「器を下げに行ったら、手紙が入ってて」おそば屋さんが語る出前エピソード 提供:本田技研工業株式会社 By - grape編集部 公開:2018-12-11 更新:2019-01-01 そばバイク Share Post LINE はてな 「お腹がすいたね、おそばでも頼もうか」 昔から、家族で出かけた日の夕食は、帰宅後、おそば屋さんに出前をお願いするのが定番だった我が家。 思えば、家で待っているだけでおいしいご飯が届く出前は、ありがたいものですよね。 そんな、おそば屋さんなど、出前をする店に仕掛けた“ある企画”が、「参加したい!」「明日行ってこようかな」とネット上で話題になっています。 おそば屋さんに『逆出前』!? その企画は、おそば屋さんに『逆出前』をするというもの。 『逆出前』ってどういうこと? 気になった私は、企画に参加する店にお話を聞きに行くことにしました。 目的の店に近づくと、店名がかかれた電柱広告がぽつぽつと。 周囲の景色と相まって、ノスタルジックな雰囲気をかもし出しています。 この電柱広告、よくあるソレと少し違うような…。 電柱広告の上のほうを見ると、『カブ圏内』の文字とHondaスーパーカブのイラストが描かれています! この電柱広告は、「スーパーカブに乗って美味しいものを食べに行こう」という『逆出前』企画の一環。「いつもスーパーカブで食事を届けてくれるおそば屋さんに、感謝の気持ちを届けよう」という想いで、Hondaが制作したものです。 カブで出前をしてくれるおそば屋さんの周囲に、『カブ圏内』のロゴと店名が書かれた電柱広告を掲載しています。 郵便配達や出前の配達範囲は意外と広いもの。カブで行ける場所はどこでも『カブ圏内』です。 「『逆出前』をすることで、『カブ圏内』を拡げよう!」というのが、この企画の全容なのです。 埼玉県和光市 ふじ屋 この企画の対象となっている、埼玉県和光市の『ふじ屋』を最初に訪れてみました。 地元の人に愛され続ける、天ぷらそばが自慢のおそば屋さんです。 早速、二代目の佐藤博之さんにお話を伺いました。 ―現在のカブには何年乗っている?何台目? いまのは3年くらい乗っていて、10台目くらいです。昔は砂利道でパンクすることがあったので、一時期はカブ2台持ちでした。 ―愛車への思い入れは? 丈夫なので本当に助かっています。まさに相棒ですね。 ―出前をしていて、嬉しかったエピソードは? 器を下げに行った時に、「おいしかったです」と手紙が入っているのは、やっぱり嬉しいです。 ―この企画については、どう感じている? ありがたかったです。 20代30代のころは、Hondaの大きいバイクに乗っていて、個人的にも思い入れがあるので、感慨深いですね。 ―逆出前については? そばは、急いでお届けしても多少はのびてしまうので、お店で食べるのが1番おいしいです。1番おいしい状態で食べて欲しいので、お店に足を運んでくれるのは大歓迎です。 天ぷらも揚げたて熱々が1番おいしいですからね! 近隣で働いている人や、近所に住んでいる人など、常連さんが多いという『ふじ屋』。「お客さんに1番おいしい状態で食べてもらいたい」というお客さん思いの言葉が印象的でした。 東京都渋谷区 ほそ島や 次に訪れたのは、東京都渋谷区にある『ほそ島や』。 将棋会館の近くに位置し、親子三代で営む、昔ながらのおそば屋さんです。 インタビューを受けてくれたのは、二代目の細矢真吾さん(写真左)と三代目の空斗さん(同右)。 ―現在のカブには何年乗っている?何台目? カブは2台ありますが、古いほうは25年くらい乗っていて、走行距離のメーターは2周しています。もう1台も15年は乗っていますね。 自然体でがつがつ乗っていても壊れません。 ―出前のコツや技術は? 出前機(バイクの後ろにつける、出前用の器具)が優秀なので、意外に簡単なんです。 雨の日の白線とマンホールだけは気を付けています。 ―この企画については、どう感じている? 電柱広告は、すでに結構反響もあって。常連さんが「見たよ!」っていってくれました。 『逆出前』は面白いなと思いましたね。実際に来てくれるのが楽しみです。 親子三代にわたって1台のカブを乗り継いでいるというほそ島や。 25年間走り続けるカブは、味のあるたたずまいでした。 おそば屋さんの間でも、『カブ圏内』『逆出前』は大好評! お話を聞くと、改めて、いつもおいしいおそばを届けてくれるおそば屋さんに、足を運びたくなりました。 年末は、おそば屋さんが1番忙しい時期の1つ。『逆出前』で日ごろの感謝を伝えてみるものいいかもしれませんね。 8店舗で『カブ圏内』と『逆出前』 ご紹介した2軒以外にも、Hondaにゆかりのある地域で『カブ圏内』のお知らせが始まっています。 『逆出前』ステッカー欲しい! 2軒目ゲット! 猛烈におそばが食べたくなってきた。 ネット上にも、カブライダーの声が続々と。 『逆出前』をすると、ステッカーや店舗ごとにデザインが違うスタンプがもらえます。特設サイトでは、各店舗の詳細情報が掲載されているほか、スタンプを集める台紙もダウンロードできますよ。 カブライダーの皆さんは、カブでお近くの店舗に『逆出前』してみてはいかがでしょうか。 蕎麦の日|Me and Honda 2018年は、スーパーカブ誕生60周年。 おそば屋さん以外にも、郵便局員や新聞配達員など、さまざまなカブライダーたちを応援する企画を展開しています。 Hondaの粋が感じられる、これまでの活動もチェックしてみてくださいね! Me and Honda [文・構成/grape編集部] Share Post LINE はてな
「お腹がすいたね、おそばでも頼もうか」
昔から、家族で出かけた日の夕食は、帰宅後、おそば屋さんに出前をお願いするのが定番だった我が家。
思えば、家で待っているだけでおいしいご飯が届く出前は、ありがたいものですよね。
そんな、おそば屋さんなど、出前をする店に仕掛けた“ある企画”が、「参加したい!」「明日行ってこようかな」とネット上で話題になっています。
おそば屋さんに『逆出前』!?
