、炊き上がったご飯が思いがけず硬くなってしまい困っていませんか。新しい米を炊き直すのはもったいないため、硬いご飯を柔らかく蘇らせたいと考える人もいるでしょう。
本記事では、硬くなったご飯を柔らかくする方法を解説します。ご飯が硬くなる理由や失敗しないためのポイントもまとめているため、ぜひチェックしてください。
硬いご飯を柔らかくする方法
ここでは、炊き上がり後のご飯を柔らかくする方法を、3つ紹介します。
普段よりもご飯が硬く炊き上がってしまった時は、ぜひ試してみてください。
日本酒を振りかけて蒸らす
※写真はイメージ
硬いご飯を柔らかくするなら、日本酒を使ってみましょう。米1合あたり小さじ1杯の日本酒をご飯に振りかけたら、軽くほぐして15分程度蒸らすとよいそうです。
なお、「ご飯に日本酒の匂いがついてしまうのでは?」と心配に思う人がいるかもしれませんが、15分間蒸らすことでアルコール成分は飛ぶといわれています。
万が一、アルコールが残っているように感じて苦手な人は、次に紹介する方法を試してみてください。
水を振りかけて蒸らす
※写真はイメージ
日本酒がない場合は、水を使う方法でも柔らかくなるようです。
『日本酒を振りかけて蒸らす方法』と同じように、米1合あたり30ccの水を振りかけ、軽くほぐして15分程度蒸らします。
米に芯が残っていて硬さが気になる場合は、水の量を50cc程度にするなど、ご飯の硬さによって水の量を調整してください。
また、水を加えて蒸らすだけではなく、炊飯器の再加熱ボタンや炊飯ボタンを使う方法もあるようです。
水の量は先ほどと同様に30〜50ccで、振りかけたら軽くほぐして蓋をし、炊飯ボタンを押します。5〜8分程度が経ったら一度加熱を停止し、ご飯の柔らかさを確認しましょう。
自分の好みの柔らかさになるまで、加熱時間を調整してみてください。
水を足して電子レンジで温める
※写真はイメージ
電子レンジを使って、ご飯を柔らかくする方法もあるようです。以下の手順を参考にしてください。
こちらは比較的簡単にできる方法のため、時間がない時に手軽に試せるのが嬉しいですね。
ご飯が硬く炊き上がる理由
そもそも、なぜご飯が硬く炊き上がってしまうことがあるのか、その原因が気になる人もいるでしょう。原因を理解できれば、未然に防ぐことができるかもしれません。
ここでは、炊き上がったご飯が硬くなる理由について解説します。
米に対して水の分量が少ない
※写真はイメージ
米に対して水の分量が少ないと、ご飯が硬くなるかもしれません。
米と水の適切な分量は、米『1』に対して水『1.2』の割合とされており、水のほうが少々多いようです。この割合を守ることで、ご飯が硬くなることなく、おいしく炊けるといわれています。
炊飯器を使用する場合は、ほとんどの製品にメモリがついているため、そのメモリに合わせて水を入れることで、失敗を防げるでしょう。
水に浸す時間が足りていない
※写真はイメージ
米を水に浸す時間が短いと、ご飯が硬くなる原因となるかもしれません。
浸水時間の目安は季節で異なり、夏は30分ほど、冬は1時間ほどが目安だそうです。
そもそも、ご飯を炊く前には『米に水分を含ませる工程』が必要だといわれており、それを怠ってしまうと、米の真ん中部分に芯ができる可能性があるのだとか。
浸水時間の目安をきっちりと守ることで、米に芯ができることを未然に防ぎ、ふっくらと柔らかいご飯が炊けるでしょう。
ご飯を蒸らす時間が短い
※写真はイメージ
ご飯を炊く上で、『蒸らすこと』は重要な工程の1つです。加熱しているわけではありませんが、ただ待つという工程が、ご飯の仕上がり具合に大きな影響をおよぼすでしょう。
一般的に、蒸らす目安時間は10〜15分程度とされています。ご飯が炊き上がってすぐに蓋を開けるのではなく、10〜15分蒸らすことで釜の中の水分が均一に米に行き渡り、ふっくらとしたご飯になるそうです。
通常、炊飯器を使用するケースでは、蒸らしの工程が終わるまでできあがりの合図は鳴らないため、合図があるまでは炊飯器の蓋を開けないようにしましょう。
硬いご飯にならないための炊く時のポイント
※写真はイメージ
硬いご飯にならないためのポイントは、前述の通り、水の分量や浸水時間、蒸らす時間が関係しています。これらをしっかりと守ることで、おいしいご飯が炊けるでしょう。
炊飯器を使用する場合は、米の分量をしっかりと把握して、水のメモリを間違えていないか確認してください。万が一、間違えたりご飯が硬くなったりしたら、柔らかくする方法を試しましょう。
硬いご飯をそのまま使えるアレンジメニュー
※写真はイメージ
ご飯が硬くなり、どうしても柔らかくできない時は、白ご飯として食べずにアレンジするとよいでしょう。チャーハンや雑炊など、火を入れるメニューであれば、ご飯の硬さが影響しないかもしれません。
例えば、チャーハンは硬いご飯を使用することで、本格的なパラパラチャーハンを作りやすいといわれています。ご飯を温めた状態で炒めるほうが調理しやすくなるため、冷めてしまった場合は電子レンジで温めてから炒めるとよいでしょう。
また、雑炊は出汁で煮るため、ご飯の硬さは気になりづらくなります。冷蔵庫に入っている野菜を効率よく活用することで、硬いご飯でも栄養を摂りながらおいしく食べられるでしょう。
日本酒や水を振りかけて蒸らすと、ご飯を柔らかくできる
炊き上がったご飯が硬い時は、日本酒や水を振りかけてご飯を混ぜ合わせ、15分程度蒸らすことで、自分好みの柔らかさに近づけられるかもしれません。
また、蒸らすだけではなく、再加熱することで柔らかくする方法もあるようです。
ご飯を炊くと硬くなってしまうことがよくあるという人は、本記事を参考に、加える水の量、浸水時間、蒸らす時間を調整してみてはいかがでしょうか。
[文・構成/grape編集部]