防水シーツを洗濯機で洗う前に! 知らないと危険な『脱水時の落とし穴』
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LUIS FIELD
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防水シーツや防水カバーは、介護や育児、アウトドアなどで、汚れや水濡れから寝具や荷物を守るのに役立つアイテム。
汚れたらすぐに洗濯したくなりますが、防水素材のものを洗濯機で洗う際、脱水時に洗濯機が突然転倒したり、破損したりする事故につながるおそれがあるといいます。
本記事では、製品の安全に関する調査・評価を行う製品評価技術基盤機構(NITE)製品安全広報課の丸田萌主任に話を聞きました。
防水シーツを洗濯機で洗う前に知っておきたい危険性
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――防水性のシーツやマットなどを脱水した際に、洗濯機が転倒・破損する事故は、なぜ起きるのでしょうか。
防水性の素材は水を通さないため、水の逃げ場がなくなり、洗濯槽の中に水がたまってしまいます。
その状態で脱水が始まると、たまった水が一気に移動し、洗濯槽の回転バランスが崩れ、激しい異常振動が発生します。こうした振動が、洗濯機の転倒や破損といった事故につながることがあるのです。
実際に起きた事故とは
では、実際にはどのような事故が起きているのでしょうか。
――防水性アイテムの洗濯・脱水に関する事故事例を教えてください。
2024年11月には、水が抜けにくい大型シーツを、取扱説明書で指定されていた『弱洗い』ではなく『標準コース』で洗濯したところ、洗濯機が転倒し、周辺を破損する事故が発生しました。
また、2016年11月には、防水性のシャワーカーテンを洗濯した際に異音が発生し、洗濯機が転倒・破損した事例も報告されています。
ほかにも、防水シーツや釣り用防寒具、自転車用防水シートなどによる同様の事故の報告が寄せられています。
画像提供:独立行政法人 製品評価技術基盤機構
どうやら、防水シーツだけでなく、身近な防水製品でも注意が必要なのですね。
事故を防ぐためのポイント
このような事故を防ぐには、どのような点に気をつければよいのでしょうか。
――自宅で同じような事故を防ぐために、日頃から気をつけたいことを教えてください。
まずは、洗う前に本体の表示や商品ページで、防水性のある製品かどうかを確認してください。防水性のあるものは、基本的に洗濯機ではなく手洗いをおすすめします。
シーツやシャワーカーテンはもちろん、レインコートや自動車・自転車のカバー、玄関マットなども注意したいアイテムです。
また、防水性かどうか判断に迷った時は、製品に口を当てて息を吹き込んでみる方法があります。空気が通らないものは、防水性の製品である可能性があります。※
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重大な事故につながる前に、素材の再確認を
洗濯機の転倒事故は、本体が壊れるだけでなく、床や壁など周囲にまで被害が及ぶことがあります。
普段何気なく洗っているアイテムでも、防水性のある素材かどうかを一度確認してみると安心です。
思わぬ事故を防ぐためにも、洗濯前には取扱表示や説明書を確認する習慣を心がけたいものですね。
※防水性製品の確認方法は、一般社団法人日本電機工業会(JEMA)の案内でも紹介されています。
[文・取材/LUIS FIELD 構成/grapeライフハック編集部]