逆境を乗り越えた女子バスケ日本代表 リオでの躍進には理由があった
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この夏のリオではメダル獲得はならなかったものの、大活躍だったのが女子バスケットボールです。
世界ランク16位の日本が、10位のベラルーシ・7位のブラジル・そして4位のフランスに勝利!トルコ・オーストラリアに敗戦はしましたが20年ぶりの決勝トーナメント進出を果たしました。
決勝トーナメントでは世界ランク1位のアメリカを相手に前半を2点差で折り返すなど善戦。しかしながら、最後は力の差を見せつけられ64対110で敗れました。
今回、予選リーグから対戦国は全て世界ランクにおいて格上のチームでしたが、日本が世界を相手に戦えることを証明した結果になったと思います。
活躍の裏側には…国際試合出場停止という大きな問題を乗り越えた過去があります。
2014年11月26日、男子国内リーグの問題により、国際バスケットボール協会より国際試合停止処分が下されました。このことは女子やユース世代にも影響がおよび、この時点ではリオの予選大会であるアジア選手権にも出場できないという状況でした。
しかし、翌年の2015年6月に代表合宿を実施。同年8月の選手権に向けて出場できるか分からない中での合宿となりました。そして選手権のわずか20日前、制裁は解除され無事にアジア選手権に出場。そして圧倒的な差で優勝し、リオへの出場権を獲得したのです。
アジア予選から大活躍しているのが日本のエースである渡嘉敷来夢選手です。
高校時代からインターハイ・ウィンターカップで三冠を達成、卒業後JX—ENEOSサンフラワーズでも大活躍で日本では敵なしと言われていました。
その渡嘉敷選手が、さらなるレベルアップのため昨シーズンからアメリカのバスケットボールリーグであるWNBAに挑戦しています。
アメリカではフォワードとして外からのシュートやドライブを求められ、高さだけでなくスピードやシュート技術も磨かれました。その結果、リオでも外国人選手に負けないプレーでチームを勝利に導いていったのです。
エースの渡嘉敷選手や、チームの司令塔でキャプテンでもある吉田亜沙美選手が注目されていますが、リオでの日本の飛躍の要因は「一人一人が役割を果たしたこと」にあると思います。
中でも大量の3Pシュートを決めた栗原選手や6マン(=スタメンの次に出る交代選手)として吉田選手がいない間のコートを任された町田選手の活躍は素晴らしいものでした。
スター選手ばかりが注目されがちですがこの個々の成長こそが、日本女子バスケの快進撃の理由です。
平均年齢約24歳と世界的に見ても若いチームの日本女バスケ、選手として油が乗り切った4年後の東京五輪がますます楽しみになりますね!