ファンの発言に『じんましん』 アイドルの置かれている状況が想像以上に深刻
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grape [グレイプ] entertainment
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アイドルとファンが交流できるイベントとして、人気が高い『握手会』。
目立つものでは、AKBグループがよく握手会を開いていますが、アイドルたちにとっては想像以上のストレスを感じるイベントになっているようです。
たとえ一部のファンといえども…
2017年12月23日放送の『SKE48 1+1+1は3じゃないよ!』(東海ラジオ)に出演した、アイドルグループSKE48の後藤理沙子さん。
YouTubeで配信されている放送終了後のトーク動画の中で、嫌悪感を覚えてしまった握手会での出来事を語っています。
後藤さんの発言に対し、「(握手会に来る人の中には)いるね」とほかのメンバーも同様の経験があることを告白。
それほどまでに、アイドルへのセクハラ発言が常態化してしまっていることに驚きを隠せません。
また、じんましんが出るほど精神的に追い詰められていたセクハラ発言に、どう対応してきたのかを問われたところ…。
最初こそ、割り切ることは難しかったと当時の心境を振り返る後藤さん。
しかし、あえて相手に冷たい態度を取ることで、セクハラ発言を慎むよう求めてきたと語っています。
それでも、アイドルに対してセクハラ発言をしてくる人は多く、過去にはAKB48の大家志津香さんが胸のサイズについて心ない言葉を投げかけてくる人に苦言を呈したことも。
たとえアイドルといえども、1人の女性であることに変わりありません。いやなことをいわれたら不快感を覚えますし、応援されたら嬉しいと感じるもの。
そもそも、自分の欲求を満たすためだけに、身勝手な思いをアイドルにぶつける行為は、ファンであればできないはずです。
後藤さんの告白に対し、ラジオを聞いていた人たちからも「ありえない」「ひどすぎる」「想像以上に深刻」と、同情する声が相次いでいます。
また、今回のラジオでの発言に対して「カットされるかもしれないけど」としつつ「全部放送していただいてかまいません」とも語っていた後藤さん。
厳しい言葉を並べてセクハラ発言に苦言を呈した背景には、SKE48の後輩や、アイドルの置かれている現状が、少しでも改善されてほしいという願いがあるのかもしれません。
[文・構成/grape編集部]