「号泣」「鳥肌がたった」 保護施設を訪れた女性 ある犬の首元を見た瞬間…?
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動物保護施設にいる犬たちの中にはすぐに里親が決まる犬もいれば、なかなか家族ができない犬もいるそうです。
アメリカのペンシルベニア州にある『アニマル・リソース・センター』にいるエラちゃんは後者で、7年前からこの施設で暮らしていました。
2023年11月、施設のマネージャーがEメールを開くと、「エラちゃんに興味があります」という人から問い合わせが来ていたのだそう。
差出人はケイトリンさんという女性で、数か月前に愛犬のジョーくんを亡くし、ようやく新しい犬を迎える心の準備ができたとのことでした。
保護犬が付けていたバンダナは…
エラちゃんは恐怖心が強いため、打ち解けるまでには何度も面会する必要があるのだとか。
ところが初対面の瞬間、エラちゃんはためらうことなくケイトリンさんに歩み寄ったのです。
ケイトリンさんがなでても、エラちゃんは嫌がる様子を見せませんでした。
面会が終わる頃、スタッフはケイトリンさんがエラちゃんの首を見て涙目になっているのに気付きます。
そしてケイトリンさんはジョーくんの写真を取り出して、「エラが着けているのはジョーのバンダナです。ジョーが亡くなった時、彼のものを全部ここに寄付したの」といいました。
この時、エラちゃんが着けていたのは、写真の中のジョーくんが着けていたバンダナだったのです。
施設にいる20匹もの犬たちの中で、ジョーくんのバンダナを着けていたエラちゃん。
ケイトリンさんは「エラがジョーのお墨付きだと思いたいわ」と話し、エラちゃんは彼女の家族になったのです!
『アニマル・リソース・センター』がFacebookでこの出来事について報告すると、喜びの声が上がりました。
・私は今、号泣しています!なんて素敵な話なんでしょう。
・鳥肌がたった。ケイトリンさんとエラちゃんはこうなる運命だったんだね。
・ジョーくんがエラちゃんを選んでくれたようだ。
20匹の犬の中から、ケイトリンさんが選んだのが7年間も里親が決まらなかったエラちゃんだったこと。
知らない人を怖がる性格のエラちゃんが、なぜかケイトリンさんには最初から心を開いたこと。
そして…エラちゃんがジョーくんのバンダナを着けていたことから、この養子縁組は運命だったのではないかと思わされます。
もしかすると天国のジョーくんが「この子を家族にしてね」とエラちゃんを選んでくれたのかもしれませんね。
[文・構成/grape編集部]