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400年前の文化財と最新技術のコラボ!思わぬ出会いが見せてくれる世界とは

By - grape編集部  公開:  更新:

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拡張現実(AR)にバーチャルリアリティー(VR)、少し前までは馴染みのなかったデジタル技術。でも気づいたら、いつの間にか自然にARやVRを体験していたというかたは多いのではないでしょうか。

そんなデジタル技術が、日本の伝統的な文化財の新しい楽しみかたを生み出しました。

出典:grape

仮想空間と現実空間を融合させるMixed Reality(以下、MR)をお披露目する場となったのは、日本最古の禅寺である京都の建仁寺。

そして、MRの題材は建仁寺が所蔵する画家・俵屋宗達筆の国宝『風神雷神図屏風』です。

出典:Hakuhodo-VRAR

400年前に描かれた日本の国宝と、最先端の技術であるMRが出会った時、何がおきるのか。

hakuhodo-VRARと建仁寺の挑戦の結果、新しい文化財の鑑賞体験「MRミュージアム in 京都」を、grape編集部は一足先に体験してきました。

出典:Hakuhodo-VRAR

MRデバイス『Microsoft HoloLens』を装着すると、建仁寺の僧侶である浅野さんのホログラムが自分だけのガイドとして現れます。その滑らかさは、本当に目の前にいるかのよう!

浅野さんのホログラムは、シアトルにあるマイクロソフトの研究所(Microsoft Mixed Reality Capture Studios)で全身を3D撮影することによって構築されています。

この技術は日本のプロジェクトとしては初めての活用で、日本人としても浅野さんが初めてこの研究所に足を踏み入れたとか。

3D撮影されているので、実際に浅野さんの後頭部を見ることも出来ちゃいます。

出典:Hakuhodo-VRAR

浅野さんが誘う、俵屋宗達が描いた「風神雷神図屏風」の世界はこれまでにない芸術体験を生み出しています。

風が吹き、雷が鳴り、果ては宇宙まで。体験者を旅に連れていきます。

しかも、俵屋宗達に影響を受けた画家の尾形光琳や酒井抱一ら琳派の『風神雷神図屏風』も登場するので、それぞれの違いを観察することも出来ます。

さらに、自分がホログラムの世界に干渉できる『エアタップ』という技術も体験可能で、本当に作品世界の中に入ってしまったかのよう。

出典:Hakuhodo-VRAR

建仁寺での体験イベントは2月24日で終了しましたが、2月28日からは京都国立博物館でイベントが開催されます。3月2日までとチャンスは限られているものの、ぜひ体験してみてはいかがでしょうか。

400年の歴史と現代の最新技術のコラボレーションに、きっと驚くと思います。

京都国立博物館での体験
日時:2月28⽇(水)〜3月2⽇(金)11:00〜17:00(最終日3月2日のみ〜13:00)
MR 体験料:無料 (別途、京都国⽴博物館の名品ギャラリー観覧料が必要)
場所:京都国⽴博物館 平成知新館2階ミュージアムラボラトリー(住所:京都市東⼭区茶屋町527)

【開館時間】9:30〜17:00(金・土曜は〜20:00)*入館は閉館の30分前まで。
【観覧料】⼀般520円(410円)、大学生260円(210円)
*高校生以下および満18歳未満、満70歳以上のかたは無料
*( )内は団体20名以上

※一般公開 注意事項
・事前の予約は承っておりません。実施期間中に会場まで直接お越しください。
・⼀度に体験できる⼈数に限りがございます。希望者が多い場合、お待ちいただくことや体験できない場合がございますのでご了承ください。
・ミュージアムラボラトリーで展示される『風神雷神図屏風』は複製です。この期間中、本物は展示されません。


[文・構成/grape編集部]

出典
国宝「風神雷神図屛風」× Mixed Reality|hakuhodo-VRAR

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