太陽で巨大な爆発が起きて… 北海道で見られた光景に「これはすごい」
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- 協力
- @mashukoice






太陽から放出されたプラズマが、地球の大気中の原子と衝突することで起きる『オーロラ』。
北米や北欧で多く見られる光景ですが、2025年11月12日には北海道でも目撃情報が相次ぎました。
中でも、摩周湖のあいす(@mashukoice)さんが、北海道弟子屈町の摩周湖で撮影したオーロラの写真が、Xで大きな反響を呼んだのです。
「夢みたいだ」という、感嘆の声が上がった夜空をご覧ください。
げ、幻想的すぎる…!
カーテンのように薄く、赤いオーロラが夜空にゆらめいています。
そして、オーロラの上で優しい輝きを放つ帯状の銀河は『天の川』。七夕の時期にしか観測できないイメージを持つ人もいるかもしれませんが、実は、気象条件などがよければ年中見ることが可能です。
湖の上で撮影されたオーロラと天の川は、まるで地上と宇宙をつなぐ橋のように見え、宇宙の壮大さを感じます…。
摩周湖のあいすさんの1枚には4万件に迫る『いいね』が寄せられ、多くの人が魅了されたようです。
・写真を見るだけでため息が出る…。まさに奇跡の光景ですね。
・神秘的すぎる…!海外の夜空みたいだ。
・これはすごい!何かいいことがありそう。
オーロラと天の川が『共演』する1枚 北海道の撮影者を取材
国内では珍しいオーロラの出現から一夜明け、grapeは摩周湖のあいすさんを取材。幻想的な1枚について話を聞きました。
――オーロラの写真を撮ろうと思ったきっかけを教えてください。
オーロラの研究者がXで発信している情報を見たのがきっかけです。
北海道でオーロラが出る可能性が高い、という事前情報を参考に、準備を万全にしたうえで撮影に臨みました。
太陽の巨大な爆発による影響で、北海道の夜空に現れた赤いオーロラ。
摩周湖のあいすさんは、専門家の観測情報をいち早くキャッチし、撮影準備を整えたと言います。同日の摩周湖には多くのカメラマンが駆けつけていたそうですよ。
オーロラと天の川が『共演』する1枚を撮影できたことについて「幸運でした」と振り返る、摩周湖のあいすさん。
幻想的な光景の感想を、このように語ってくれました。
――オーロラと天の川が『共演』する光景を見て、どのような気持ちになりましたか。
北海道でオーロラを見られたのは、2024年5月から4回目なのですが、やはり素晴らしいと感じます。少しでも赤い空が見られた時は感動しますね。
肉眼ではほんのりと見えるかどうか、という感じなのですが、周囲の星も含めて『宇宙』を感じられます。
極寒の中、摩周湖のあいすさんがとらえた、地球と宇宙がつながるような1枚。
幻想的な写真を通して、多くの人が感動を分かち合ったことでしょう…!
※本記事は投稿者様の許諾を得た上で掲載しております。
[文・構成・取材/grape編集部]