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スーパーの食品廃棄禁止がフランスでスタート 一方、日本の現状は…

By - grape編集部  公開:  更新:

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2015年フランスで、スーパーの賞味期限切れ食品の廃棄が禁止される法律が制定され、2016年2月5日から実施されています。

廃棄されるはずだった食品はフードバンク(品質に問題がない食品を生活困窮者に配給する団体)などの援助機関に回され、食料を必要とする方々に配られます。

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これによって、毎年数百万人に無料の食事を提供できるようになるそうです。

大型の店舗は、売れ残り食品の受け入れを行っている団体との契約を2016年7月までに結ぶことが義務付けられました。さらに、食べられなくなった売れ残り食品については、家畜の餌や堆肥として転用する必要があります。

こうした動きはフランスだけではなく、EU全体で活発となっています。

日本の現状

一方、日本もアメリカやフランスに次ぐ世界有数の食料廃棄国です。年間約1700万トンの食料が廃棄されており、そのうち「食品ロス」は年間約500万〜800万トンにものぼります(平成22年度農林水産省調べ)。

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出典:農林水産省

これは年間の日本のコメ収穫量約850万トンとほぼ同じ。本当にもったいない…

ネット上にはフランスのこの制度を賞賛するとともに、日本でもやるべきではないかとの声が多く挙がっています。

  • ぜひ、日本でも禁止にしてほしい!
  • お店は測り売りやバラ売りをもっとしたほうが良いのでは。少しでも捨てることを減らしたい。
  • 日本は食べものを粗末しない国なのに、そんなに廃棄しているなんて信じられない。
  • フランスはやった。次は日本だ。政府が、国がという前に、まず自分にできることをやるべき。

以前、大量の恵方巻きが捨てられている現状をgrapeでもお伝えしました。

食べ物を捨てるということに、罪悪感を持つ方は少なくないはず。私たち一人ひとりが、より食べ物を大切にする意識を持って、日々行動していかなければいけませんね。

日本にもフードバンクが存在します。まだこういった活動があることを知らない方が多いので、ぜひ周りの方に教えてあげてくださいね。食品廃棄が少しでも減っていくよう、みんなで声を上げていきましょう。

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出典
農林水産省セカンドハーベスト・ジャパン

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