その企画は、おそば屋さんに『逆出前』をするというもの。
『逆出前』ってどういうこと?
気になった私は、企画に参加する店にお話を聞きに行くことにしました。
目的の店に近づくと、店名がかかれた電柱広告がぽつぽつと。
周囲の景色と相まって、ノスタルジックな雰囲気をかもし出しています。
この電柱広告、よくあるソレと少し違うような…。
電柱広告の上のほうを見ると、『カブ圏内』の文字とHondaスーパーカブのイラストが描かれています!
この電柱広告は、「スーパーカブに乗って美味しいものを食べに行こう」という『逆出前』企画の一環。「いつもスーパーカブで食事を届けてくれるおそば屋さんに、感謝の気持ちを届けよう」という想いで、Hondaが制作したものです。
カブで出前をしてくれるおそば屋さんの周囲に、『カブ圏内』のロゴと店名が書かれた電柱広告を掲載しています。
郵便配達や出前の配達範囲は意外と広いもの。カブで行ける場所はどこでも『カブ圏内』です。
「『逆出前』をすることで、『カブ圏内』を拡げよう!」というのが、この企画の全容なのです。
埼玉県和光市 ふじ屋
この企画の対象となっている、埼玉県和光市の『ふじ屋』を最初に訪れてみました。
地元の人に愛され続ける、天ぷらそばが自慢のおそば屋さんです。
早速、二代目の佐藤博之さんにお話を伺いました。
―現在のカブには何年乗っている?何台目?
いまのは3年くらい乗っていて、10台目くらいです。昔は砂利道でパンクすることがあったので、一時期はカブ2台持ちでした。
―愛車への思い入れは?
丈夫なので本当に助かっています。まさに相棒ですね。
―出前をしていて、嬉しかったエピソードは?
器を下げに行った時に、「おいしかったです」と手紙が入っているのは、やっぱり嬉しいです。
―この企画については、どう感じている?
ありがたかったです。
20代30代のころは、Hondaの大きいバイクに乗っていて、個人的にも思い入れがあるので、感慨深いですね。
―逆出前については?
そばは、急いでお届けしても多少はのびてしまうので、お店で食べるのが1番おいしいです。1番おいしい状態で食べて欲しいので、お店に足を運んでくれるのは大歓迎です。
天ぷらも揚げたて熱々が1番おいしいですからね!
近隣で働いている人や、近所に住んでいる人など、常連さんが多いという『ふじ屋』。「お客さんに1番おいしい状態で食べてもらいたい」というお客さん思いの言葉が印象的でした。
東京都渋谷区 ほそ島や
次に訪れたのは、東京都渋谷区にある『ほそ島や』。
将棋会館の近くに位置し、親子三代で営む、昔ながらのおそば屋さんです。
インタビューを受けてくれたのは、二代目の細矢真吾さん(写真左)と三代目の空斗さん(同右)。
―現在のカブには何年乗っている?何台目?
カブは2台ありますが、古いほうは25年くらい乗っていて、走行距離のメーターは2周しています。もう1台も15年は乗っていますね。
自然体でがつがつ乗っていても壊れません。
―出前のコツや技術は?
出前機(バイクの後ろにつける、出前用の器具)が優秀なので、意外に簡単なんです。
雨の日の白線とマンホールだけは気を付けています。
―この企画については、どう感じている?
電柱広告は、すでに結構反響もあって。常連さんが「見たよ!」っていってくれました。
『逆出前』は面白いなと思いましたね。実際に来てくれるのが楽しみです。
親子三代にわたって1台のカブを乗り継いでいるというほそ島や。
25年間走り続けるカブは、味のあるたたずまいでした。
おそば屋さんの間でも、『カブ圏内』『逆出前』は大好評!
お話を聞くと、改めて、いつもおいしいおそばを届けてくれるおそば屋さんに、足を運びたくなりました。
年末は、おそば屋さんが1番忙しい時期の1つ。『逆出前』で日ごろの感謝を伝えてみるものいいかもしれませんね。
8店舗で『カブ圏内』と『逆出前』
ご紹介した2軒以外にも、Hondaにゆかりのある地域で『カブ圏内』のお知らせが始まっています。
ネット上にも、カブライダーの声が続々と。
『逆出前』をすると、ステッカーや店舗ごとにデザインが違うスタンプがもらえます。特設サイトでは、各店舗の詳細情報が掲載されているほか、スタンプを集める台紙もダウンロードできますよ。
カブライダーの皆さんは、カブでお近くの店舗に『逆出前』してみてはいかがでしょうか。
蕎麦の日|Me and Honda
2018年は、スーパーカブ誕生60周年。
おそば屋さん以外にも、郵便局員や新聞配達員など、さまざまなカブライダーたちを応援する企画を展開しています。
Hondaの粋が感じられる、これまでの活動もチェックしてみてくださいね!
Me and Honda
[文・構成/grape編集部]