帰宅した住人もびっくり 民家の玄関で昼寝をしていたのは…?「なんてかわいいんだ!」
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宅配便の置き配が珍しくない昨今では、帰宅すると玄関などに荷物が置かれていることがあるでしょう。
ニュージーランドに住む人が帰宅した時に、玄関に何かがあるのを発見しました。
それは住人がネットで注文した商品ではありません。
玄関のポーチで、なんとニュージーランドオットセイの子供が昼寝をしていたのです!
オットセイは丸くなってスヤスヤと気持ちよさそうに眠っていたそうです。
ニュージーランドではあらゆる野生動物が生息していますが、玄関でオットセイが寝ているのはさすがに珍しいといいます。
ただし、『ニュージーランド自然保護局』によると、5月から9月にかけては若いオットセイが営巣地を離れて冒険に出かける時期なのだとか。
そのためこの時期は、海から離れたところにある住宅地でオットセイを見かけることもあるそうです。
今回発見されたオットセイは、海岸から防波堤の階段を上り、道路を横切り、歩道や車道を上り、最後にまた階段を上るというミッションをクリアしてこの家の玄関にたどり着いたと思われます。
それほどの大冒険をしただけに、疲れて眠ってしまったのでしょう。
オットセイはこの後、『ニュージーランド自然保護局』の職員が海岸近くの安全な場所まで連れて行ったということです。
『ニュージーランド自然保護局』の投稿には「なんてかわいいんだ!」「これは珍しいね」「うらやましい!我が家の玄関にも来てくれないかな」などの声が上がりました。
また「この時期のオットセイは痩せていたり、具合が悪そうに見えていたりしてもそれが普通で、オットセイに必要なのは救助ではなく、休息です。ただしケガをしていたり、危険な目に遭ったりしている場合などは保護してください」と呼びかけています。
家に帰ったら玄関にこんなにかわいいオットセイが寝ていたら、つい保護したくなりますが、必ずしもそうする必要はないとのことです。
こうして野生動物についての正しい情報が広まることで、動物たちがより安全に暮らしていけるようになるといいですね。
[文・構成/grape編集部]