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浴室の白いモヤモヤ、どうしてる? 企業が教える掃除法に「やってみる」「目からウロコ」

By - grape編集部  公開:  更新:

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お風呂の椅子

※写真はイメージ

こまめにお風呂場を掃除していても、「白っぽい汚れが残る…」「床がザラザラして滑りやすい」と感じたことはありませんか。

お風呂場のこのような悩みは、『せっけんカス』が原因かもしれません。

本記事では、プロも実践するせっけんカスの落とし方を、誰でもできる手順で紹介します。

せっけんカスの落とし方

浴室を掃除する様子

※写真はイメージ

せっけんカスには、水道水などに含まれるミネラル成分とせっけんが反応してできる『金属せっけん』と、皮脂汚れやせっけんが結合してできる『酸性せっけん』の2種類があります。

お風呂でよく見られる白い粉末状の汚れは、『金属せっけん』です。

ハウスクリーニングなどを行う、アクティア株式会社が運営するウェブサイト『カジタク』によると、金属せっけんを中和させることが重要だそうです。

例えば、金属石鹸のミネラル成分は主にアルカリ性のため、アルカリ性を中和させる酸性成分の洗剤などを使用することで溶けだし、汚れが落ちやすくなります。

カジタク ーより引用

クエン酸と水を1対1で混ぜたスプレーがおすすめです。気になるところにスプレーして、10分程度置いておきましょう。

スポンジでこすって水で流せば完了です。

もちろん、市販されている酸性洗剤を使ってもかまいません。

ただし、市販の洗剤には界面活性剤が含まれることも。肌荒れの原因になる場合があるため、手袋を着用して作業してください。

酸性せっけんはアルカリ性で分解

『酸性せっけん』は、黒や灰色でベタベタした汚れです。

汚れを落とす際は、重曹やセスキ炭酸ソーダなどのアルカリ性洗剤を、汚れにしっかりなじませます。水で濡らしたスポンジでこすったら、しっかりと水で流しましょう。

せっけんカスを予防する3つの習慣

せっけんカスは、水あかよりも落としにくい汚れだといわれています。

そのため、日頃からせっけんカスを予防できる習慣を身につけましょう。

1.入浴後は壁と床をシャワーで流す

せっけんやシャンプーが壁に飛び散った状態で乾くと、せっけんカスがかたまって残りやすくなります。

入浴後に、サッと壁や床をシャワーで流すだけでも、汚れの定着を防げます。

2.浴室の換気をしっかり行う

湿気がこもるとせっけんカスが乾ききらず、ぬめりやカビの原因にもなります。換気扇を回す、窓を開ける、入浴後にドアを開けておくなどして、空気をしっかりと循環させましょう。

3.ボトル類は底上げ収納に

せっけんカスは、シャンプーやボディソープなどのボトルの底にたまりやすいため、吊り下げたり底から浮かせたりして収納するのもおすすめです。

また、粉せっけんを使用している場合は、溶け残りによるせっけんカスが発生しやすいといわれています。十分な温度で溶かすようにすると予防できるでしょう。

せっけんカスを放置するとさまざまな汚れと混ざり合い、さらに落ちにくくなります。普段からこまめな掃除を心がけて、予防してくださいね。


[文・構成/grape編集部]

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出典
カジタク

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