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田中麗奈、映画『雪風 YUKIKAZE』の撮影前に? 役作りの裏側を語る

By - grape編集部  公開:  更新:

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映画『雪風 YUKIKAZE』の特別試写会の様子

2025年7月26日、東京都千代田区にあるニッポン放送のスタジオ『imagine studio(イマジンスタジオ)』で映画『雪風 YUKIKAZE』の特別試写会が実施されました。

上映後に行われたトークショーでは、本作に出演した、俳優の田中麗奈さんと、企画プロデューサーの小滝祥平さんが登場。

フリーアナウンサーの上柳昌彦さんをMCに迎え、映画の制作秘話が明かされました。

映画『雪風 YUKIKAZE』の特別試写会の様子

『雪風 YUKIKAZE』特別試写会に田中麗奈、小滝プロデューサーが登場!

『雪風 YUKIKAZE』は、太平洋戦争中に実在した駆逐艦『雪風』の史実に基づく物語。数々の戦さを最前線で戦い抜き、激動の時代を懸命に生き抜いた人々の姿を描いています。

小滝さんが、本作を企画したきっかけは、歴史家の半藤一利さんから「『雪風』という艦を勉強してみなさい」といわれたことだったとか。

制作にあたっては、時代背景や当時のリアルな状況を知るために、たくさんの資料を読んだり、実際に『雪風』に乗船した人から話を聞いたりしたそうです。

映画『雪風 YUKIKAZE』の特別試写会の様子

小滝祥平さん

俳優の竹野内豊さん演じる、寺澤一利の妻・寺澤志津役を務めた、田中さん。

『雪風』の艦長である夫を、陰ながら支える重要な役どころでした。

「夫を迎えるシーンなど、環境、時代、地位などで所作が変わってくるので、先生にしっかりと指導してもらいました。武士の妻のようなたたずまいになっています」と、演じる際に意識したポイントを明かしました。

映画『雪風 YUKIKAZE』の特別試写会の様子

田中麗奈さん

田中さんは、小滝さんから勧められた書籍を読んでから、撮影に臨んだとか。海軍の父親を持つ娘さんの視点で描かれた日記を読み、田中さんはこのように思ったそうです。

子供たちはどんな生活をしていたのだろう、どれくらい会えないのだろう、父親が帰ってきたらどんなことするのだろう…と、当時の人々の姿や気持ちが、ありありと思い浮かぶように書かれていたんです。

時代や環境が違っても、家族はやっぱり家族なのだと、その様子を知ってホッとしました。

太平洋戦争があった当時と現代の違いだけではなく、今と変わらない『人々の温かさ』を感じたという、田中さん。

「一人ひとりの『人間』というものが体現されています。戦場で戦う様子に加えて、人々の、血が通った背景を観ていただきたいです」と続けました。

映画『雪風 YUKIKAZE』の特別試写会の様子

上柳昌彦さん

太平洋戦争があった1940年代前半に思いを巡らせ、「実は、たった80年前の出来事なんですよね」と話し始めた、小滝さん。

映画に込めた思いを、このように語りました。

あまりにも大きな悲しみがあると、人間は、その理由を考えずに忘れ去ろうとしてしまいます。

「子供たちの幸せな未来のために、絶対に戦争はしてはいけない」と伝えるために、小さな力ですがこの映画を作りました。

出演者とスタッフが、激動の過去を生きた人々と、現代人の平和な暮らしに向き合って作り上げた、『雪風 YUKIKAZE』。

最後に、田中さんは映画を楽しみにしている人へこのようにメッセージを送りました。

私たちが過ごしている日常は、先人のみなさんが一生懸命、力を尽くして作ってくれた未来です。平和に生きられていることに感謝の気持ちが湧いてきます。ぜひ、家族と一緒に劇場でご覧ください。

映画『雪風 YUKIKAZE』の特別試写会の様子

田中さんが出演、小滝さんがプロデューサーを務めた映画『雪風 YUKIKAZE』は、同年8月15日公開です。

気になる人はチェックしてみてくださいね!


[文・構成/grape編集部]

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