『あること』に気付き、激流に飛び込んでいった男性 向かった先には…?
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イギリスのノースウェールズで、ラフティングガイドをしているルイス・ウィルソンさん。
ある日、ルイスさんは川の急流の底に何かがいるのを見つけました。
それは…数羽の子ガモたち。子ガモのそばに母ガモの姿はなかったといいます。
ルイスさんはそれからずっと、子ガモたちのことが気になっていたのだとか。
時間が経つにつれて、子ガモの数が少なくなっていることに気付いた彼は、居ても立ってもいられず、子ガモを助けに行くことに決めます。
ルイスさんはカヤックに飛び乗り、急流を全力で漕ぎながら下っていきました。
そして子ガモたちがいた場所にたどり着くと、残っていた、たった1羽の子ガモを助け出すことに成功。
そのまま子ガモを抱いて穏やかな川を下り、安全な場所まで連れて帰ったのです。
彼はひと晩、子ガモを温めていたそう。そして翌日、1時間半かけて野鳥の保護施設『Cuan Wildlife Rescue』に預けに行きました。
子ガモは命に別状はなく、施設に保護されていたほかの子ガモたちの仲間に加わったということです。
『Cuan Wildlife Rescue』はFacebookで「ラフティングガイドの役割を超えて、この子ガモを助けてくれたルイスさんの努力と優しさに感謝しています」とつづり、写真を投稿。
「ルイスさん、よくやった!」「きみはスーパーヒーローだ!」「優しい心はもっとも貴重な贈り物だよね」など、ルイスさんへの称賛の声が上がっています。
写真を見ると、ルイスさんが子ガモを助けた場所は、かなりの急流であることが分かります。
川底にいる子ガモを救出するのは、簡単ではなかったでしょう。
心優しいルイスさんに助けてもらった幸運な子ガモが、安全な環境で元気に成長していくといいですね。
[文・構成/grape編集部]