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「え、無料なの?」飲み物がタダになる自販機、その条件とは?

By - grape編集部  公開:  更新:

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サントリー

多くの人が集まる会社では、仕事の話だけでなく雑談をする機会もあるでしょう。

長すぎる雑談は業務の妨げになりますが、逆にまったくコミュニケーションがないことも仕事の連携に支障が出る可能性があります。

自分が働きやすい環境を作るためにも、仕事仲間とは日頃から適度なコミュニケーションを取っておきたいですよね。

雑談のきっかけになる『あるもの』

普段、あまり関わらない人とコミュニケーションを取るには、共通の話題など何か『きっかけ』が欲しいもの。

とはいえ、いきなり食事に誘ったりするのはハードルが高いですよね。

そんな悩みを『あるもの』が解消してくれるといいます。

それは…自動販売機(以下、自販機)!

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※写真はイメージ

サントリー食品インターナショナル株式会社(以下、サントリー)が展開する『社長のおごり自販機』は、社員2人が、自販機の対象部分に2枚の社員証を同時にタッチすることで、それぞれ1本ずつ飲み物が会社負担で買えるという特別な自販機です。

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職場で雑談のきっかけをつくる自販機として、2021年に誕生して以降、福利厚生として導入する企業が右肩上がりに増加中。

『挨拶以上、食事未満』の気軽なコミュニケーションが生まれやすくなるとして注目を集めています。

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なぜ、『社長のおごり自販機』の導入がコミュニケーションの活性化につながるのでしょうか。

サントリーは、上智大学の言語教育研究センター教授で雑談研修者の清水崇文さんによる監修のもと、設置企業120社へのアンケート調査を実施。

調査の結果から『社長のおごり自販機』をきっかけに、雑談が生まれやすくなる5つの条件を見出しました。

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条件1『終わりの時間がよめる』

調査によると、『社長のおごり自販機』を使用した際の雑談時間は約3分でした。

誘う相手と自販機へ向かい、飲み物を受け取るまでで一区切りとなるので、ダラダラと続かない『腹三分目』の雑談ができるのです。

3分程度であれば、誘われたほうも応じやすいといえるでしょう!

条件2『ながら・ついで』

『社長のおごり自販機』により、『無料で飲み物がもらえる』という点も大きなメリット。

雑談は、無料で飲み物をもらいにいくついでなので、お互いに気張ることなく会話が生まれやすいのだとか。

条件3『共同作業』

『社長のおごり自販機』を利用するには、「一緒に自販機に向かい、社員証を同時にタッチする」という共同作業が必要。

一緒に何かをすることで、心理的距離が近くなり仲間意識が生まれやすくなるといいます。

条件4『目の前にある共通の話題』

『自販機』『飲み物』という共通の話題があることも、雑談を生まれやすくしているようです。

天気の話、景色の話などのように、2人で同時に認識できる対象について話すことは、相手との心理的距離を縮めるのに役立つのだとか。

条件5『適度な距離でヨコ並び』

『自販機まで移動しながら、横並びで話ができる』という点も理由の1つです。

関係性にもよりますが、正面同士で向かい合ったり、近い距離で会話したりすると、圧迫感を感じやすいもの。

自販機まで歩きながら、適度な距離を保ちつつ、横並びで会話することにより、お互いにリラックスした状態で話しやすいのだといいます。

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さまざまな人と気軽にコミュニケーションを取るには、終わる時間が読めることや、気負わずに話せる環境などが大切だと分かりました。

『社長のおごり自販機』は、これらの条件を生み出すのにぴったりのサービスですね!

調査で分かった『5条件』は、職場だけではなく日常でも役に立つシーンがありそうです。

普段なかなか話せない人とコミュニケーションを取りたい時には、意識してみてはいかがでしょうか。


[文・構成/grape編集部]

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