「ありそうでなかった!」生活を便利にするアイディアグッズ ある共通点があって? 提供:塩ビ工業・環境協会 By - grape編集部 公開:2023-08-28 更新:2023-08-28 アイディアリサイクル Share Post LINE はてな ひと昔前までは想像もつかなかったようなテクノロジーや製品が生み出されている昨今。 技術の進歩により、私たちの生活は日に日に便利になっていますよね。 新しいテクノロジーも製品も、最初は誰かの小さなアイディアから始まったことでしょう。 『あるもの』を使って生活を豊かにする 街中を歩いていて、このような配管を見たことはありませんか。 ※写真はイメージ これらの配管は塩化ビニル樹脂(通称:塩ビ)と呼ばれるプラスチックでできています。 丈夫で長持ちする上、水や薬品にも強いため、インフラなど長期間使われる製品の素材になることが多いです。 しかし、断熱性や防火性などにもすぐれ、加工やリサイクルもしやすい『塩ビ』は私たちの身近な素材としても多く使われていることをご存じでしょうか。 例えば食品を包装するラップフィルム、スマホの充電ケーブル、ウィッグ、フィギュア、消しゴムなど、一見関係のない、さまざまなものに塩ビは使われているのです。 ※写真はイメージ 塩ビの業界団体である、塩ビ工業・環境協会は、塩ビ素材(PVC)の特長を生かした魅力ある製品を公募し表彰する『PVC Award』を主催しています。 『生活を豊かにする塩ビ』をテーマに、私たちの利便性向上やリサイクル、医療・福祉、安全、防災など社会に貢献しているものが集まり、大賞に選ばれた作品には賞金100万円が贈られるコンテストです。 現在、『PVC Award 2023』の製品を募集中ですが、過去にはどのような製品があったのでしょうか。受賞作品をいくつかご紹介します。 『Curaria』 『Curaria(キュラリア)』は、理学療法士のアイディアをもとに生まれたリハビリ補助用具です。 『Curaria』 株式会社ハイビックス 中には空気を入れることが可能で、腕や脚に装着すると、空気圧による持続的なストレッチで、筋肉の緊張をほぐすことができます。 これは、理学療法士の負担軽減にもつながっており、医療・介護の業界などで大活躍しているそうです。 『ランランRAIN』 一見すると、普通のスニーカーのように見える『ランランRAIN』。 塩ビの発泡技術が生かされた素材でできており、完全防水かつ軽量で、汚れも落ちやすいスニーカーです。 『ランランRAIN』 株式会社丸五 実は塩ビは長靴などにも使われている素材。その技術を用いたスニーカーと思うとイメージしやすいでしょうか。 完全防水仕様の『ランランRAIN』は、子供にぴったり! 急な雨に降られたり、水たまりに突っ込んだりしても安心です。 やわらかくて履き心地もよく、高いデザイン性も評価されています。 『花巾着』 株式会社memori 『花巾着』は、布でできた巾着型の花器。 裏地に塩ビを採用することで、合成皮革なのに直接水を入れられるといいます。 『花巾着』 株式会社memori 水を入れると自立する一方、ヒモで吊るすこともできます。 万が一、倒れてしまっても、割れる危険がありません。 ありそうでなかった便利な花器ですね! 『縁結びマス』 『縁結びマス』は布の縁(ふち)をヒモで結ぶことでバケツに変身するアイディア製品。 『縁結びマス』 株式会社ナショナルマリンプラスチック 通常のバケツと異なり、縁がないため水深の浅い所でも水を汲み上げることができます。 水が漏れることもなく、アウトドアや災害時などにも役に立つ場面がありそうです。 アイディアが世の中を便利に! 日常生活の中ではもちろん、仕事においても人々の生活を支えている塩ビ。 このほかにも生活を便利にする『ありそうでなかったアイディア製品』が満載です。 『PVC Award 2023』の審査結果は、2023年12月20日に発表予定となっています。 どのような製品が受賞するのか、今から楽しみですね! 【PVC Award 2023】 作品募集期間:2023年7月1日~9月30日 エントリーはこちら! 過去の受賞作品はこちら! [文・構成/grape編集部] Share Post LINE はてな
