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ニューバランスのインソール『RCP280』が売ってない よく探してみると?

By - grape編集部  公開:  更新:

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※写真はイメージ

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デザインや履き心地のよさなど、何かと評価の高い『New Balance(ニューバランス)』のスニーカー。 中でもさまざまなコーデに合わせやすいCM996やML574は、定番のスニーカーといわれています。

そのままでも十分履き心地のいい靴なのですが、インソールを交換する人も少なくないようです。

特にコスパが高いとウワサなのが、ニューバランスの純正品『RCP280』というインソール。どのようなインソールなのかや履き心地に違いは出るのかなど、実際に試してみました。

ニューバランスの『RCP280』ってどんなインソール?

ニューバランスは、1906年にアメリカ・ボストンで誕生したメーカー。創業当初は「アーチサポートインソールや偏平足などをなおす矯正靴の製造メーカー」だったそうです。

もともと矯正靴の製造を行っていたメーカーだけに、わざわざ別売りをしているインソールにも期待が高まります。

しかし、いくらニューバランスのインソール『RCP280』を探しても売っていません!

これはどういうことかとよく調べてみると『RCP280』は、2023年6月現在、名称を『サポーティブリバウンドインソール LAM35689(以下、LAM35689)』に変えて販売しているようです。

名称は変わっていますが、価格も2200円ほどで性能も変更はないようなので、同じものと考えていいでしょう。

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LAM35689は、一体どういった点でコスパが高いといわれているのでしょうか。

ニューバランスでも定番といわれている、CM996やML574のインソールと比べてみます。

ニューバランスのインソール:CM996

CM996のインソールを見てみるとこのような感じです。

ショック吸収性能に一番影響がありそうな厚みに関してはそれほどなく、心もとない感じです。

そのためかインソール自体の重さは、3つの中で最軽量の13gでした。

土踏まずの部分は裏面から見ると多少形作られていることが分かりますが、横から見るとフィットしている感じはなく、おまけ程度といえます。

通勤通学など、普段使いでは十分な履き心地です。ただ、長時間の散歩やランニングなどの運動をする場合には、クッション性に物足りなさを感じるでしょう。

ニューバランスのインソール:ML574

続いてML574を見ていきましょう。

CM996と比べると横幅が広く、厚みも多少はあるような感じです。

重量もCM996と比べて2gほど増えて、15gとなっていました。とはいえ、手で持った感覚では重さに違いは感じません。ほぼ誤差といっていいでしょう。

こちらも裏面を見ると土踏まずの部分は形作られていますが、フィットしている感じはありません。

もちろん日常使いでは問題ない履き心地です。ただ、長時間の歩行となると十分なクッション性とはいえません。

ニューバランスのインソール:LAM35689(旧RCP280)

続いてニューバランス純正のランニング用インソール、LAM35689を見ていきます。

パッと見で変化が分かりやすいのが裏面

ヒールの部分にニューバランスが誇るテクノロジーの1つ『ABZORB(アブゾーブ)』が取り入れられていることです。

アブゾーブはクッション性や反発性に優れた素材で、着地時の衝撃を軽減してくれます。

「ヒール部分だけ衝撃吸収がすごくてもなぁ」と心配になりますが、これがなかなか優秀なクッション性能を発揮してくれます。

そのクッション性能は、ランニングなどの運動をするとよく分かるでしょう。

つま先部分はそれほど厚みも違いはないように見えますが、細かな点で改良されているようです。

インソールの裏面全体には、高反発EVAを搭載。硬い地面などでランニングをすると、快適な蹴りだしをサポートしてくれます。

通気口もあるので、夏場など汗をかきやすい季節でも快適に履くことができるでしょう。

また、純正のインソールではおまけ程度だった土踏まずのサポートもしっかりとしてくれています。

オレンジ色の部分は少し硬めの素材が使われており、TPUスタビライザーというカカトと土踏まずを支えるアーチに!

この支えがあることで足元に安定感が生まれ、歩くのも楽になります。

さらに、表面には『ナノフロント』という、髪の毛の7500分の1の断面積を誇るポリエステル繊維を使用。通常繊維の数十倍の表面積がグリップ力を発揮してくれます。

この表面積の違いによるグリップ力が意外と侮れないもので、激しい運動をしても靴の中で足がずれることを防いでくれました。

ちなみにLAM35689の重さは33g。元から入っているインソールと比べると、約2倍程度の重さとなっていますが、厚みもありこれだけの機能が付いているのだから仕方ないといえるでしょう。

実際に履き比べてみても、15g程度の違いはよく分かりませんでした。

LAM35689の特徴

・全面に高反発EVAを使用。

・ヒール部分にアブゾーブ搭載で、クッション性増。

・表面のナノフロントでグリップ力を発揮。

・TPUスタビライザーで足にフィット。

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ニューバランスのインソールの交換 まとめ

コスパがいいと評判だったRCP280は、名称が改められLAM35689という名前に変更されていました。ただ、価格や機能面に関しての変更はないようです。

その機能性はウワサ通りによいもので、CM996とML574のインソールをLAM35689に交換してみると、長時間の散歩や運動時の履き心地が向上したように感じます。

2200円という価格ながら足の疲れ方がだいぶ変わるので、履き心地を変えたいと考えている人にはおすすめの方法といえるでしょう。

CM996やML574を長時間の散歩やランニングなどの運動時にも履きたい人は、インソールの交換をしてみると感動するかもしれませんよ。


[文・構成/grape編集部]

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