音読中に声が震えた息子と母 『ちいちゃんのかげおくり』が40年読み継がれる理由
公開: 更新:

Googleで優先するメディアとして追加
grapeにチェックを入れて、おすすめ記事を読む!

小6男子が炊いたご飯 まさかの仕上がりに、母「これは私が悪かった」筆者がインフルエンザで寝込んでいた日のことです。 高熱が続き、ほとんど起き上がれない状態だったため、「せめてお米だけでも炊いてもらえると助かる」と、当時小学6年生だった長男にお願いしました。 「学校の調理実習での経験があ...

おでこにのせたはずが? 陶芸教室で作った猫の鈴、焼き上がりに吹き出す子供には、小さいうちから、できるだけいろいろな体験をさせてあげたいですよね。 ある日、筆者もそう考えて、息子たちと1日陶芸教室に行ってみました。 オーバーヘッドキックをする猫の陶鈴を作ったはずが? 陶芸教室では「猫の陶鈴...
- 出典
- hanma_ma






小学校の定番の宿題である、音読。
国語の教科書を声に出して読むことで、漢字の正しい読み方などを確認でき、読解力も高められるといわれています。
親は子供の音読を聞くことで、国語の授業でどんなことを勉強しているのか、知ることができるでしょう。
息子の音読
3人の兄妹を育てる、はんまま(hanma_ma)さんは、毎日長男の音読の宿題を確認しています。
ある日、長男は教科書の新しい物語を読むことになりました。
いつもと変わらない夕方の宿題タイム。教科書を開いた長男は、最初は淡々と読み始めていたといいます。
しかし、読み進めるうちに、だんだんと読むことがつらくなってきて…。
親子で話の内容に号泣…!
『ちいちゃんのかげおくり』が語りかけるもの
長男が読んだのは『ちいちゃんのかげおくり』という戦争文学でした。
1982年に発行された、あまんきみこさんの作品で、1986年頃から小学3年生の国語の教科書に掲載されているため、知っている人も多いでしょう。
40年近く読み継がれてきた作品が、今も変わらず子供たちの教科書に載り続けているのは、それだけ多くの人の記憶に残る物語だからかもしれません。
あらすじは、両親と兄と幸せに暮らしていた、幼いちいちゃんが戦争により家族を失い1人ぼっちになって、悲しい結果を迎えてしまうというもの。
戦争を知らない子供たちに、戦争によって起こる悲劇をやさしい言葉で伝えています。
長男の声がかすれていくのを聞いて
長男は主人公のちいちゃんが自分や、まだ幼い妹弟に重なり、感情移入をしたのかもしれませんね。
3人きょうだいの日常を知っているはんままさんにとっても、ちいちゃんが家族を失っていく場面は、他人事とは思えなかったのではないでしょうか。
はんままさんも、長男の声がだんだんとかすれていくのを聞いて、つられて涙が滝のように流れてしまったそうです。
投稿には多くのコメントが寄せられていました。
・小学生の時に読みました。弟がそばで黙って聞いていたのを思い出します。
・この話すごく覚えてます!今でも教科書にあるのですね。娘が読む時、私も目から滝が出そうです。
・分かります…!親の立場で聞くと、ちいちゃんと自分の娘を重ねてしまい、涙が止まりませんでした。
コメントを見ると、自分が小学生のころに読んだ記憶を持つ親世代が多く、「今も教科書に載っているんだ」と驚く声も目立ちます。世代を超えて同じ物語を子供と一緒に読む体験が、この投稿への共感を広げているようです。
平和な日本で暮らしていると、戦争がもたらす恐怖や悲しみを想像する機会はほとんどありません。
物語の音読を通して戦争について考え、家族でいろいろな話をするきっかけになるのかもしれませんね。
[文・構成/grape編集部]