ひと昔前までは想像もつかなかったようなテクノロジーや製品が生み出されている昨今。
技術の進歩により、私たちの生活は日に日に便利になっていますよね。
新しいテクノロジーも製品も、最初は誰かの小さなアイディアから始まったことでしょう。
『あるもの』を使って生活を豊かにする
街中を歩いていて、このような配管を見たことはありませんか。
※写真はイメージ
これらの配管は塩化ビニル樹脂(通称:塩ビ)と呼ばれるプラスチックでできています。
丈夫で長持ちする上、水や薬品にも強いため、インフラなど長期間使われる製品の素材になることが多いです。
しかし、断熱性や防火性などにもすぐれ、加工やリサイクルもしやすい『塩ビ』は私たちの身近な素材としても多く使われていることをご存じでしょうか。
例えば食品を包装するラップフィルム、スマホの充電ケーブル、ウィッグ、フィギュア、消しゴムなど、一見関係のない、さまざまなものに塩ビは使われているのです。
※写真はイメージ
塩ビの業界団体である、塩ビ工業・環境協会は、塩ビ素材(PVC)の特長を生かした魅力ある製品を公募し表彰する『PVC Award』を主催しています。
『生活を豊かにする塩ビ』をテーマに、私たちの利便性向上やリサイクル、医療・福祉、安全、防災など社会に貢献しているものが集まり、大賞に選ばれた作品には賞金100万円が贈られるコンテストです。
現在、『PVC Award 2023』の製品を募集中ですが、過去にはどのような製品があったのでしょうか。受賞作品をいくつかご紹介します。
『Curaria』
『Curaria(キュラリア)』は、理学療法士のアイディアをもとに生まれたリハビリ補助用具です。
『Curaria』 株式会社ハイビックス
中には空気を入れることが可能で、腕や脚に装着すると、空気圧による持続的なストレッチで、筋肉の緊張をほぐすことができます。
これは、理学療法士の負担軽減にもつながっており、医療・介護の業界などで大活躍しているそうです。
『ランランRAIN』
一見すると、普通のスニーカーのように見える『ランランRAIN』。
塩ビの発泡技術が生かされた素材でできており、完全防水かつ軽量で、汚れも落ちやすいスニーカーです。
『ランランRAIN』 株式会社丸五
実は塩ビは長靴などにも使われている素材。その技術を用いたスニーカーと思うとイメージしやすいでしょうか。
完全防水仕様の『ランランRAIN』は、子供にぴったり!
急な雨に降られたり、水たまりに突っ込んだりしても安心です。
やわらかくて履き心地もよく、高いデザイン性も評価されています。
『花巾着』 株式会社memori
『花巾着』は、布でできた巾着型の花器。
裏地に塩ビを採用することで、合成皮革なのに直接水を入れられるといいます。
『花巾着』 株式会社memori
水を入れると自立する一方、ヒモで吊るすこともできます。
万が一、倒れてしまっても、割れる危険がありません。
ありそうでなかった便利な花器ですね!
『縁結びマス』
『縁結びマス』は布の縁(ふち)をヒモで結ぶことでバケツに変身するアイディア製品。
『縁結びマス』 株式会社ナショナルマリンプラスチック
通常のバケツと異なり、縁がないため水深の浅い所でも水を汲み上げることができます。
水が漏れることもなく、アウトドアや災害時などにも役に立つ場面がありそうです。
アイディアが世の中を便利に!
日常生活の中ではもちろん、仕事においても人々の生活を支えている塩ビ。
このほかにも生活を便利にする『ありそうでなかったアイディア製品』が満載です。
『PVC Award 2023』の審査結果は、2023年12月20日に発表予定となっています。
どのような製品が受賞するのか、今から楽しみですね!
【PVC Award 2023】
作品募集期間:2023年7月1日~9月30日
エントリーはこちら!
過去の受賞作品はこちら!
[文・構成/grape編集部]