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「なんでパイにした?」全国のご当地パイが斬新すぎてツッコみきれない

By - grape編集部  作成:  更新:

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お土産用のパイ菓子と言えば、浜松の「うなぎパイ」が有名ですが、全国各地には、その土地ならではの食材を使った一味違う…どころか一癖ある『ご当地パイ』なるものが存在します。

しかも、その多くは『味』や『その土地らしさ』よりも、『ウケ』を狙っているかのよう。

なぜその食材を選んだのか? パイでなければいけなかったのか? ご当地パイを集めて分析した『ゆるパイ図鑑』の著者・藤井 青銅氏の解説と共に、変わり種をご紹介します。

コンセプトがわからない

お土産屋さんに行けば、大抵目にするご当地パイ。一体どんな変わり種があるのか聞いてみると、思いもしないようなゆるパイが出てきました。

むつごろうパイ(佐賀県)

佐賀の有明海は、むつごろうが有名だ。それを練り込んだのだが「独特の複雑な臭いがある」ので、試行錯誤の末「カレー粉を加え、さらに唐辛子も足した」とのこと。
舌触りはサクサク。ほのかにカレー味がするクッキーのよう。

地元の名物を使いたい気持ちはよくわかりますが、カレーと唐辛子を追加するなら、他にも相性の良い名物があったのでは…と思わずにはいられない一品。むつごろうの味、どこ行った!?

シャコパイ星人(岡山県)

岡山・寄島産のシャコは有名。しかし、なぜ「星人」なのか? なぜ「ツンデレテイスト」なのか? なぜ「南国風」なのか?…と色んなコンセプトがぶつかりあって渋滞している。
一枚一枚に、シャコミニ知識が書かれているのが嬉しい。

コンセプトが一つもわからず、頭に「?」が乱舞すること間違いなしのパイ菓子です。ゆるい…ゆるすぎる!

ミニ知識は「シャコのパンチは時速80キロでる(プロボクサーが時速40キロくらい)」など、日常生活には役に立たない豆知識が満載です!

下仁田ねぎパイ(群馬県)

下仁田ねぎは、全国ブランド。しかし、まさかパイとコラボするとは!
お菓子なのに、ねぎの香りがするという野心的なパイ。

袋を開けると漂うネギ臭。自分がこれからパイ菓子を食べる、ということを忘れさせてくれそうな香りを放っているとのこと。これは、お菓子なんだろうか…。

ふなずしパイ(滋賀県)

滋賀県の郷土料理「ふなずし」をパイに!焼き菓子なのに、真空パック入り。
作っている至誠庵は、以前からふなずしを作っているお店。あまり食べられなくなった伝統のふなずしを伝えたいとお菓子に。
最初は「ふなずしプリン」を作ってみたが、これがイマイチだった…。

まるで宇宙食のような見た目のパイ菓子。ふなずしへの熱い愛情を感じますが、とりあえず「プリンにならなくって良かった」という声が聞こえてきそうです。

どじょうパイ(島根県)

デザインといい、キャッチコピーといい、あのパイと並べていいのだろうか?と一瞬、不安になるパイ。
しかし、島根といえば「どじょうすくい」の安来節の本場。例のパイと比べると、一回り小さいのが、どじょうの奥ゆかしさ。

色々と似すぎてしまっていて、ツッコミを入れるのが怖い「どじょうパイ」。一回り小さいとのことですが、味の方も似ていたりするんでしょうか。怖くて聞けない…。

3年ぶりに開催!

今回紹介したゆるパイ以外にも、個性豊かなパイ菓子が一堂に会する「全国ゆるパイ展2017」が、3年ぶりに開催されます。

2014年に渋谷ヒカリエで開催された時は、来場者1万人を記録。多くの人の興味を引きました。

今回のイベントでは、どれほど『ゆる~い』感じのパイが出品されるのか…パイ好きも、ゆるいもの好きも、ぜひ一度足を運んでみてくださいね。

全国ゆるパイ展2017

日付:2017年2月10 ~ 14日まで
時間:10:00 ~ 20:00
場所:東急百貨店吉祥寺店 2階テラス正面側


[文・構成/grape編集部]

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